ー夏休み編ー悪と邪鬼・続
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「この情報の正否は置いて……今回の旅行の発案者はあの小鳥遊柏だそうじゃないか。なら、少しどころか無茶をしても良い。どうせ、いま、この街に居ても大きな喧嘩は出来ないだろ。俺から言うのもなんだが…楽しんでこい。」
スズネがいった。
「あの…私は普通に旅行を楽しむつもりなんだけど…」
タカシさんは両手を軽く広げた。
わかってないなと言うようなポーズ。
「だから、言ってるだろ。楽しんでこい…と、別に俺はお前の色恋の邪魔をする気はない。ただ、どうせならたまには制限無く暴れてきたらどうだと…薦めているだけだ。例えば…悠に挑んでみるとかな…」
真夏につきたった氷柱の様な言葉に俺はぴくりっと反応した。
ただ、それはミヤヅカもエンジュも同じだった。
スズネだけは不服そうな顔をしている。
「だが、どうしても行きたくないのなら構わない。それを決めるのはお前ら参加組だ。本日は以上解散だ。」
タカシさんはホンゴウを連れてVIPルームから出ていった。
他のNo.sも出ていく中、俺らはどうするかとまだ話を続けた。
エンジュがいった。
足をテーブルの上に投げ出しソファーの背もたれに項垂れている。
「っーかよう、キングはあれか、俺らに小鳥遊を殺れってるのか?」
「ちょ!まつり、なに言い出…」
スズネが何かを言いかけたが珍しくミヤヅカが意見した。
「もし、タカシさんがそのつもりなら俺らにやらすわけ無いだろ。あの人が自分の獲物を他人に狩らせる訳がない。」
俺もミヤヅカと同じ考えだった。
今まで、勝手に悠に手を出すなと言っていた人がそう簡単に手放す訳がないしな。
「じゃあ、なんなんだよ。っうかミヤヅカ、テメェは結局行くのか?」
「命令だしな。」
エンジュはつまらなそうにいった。
「けっ、めーれーだからですかー。お前らは?」
スズネがいった。
「私は勿論いくよ。」
「お前は良いよ。なんか解ってたし。俺が聞いてんのはクレナイとカラスにだ。」
暑いのにいつもパーカ姿の禅は首を左右に振った。
エンジュの顔が険しくなる。
「俺は…遠慮…します。別件…が…ありますし…海は苦手…ですから…」
「参加に決まってるだろ。。俺は言われるまでもなく楽しむつもりだからな。千夜や戌ちゃんも来るんだし。」
エンジュが俺の顔を驚いたように見た。
何か変なこと言ったかな。
「そうか…。クレナイ、お前のが正解かもな。」
「どゆことだ?」
エンジュはくっくっと低く笑った。
悪役笑いの似合う奴だな。
「つまりだな。今この街じゃ、俺らNo.s級が堂々とあっち(東口)の奴等には喧嘩は売れねぇが…向こうでなら問題ねぇ。まさに楽しむって訳だな。」
「えー…」
不満そうな声をだすスズネを尻目にエンジュは満足そうに笑っていた。
ミヤヅカもどうやら満更では無いらしく頷いている。
どうやら、タカシさんの思惑道理に事が進んでるみたいだな…。
うーん……今夜にでも悠と少し話しといてみようかな…。
そういや…センヤや戌ちゃん達はどーしてっかな。
スズネがいった。
「あの…私は普通に旅行を楽しむつもりなんだけど…」
タカシさんは両手を軽く広げた。
わかってないなと言うようなポーズ。
「だから、言ってるだろ。楽しんでこい…と、別に俺はお前の色恋の邪魔をする気はない。ただ、どうせならたまには制限無く暴れてきたらどうだと…薦めているだけだ。例えば…悠に挑んでみるとかな…」
真夏につきたった氷柱の様な言葉に俺はぴくりっと反応した。
ただ、それはミヤヅカもエンジュも同じだった。
スズネだけは不服そうな顔をしている。
「だが、どうしても行きたくないのなら構わない。それを決めるのはお前ら参加組だ。本日は以上解散だ。」
タカシさんはホンゴウを連れてVIPルームから出ていった。
他のNo.sも出ていく中、俺らはどうするかとまだ話を続けた。
エンジュがいった。
足をテーブルの上に投げ出しソファーの背もたれに項垂れている。
「っーかよう、キングはあれか、俺らに小鳥遊を殺れってるのか?」
「ちょ!まつり、なに言い出…」
スズネが何かを言いかけたが珍しくミヤヅカが意見した。
「もし、タカシさんがそのつもりなら俺らにやらすわけ無いだろ。あの人が自分の獲物を他人に狩らせる訳がない。」
俺もミヤヅカと同じ考えだった。
今まで、勝手に悠に手を出すなと言っていた人がそう簡単に手放す訳がないしな。
「じゃあ、なんなんだよ。っうかミヤヅカ、テメェは結局行くのか?」
「命令だしな。」
エンジュはつまらなそうにいった。
「けっ、めーれーだからですかー。お前らは?」
スズネがいった。
「私は勿論いくよ。」
「お前は良いよ。なんか解ってたし。俺が聞いてんのはクレナイとカラスにだ。」
暑いのにいつもパーカ姿の禅は首を左右に振った。
エンジュの顔が険しくなる。
「俺は…遠慮…します。別件…が…ありますし…海は苦手…ですから…」
「参加に決まってるだろ。。俺は言われるまでもなく楽しむつもりだからな。千夜や戌ちゃんも来るんだし。」
エンジュが俺の顔を驚いたように見た。
何か変なこと言ったかな。
「そうか…。クレナイ、お前のが正解かもな。」
「どゆことだ?」
エンジュはくっくっと低く笑った。
悪役笑いの似合う奴だな。
「つまりだな。今この街じゃ、俺らNo.s級が堂々とあっち(東口)の奴等には喧嘩は売れねぇが…向こうでなら問題ねぇ。まさに楽しむって訳だな。」
「えー…」
不満そうな声をだすスズネを尻目にエンジュは満足そうに笑っていた。
ミヤヅカもどうやら満更では無いらしく頷いている。
どうやら、タカシさんの思惑道理に事が進んでるみたいだな…。
うーん……今夜にでも悠と少し話しといてみようかな…。
そういや…センヤや戌ちゃん達はどーしてっかな。