ー夏休み編ー悪と邪鬼
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「っと…それより、コマリさんは帰らなくていいのか?」
コマリはきょとんとした顔で俺を見る。
「え?」
「あー、すまん。ちょっと言い方が悪かった。俺を介抱してくれたのは本当に助かったよ。」
コマリは照れたように笑って返事をした。
純朴だ。
「けど、日が長いって言っても暗くなる。早めに帰った方がいいだろ。遠いなら送るぞ。」
すると、コマリは子犬が身震いするように首を左右に振っていった。
「だ、大丈夫です!わ、私今日からここに泊まりますから。」
殴られ過ぎて俺の耳はおかしくなったのかあり得ない言葉を聞いた気がする。
俺はいった。
「えーと…なんの冗談だ?」
「じょ、冗談なんかじゃないですよ。……宣言します。」
急に幼さも見えた表情がピシッとしまり。
真剣な顔つきになる。
俺は条件反射的に胡座を星座にただして聞いた。
「駒狸家次期当主、駒狸雷果は盟友小鳥遊家を改めて全力でサポートします。」
「……つまり?」
「はい。私に出来ることは指圧に針。マッサージとか……あとスタミナドリンクもつくれます。他にもえーと……す、少し待ってください!」
真剣な顔つきは一転して、バタバタと道場から出ていき。
廊下にでも置いてあったのか子どもが入りそうなくらいデカイ旅行鞄をもって走ってくる。
「えーと、駒狸家の伝書に、身体作りの基礎本に他にもその……お手伝い出来ることはなんでもしますから、なんでも言ってください。」
旅行鞄からは用途不明の器具(?)や大量の本が出てくる。
トレーニング本はわかるが…よくよく見れば野球やサッカーなどちょっと路線の違う本もたくさんある。
俺は弧狸駒狸書(こりこまりしょ)とタイトルのついたかなり古い本を手に取りペラペラと捲っていきながらいった。
「なんでも頼んでいいのか?」
コマリは胸をはっていった。
「はい。もちろん!悠君が寝てる間に秋宵月さんから電話でしっかり頼むと言われましたから!」
「つまり、まおの変わりに色々やってくれるんだな?」
「はい!」
コマリは元気よくあごを胸にうずめるように首を振った。
俺は上着を脱いでいった。
「じゃあ…俺の上に乗ってくれ。」
「はい!……って、ええぇ!?」
数分後、俺とコマリしかいない道場はギッ…ギッ…という音に包まれた。
「や、…悠君…す、凄い…」
上下にピストン運動をするたびにコマリの声が俺の上で震える。
俺は動きを止めずにいった。
「んっ…ふっ…はっ…もう少しスピードあげるぞ。」
コマリは落ちないように俺の肩に手を置いて言った。
「は、はい…。け、けど…凄いですね。私、背中に乗せて腕立て伏せできるなんて。」
「ふっ…ふっ…はっ…ふっ…余裕だ。」
「そうですか……あ、あのー」
「ふっ…ふっはっ…なんだ。」
「その……私重く無いですか?」
「ふっ…はっ…ふっふっ…全然。はっ…むしろ、軽すぎ。もう少し食った方がいいと思うぞ。」
「あ、ありがとうございます…」
コマリはきょとんとした顔で俺を見る。
「え?」
「あー、すまん。ちょっと言い方が悪かった。俺を介抱してくれたのは本当に助かったよ。」
コマリは照れたように笑って返事をした。
純朴だ。
「けど、日が長いって言っても暗くなる。早めに帰った方がいいだろ。遠いなら送るぞ。」
すると、コマリは子犬が身震いするように首を左右に振っていった。
「だ、大丈夫です!わ、私今日からここに泊まりますから。」
殴られ過ぎて俺の耳はおかしくなったのかあり得ない言葉を聞いた気がする。
俺はいった。
「えーと…なんの冗談だ?」
「じょ、冗談なんかじゃないですよ。……宣言します。」
急に幼さも見えた表情がピシッとしまり。
真剣な顔つきになる。
俺は条件反射的に胡座を星座にただして聞いた。
「駒狸家次期当主、駒狸雷果は盟友小鳥遊家を改めて全力でサポートします。」
「……つまり?」
「はい。私に出来ることは指圧に針。マッサージとか……あとスタミナドリンクもつくれます。他にもえーと……す、少し待ってください!」
真剣な顔つきは一転して、バタバタと道場から出ていき。
廊下にでも置いてあったのか子どもが入りそうなくらいデカイ旅行鞄をもって走ってくる。
「えーと、駒狸家の伝書に、身体作りの基礎本に他にもその……お手伝い出来ることはなんでもしますから、なんでも言ってください。」
旅行鞄からは用途不明の器具(?)や大量の本が出てくる。
トレーニング本はわかるが…よくよく見れば野球やサッカーなどちょっと路線の違う本もたくさんある。
俺は弧狸駒狸書(こりこまりしょ)とタイトルのついたかなり古い本を手に取りペラペラと捲っていきながらいった。
「なんでも頼んでいいのか?」
コマリは胸をはっていった。
「はい。もちろん!悠君が寝てる間に秋宵月さんから電話でしっかり頼むと言われましたから!」
「つまり、まおの変わりに色々やってくれるんだな?」
「はい!」
コマリは元気よくあごを胸にうずめるように首を振った。
俺は上着を脱いでいった。
「じゃあ…俺の上に乗ってくれ。」
「はい!……って、ええぇ!?」
数分後、俺とコマリしかいない道場はギッ…ギッ…という音に包まれた。
「や、…悠君…す、凄い…」
上下にピストン運動をするたびにコマリの声が俺の上で震える。
俺は動きを止めずにいった。
「んっ…ふっ…はっ…もう少しスピードあげるぞ。」
コマリは落ちないように俺の肩に手を置いて言った。
「は、はい…。け、けど…凄いですね。私、背中に乗せて腕立て伏せできるなんて。」
「ふっ…ふっ…はっ…ふっ…余裕だ。」
「そうですか……あ、あのー」
「ふっ…ふっはっ…なんだ。」
「その……私重く無いですか?」
「ふっ…はっ…ふっふっ…全然。はっ…むしろ、軽すぎ。もう少し食った方がいいと思うぞ。」
「あ、ありがとうございます…」