ー夏休み編ー悪と邪鬼・続
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「はあぁぁっ!?悠と闘っただと!お前ら勝手に何してやがる!!」
俺の声は自然と大きくなっていて、目の前の二人を怒鳴りつけた場所がトレーニングルームだったので声が反響する。
黙ったままでいるシシマルに睨みを効かせるとバツが悪そうな顔をする。
イヌヅカがいった。
「まぁまぁ、そう怖い顔するなだぞと。ちゃんと理由は説明するぞと。」
話(言い訳)を聞いてやる事数分。
俺は自分のこめかみを押さえた。頭が痛くなる…。
もう少しマトモかと思っていたのにシシマルも癖のある奴だ…。
呆れて物が言えない俺の後ろで話を聞いていたデイジーがいった。
「それで勝敗はドウナリマシタの?」
俺はいった。
「お前…なに暢気なこと聞いてんだ…」
「暢気っと言ってもtimeは巻き戻りはシマセンワよ。それに…悠様はきっと気にして無いと思いマスワ。この件をネタに事をあらげようとはシナイでしょう。それどころか自分の中だけの話でオシマイにすると思いマスワ。」
確かにそれは俺も同じ考えだった、普通なら喧嘩を吹っ掛けたこっちが百パーセント悪い。
いくらルール無用の闘路とはいっても勝手にリーダー級に挑むのは相手の縄張りを荒らすのと一緒だ。
勝っても、敗けても問題が残るのが普通だが…悠は多分そんな風には考えないはずだ。
イヌヅカがまた、手をあげた。
「あのさ~、ちょっといいかだぞと。前から気になってたんだけど…なんで兄貴とかに挑むのがいけないんだぞと。」
俺は更に頭が痛くなってきた。
「お前…それ…マジに言ってるのか?」
「いやぁ、だって…俺らがいちいち相手を選んで喧嘩するなんて変だぞと。」
「あのなぁ…」
俺の声を遮るようにデイジーがいった。
「例えば…イヌヅカ様のBOSS。つまり、氷室様がいらっしゃいマスワよね?BOSSということはNo.1。並みならぬ実力があり…センヤ様やイヌヅカ様が慕うと同時に目指す目標でもアリマスワよね?」
デイジーはクルクルと俺たちの周りを歩きながら喋ってイヌヅカの顔を見る。
「そうだぞっと」
「No.2やNo.3がNo.1に挑戦するのはワカリマスワ。しかし、下位のランカーがいきなり氷室様に挑まれたらどう思いマス?」
「そりゃ…」
「マズイデスワよね?それまでに自分の実力で上がってきた他のランカーの顔に泥を塗る。イヌヅカ様が下位ランカーだったとして…いきなりそんなマネをシマスか?」
イヌヅカは首を左右に振った。
デイジーは催眠術でもかけるようにまた、クルクルと俺たちの周りを歩きながら話を続ける。
「そう。シマセンワ。仮にそういう出来事が起きても東口内部だけなら…どうにかすることも可能デスワ。しかし、これが他の場所となるとドーなりマス?例えば…東の下位ランカーがなんの断りも無く西口のKINGに闇討ちを仕掛けたらしたら…」
考えなくても分かる。
大問題だ。
向こうはやっきになってやり返して来るだろう。
仮に仕掛けた奴の独断だといっても下の者に教育が出来てないと此方の威厳は地に落ちる。
俺の声は自然と大きくなっていて、目の前の二人を怒鳴りつけた場所がトレーニングルームだったので声が反響する。
黙ったままでいるシシマルに睨みを効かせるとバツが悪そうな顔をする。
イヌヅカがいった。
「まぁまぁ、そう怖い顔するなだぞと。ちゃんと理由は説明するぞと。」
話(言い訳)を聞いてやる事数分。
俺は自分のこめかみを押さえた。頭が痛くなる…。
もう少しマトモかと思っていたのにシシマルも癖のある奴だ…。
呆れて物が言えない俺の後ろで話を聞いていたデイジーがいった。
「それで勝敗はドウナリマシタの?」
俺はいった。
「お前…なに暢気なこと聞いてんだ…」
「暢気っと言ってもtimeは巻き戻りはシマセンワよ。それに…悠様はきっと気にして無いと思いマスワ。この件をネタに事をあらげようとはシナイでしょう。それどころか自分の中だけの話でオシマイにすると思いマスワ。」
確かにそれは俺も同じ考えだった、普通なら喧嘩を吹っ掛けたこっちが百パーセント悪い。
いくらルール無用の闘路とはいっても勝手にリーダー級に挑むのは相手の縄張りを荒らすのと一緒だ。
勝っても、敗けても問題が残るのが普通だが…悠は多分そんな風には考えないはずだ。
イヌヅカがまた、手をあげた。
「あのさ~、ちょっといいかだぞと。前から気になってたんだけど…なんで兄貴とかに挑むのがいけないんだぞと。」
俺は更に頭が痛くなってきた。
「お前…それ…マジに言ってるのか?」
「いやぁ、だって…俺らがいちいち相手を選んで喧嘩するなんて変だぞと。」
「あのなぁ…」
俺の声を遮るようにデイジーがいった。
「例えば…イヌヅカ様のBOSS。つまり、氷室様がいらっしゃいマスワよね?BOSSということはNo.1。並みならぬ実力があり…センヤ様やイヌヅカ様が慕うと同時に目指す目標でもアリマスワよね?」
デイジーはクルクルと俺たちの周りを歩きながら喋ってイヌヅカの顔を見る。
「そうだぞっと」
「No.2やNo.3がNo.1に挑戦するのはワカリマスワ。しかし、下位のランカーがいきなり氷室様に挑まれたらどう思いマス?」
「そりゃ…」
「マズイデスワよね?それまでに自分の実力で上がってきた他のランカーの顔に泥を塗る。イヌヅカ様が下位ランカーだったとして…いきなりそんなマネをシマスか?」
イヌヅカは首を左右に振った。
デイジーは催眠術でもかけるようにまた、クルクルと俺たちの周りを歩きながら話を続ける。
「そう。シマセンワ。仮にそういう出来事が起きても東口内部だけなら…どうにかすることも可能デスワ。しかし、これが他の場所となるとドーなりマス?例えば…東の下位ランカーがなんの断りも無く西口のKINGに闇討ちを仕掛けたらしたら…」
考えなくても分かる。
大問題だ。
向こうはやっきになってやり返して来るだろう。
仮に仕掛けた奴の独断だといっても下の者に教育が出来てないと此方の威厳は地に落ちる。