ー夏休み編ー悪と邪鬼・続
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「くっそ~ヤナギのジジイめ…。」
レイプ紛いの拷問(治療)を受けて家には帰りついた頃、時間は十一時を回っていた。
悔しいことに肩はほとんど痛くなくなってるし。
微妙にやりきれないない思いで文句をブッブッ言いながら俺は広間のドアを開けた。
「まぁ、資料は貰えたしよしとするか。」
身体は疲れてるがもうひと頑張りと思ってソファーに飛び込もうとしたけど急停止した。
「うおっと…」
危なかった…。
入口側からは見えなかったけど、ソファーにはマリオと一緒にコマリが眠っていた。
足を伸ばせば良いのに丸くなるように膝を曲げている。
この子は猫か?
「すぅ…すぅ…。」
俺はソッと起こさないように覗き込んだ無防備な寝顔だ。
「ふぅむ…。」
何て言うか女の子って感じだ。ゆったりとした感じの薄黄色のパジャマ。
右の胸にはタヌキのロゴマークが着いていて袖と裾が長いらしく何回か折り畳んである。
「……やっぱり…似てるな。」
このまま寝顔を堪能していたいが、風邪をひかしたらヤバイし毛布でも取りに行こうとしたら、コマリさんの目が開いた。
「んっ…?はれ…ゆう……くん?」
ホヤンと寝ぼけたように呟く小動物。
「あ、悪い。起こしたか。」
「…………ふわっ?!悠さん!お、お帰りなさい!」
ゴムで引っ張られたようにピンッと跳ね起きたコマリさん。
お腹の辺りで寝ていたマリオがズリリと床に落ちて迷惑そうに睨みながらトテトテと歩いていった。
「先に休んでいいっていったのに何でソファーで寝てるんだ?」
「は、はひ、悠くんが帰るまで起きてようとしてたんですが……ちょっと寝ちゃってました。」
まだちゃんとは目覚めきれてないらしくフワフワと頭が揺れてる。
それにして疲れてるだろうにもわざわざ待ってるとは…。
「…熟睡してたみたいだな。ヨダレ垂れてるよ。」
コマリさんは慌てながらゴシゴシと口元を拭う。
俺はケラケラと笑った。
「はひ!?ど、どこですか?」
「冗談だ。冗談。」
「……も、もう!ひどいです!」
頬を膨らませて上目づかいに睨んでくるコマリさん。タヌキ(小動物)みたいだ。
俺は悪いと言いながらポンッと頭を撫でた。
「もぅ……あれ、悠さんそれは?」
俺が持ってるファイルを興味ありそうな目で見つめる。
「ああ、これは生体電流の資料だ。ヤナギからもらってきた。」
「生体電流…ですか?」
「ちょっとな…。さて、俺は今から道場にこもるから。」
膝を叩いて立ち上がる俺。コマリさんがいった。
「今からですか?!」
「あぁ、色々試さないといけないからな。」
コマリさんが貸してくれた本と生体電流資料…それにさっきの実験。
上手くいけば明後日までには…完成するはずだ。
「あ、なら私もお手伝いします。」
「え、けど…」
「邪魔にならない様にします。それに…お手伝いっていってもジュース作るかマッサージくらいしかできないですけどね。」
「……わかった。お願いするよ。」
「はい♪」
俺は握手をして道場に向かった。
レイプ紛いの拷問(治療)を受けて家には帰りついた頃、時間は十一時を回っていた。
悔しいことに肩はほとんど痛くなくなってるし。
微妙にやりきれないない思いで文句をブッブッ言いながら俺は広間のドアを開けた。
「まぁ、資料は貰えたしよしとするか。」
身体は疲れてるがもうひと頑張りと思ってソファーに飛び込もうとしたけど急停止した。
「うおっと…」
危なかった…。
入口側からは見えなかったけど、ソファーにはマリオと一緒にコマリが眠っていた。
足を伸ばせば良いのに丸くなるように膝を曲げている。
この子は猫か?
「すぅ…すぅ…。」
俺はソッと起こさないように覗き込んだ無防備な寝顔だ。
「ふぅむ…。」
何て言うか女の子って感じだ。ゆったりとした感じの薄黄色のパジャマ。
右の胸にはタヌキのロゴマークが着いていて袖と裾が長いらしく何回か折り畳んである。
「……やっぱり…似てるな。」
このまま寝顔を堪能していたいが、風邪をひかしたらヤバイし毛布でも取りに行こうとしたら、コマリさんの目が開いた。
「んっ…?はれ…ゆう……くん?」
ホヤンと寝ぼけたように呟く小動物。
「あ、悪い。起こしたか。」
「…………ふわっ?!悠さん!お、お帰りなさい!」
ゴムで引っ張られたようにピンッと跳ね起きたコマリさん。
お腹の辺りで寝ていたマリオがズリリと床に落ちて迷惑そうに睨みながらトテトテと歩いていった。
「先に休んでいいっていったのに何でソファーで寝てるんだ?」
「は、はひ、悠くんが帰るまで起きてようとしてたんですが……ちょっと寝ちゃってました。」
まだちゃんとは目覚めきれてないらしくフワフワと頭が揺れてる。
それにして疲れてるだろうにもわざわざ待ってるとは…。
「…熟睡してたみたいだな。ヨダレ垂れてるよ。」
コマリさんは慌てながらゴシゴシと口元を拭う。
俺はケラケラと笑った。
「はひ!?ど、どこですか?」
「冗談だ。冗談。」
「……も、もう!ひどいです!」
頬を膨らませて上目づかいに睨んでくるコマリさん。タヌキ(小動物)みたいだ。
俺は悪いと言いながらポンッと頭を撫でた。
「もぅ……あれ、悠さんそれは?」
俺が持ってるファイルを興味ありそうな目で見つめる。
「ああ、これは生体電流の資料だ。ヤナギからもらってきた。」
「生体電流…ですか?」
「ちょっとな…。さて、俺は今から道場にこもるから。」
膝を叩いて立ち上がる俺。コマリさんがいった。
「今からですか?!」
「あぁ、色々試さないといけないからな。」
コマリさんが貸してくれた本と生体電流資料…それにさっきの実験。
上手くいけば明後日までには…完成するはずだ。
「あ、なら私もお手伝いします。」
「え、けど…」
「邪魔にならない様にします。それに…お手伝いっていってもジュース作るかマッサージくらいしかできないですけどね。」
「……わかった。お願いするよ。」
「はい♪」
俺は握手をして道場に向かった。