ー夏休み編ー悪と邪鬼・続
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「んな…感じかな。俺も話だけはきいてるけど深い事は知らない。」
俺は食後のカプチーノが冷めていたのに気がついたすこし、喋りすぎたかもしれない。
「悪い。ベラベラうるさかったな。」
「ううん、凄く勉強になったよ。」
「うんうん。悠はさすがだね。」
「ええ、ワタクシも融資をしてる一人デスが内情を詳しく知れて安心デスワ。」
デイジーが軽く手を叩くとメイドが俺たちの前に入れたてのカプチーノとエスプレッソ。それとデザートにカラタナとクリームリコッタが置いた。
俺は改めて聞いた。
「所でバスの中から気になってたんだけどこの人は?」
「紹介が遅れマシタワね。キリ。」
「はい、申し遅れました。小鳥遊様。私、クロケティア家に仕える。メイド長、朝露夜霧ともうします。以後、ヨロシクお願い致します。」
丁寧な挨拶に俺も頭を下げた。
アサツユは皆のカラタナにキャラメルソースをかけていく。
俺はクリームリコッタだけでも十分なんだが、折角なので残さず食べた。
瞬殺しそーに美味い。
「じゃあ、島についたら私たちも施設見学とかできるのかな。」
「たぶん大丈夫だぞ。まぁ、一般入場が許されてるエリアだけだろうけど」
コマリはそれだけでも楽しみだなっと笑顔になった。俺はつい見とれてしまう。今日のヘアピンは三日月のマークが着いている。
スズネがコホンと咳払いをしていった。
「海とかもいけるよね。」
「プライベートビーチもあるみたいだしそれは保証する。他にも色々名所があるみたいだし暇になることはないさ。」
「じ、じゃあ…悠が良かったら…一緒に遊ばない?ほら、ずっと鍛練し続けてたし息抜きも大事だよ。」
「そうだな…。あ、スズネお前って泳げるか?」
「人並みには平気だよ。」
「なら、よかった。優日に泳ぐの教える約束してたから海にいくときは付き合ってくれな。」
スズネは肩を落としてうなずいた。
なぜか、コマリさんは呆れたような顔をしてるし。
「さて、飯も食ったし。腹ごなしに散歩してくるよ。」
俺が立ち上がるとデイジーもアサツユを連れて何処かにいってしまった。
コマリとスズネはもう少しティーブレイクを楽しむらしいので、またあとでなといって食堂から甲板に出た。
ー船室ー
「……」
椅子にかけて足を机に投げ出しているカシワは天井を見上げていた。
船が揺れるとブーツの金具がキンキンっと鳴る。
「そぉかぁ…なるほどなぁなるほど。……あの。女は駒狸家の関係者だったか。どーりで似てるわ・け・だ」
「……」
「いや、利用できるかも知れないからなにもするな。下手に手を出すと鬼が何をするかわからねぇしな。」
「……」
「そうだ。引続き張り付いてろ……入れ。」
ノックの後に入ってきたのは金剛だった。
カシワの前に座って部屋の中を見渡す。
「誰かいたと思ってノックしたのに一人だったのか」
「まぁな。なにか用事か?」
「いや、昼飯の時見なかったからな。」
「ふん。……そうだ。お前暇ならコマリを呼び出してこれないか?」
カシワはなにも見てない目で金剛を見た。
考えが読めないのが怖い目だ。
俺は食後のカプチーノが冷めていたのに気がついたすこし、喋りすぎたかもしれない。
「悪い。ベラベラうるさかったな。」
「ううん、凄く勉強になったよ。」
「うんうん。悠はさすがだね。」
「ええ、ワタクシも融資をしてる一人デスが内情を詳しく知れて安心デスワ。」
デイジーが軽く手を叩くとメイドが俺たちの前に入れたてのカプチーノとエスプレッソ。それとデザートにカラタナとクリームリコッタが置いた。
俺は改めて聞いた。
「所でバスの中から気になってたんだけどこの人は?」
「紹介が遅れマシタワね。キリ。」
「はい、申し遅れました。小鳥遊様。私、クロケティア家に仕える。メイド長、朝露夜霧ともうします。以後、ヨロシクお願い致します。」
丁寧な挨拶に俺も頭を下げた。
アサツユは皆のカラタナにキャラメルソースをかけていく。
俺はクリームリコッタだけでも十分なんだが、折角なので残さず食べた。
瞬殺しそーに美味い。
「じゃあ、島についたら私たちも施設見学とかできるのかな。」
「たぶん大丈夫だぞ。まぁ、一般入場が許されてるエリアだけだろうけど」
コマリはそれだけでも楽しみだなっと笑顔になった。俺はつい見とれてしまう。今日のヘアピンは三日月のマークが着いている。
スズネがコホンと咳払いをしていった。
「海とかもいけるよね。」
「プライベートビーチもあるみたいだしそれは保証する。他にも色々名所があるみたいだし暇になることはないさ。」
「じ、じゃあ…悠が良かったら…一緒に遊ばない?ほら、ずっと鍛練し続けてたし息抜きも大事だよ。」
「そうだな…。あ、スズネお前って泳げるか?」
「人並みには平気だよ。」
「なら、よかった。優日に泳ぐの教える約束してたから海にいくときは付き合ってくれな。」
スズネは肩を落としてうなずいた。
なぜか、コマリさんは呆れたような顔をしてるし。
「さて、飯も食ったし。腹ごなしに散歩してくるよ。」
俺が立ち上がるとデイジーもアサツユを連れて何処かにいってしまった。
コマリとスズネはもう少しティーブレイクを楽しむらしいので、またあとでなといって食堂から甲板に出た。
ー船室ー
「……」
椅子にかけて足を机に投げ出しているカシワは天井を見上げていた。
船が揺れるとブーツの金具がキンキンっと鳴る。
「そぉかぁ…なるほどなぁなるほど。……あの。女は駒狸家の関係者だったか。どーりで似てるわ・け・だ」
「……」
「いや、利用できるかも知れないからなにもするな。下手に手を出すと鬼が何をするかわからねぇしな。」
「……」
「そうだ。引続き張り付いてろ……入れ。」
ノックの後に入ってきたのは金剛だった。
カシワの前に座って部屋の中を見渡す。
「誰かいたと思ってノックしたのに一人だったのか」
「まぁな。なにか用事か?」
「いや、昼飯の時見なかったからな。」
「ふん。……そうだ。お前暇ならコマリを呼び出してこれないか?」
カシワはなにも見てない目で金剛を見た。
考えが読めないのが怖い目だ。