ー夏休み編ー悪と邪鬼
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案内された場所は予想外のところだった。
いや、驚いたのは場所だけでなく今目の前にいる人もなんだけど。
「じゃ…合同練習始めるぞ…なの」
「はっはっは。今日はビシバシいくぜぇ。亮。それとオサゲの兄ちゃん。」
ボウズ頭に胴着姿中年のオッサンは大笑いする。
ただ…勿論普通のオッサンじゃなく、俺でも知ってる戦神とも呼ばれる坂神羅漢その人だ。
ー拳神会道場ー
「あ、あの館長1つ…というかいくつか質問いいですか?」
「あ?どしたよ、亮。」
「いや、なんで秋宵月ちゃんと紅君が居るんです?」
俺の疑問を岡崎くんが変わりに聞いてくれた。
「あぁ、秋宵月家(四季家)とは昔から付き合いがあってな。お前の話をしたら一度見てくれるっていってくれてよぉ。変わりに俺ぁも面倒みるって言ったんだ。ただ、弥一の孫連れてくると思ってたら、別の弟子を連れてきたのは驚いたがな。」
「まだ、弟子じゃない…なの。」
「は、はぁ…」
「ま、俺は修行つけてくれんなら何でもいいけど。」
軽く身体を動かしてると、羅漢のおっちゃんが大笑いしながら俺の肩を叩いてきた。
「はっはっは。若ぇのいい意気込みじゃねぇか。ガタイもなかなか鍛えてんな。」
「いやぁ、どうも、恐縮っす。」
「とりあえず…亮。お前この兄ちゃんとやってみろや。」
羅漢のおっちゃんは俺と岡崎くんを闘わせようと、背中を押す。
俺は別に問題無かったし、すぐにOKサインをだして構えをとった。
初めてやる相手ってのはいつも誰でもワクワクするよな。
「館長が言うなら…やりますけど…。」
岡崎くんはしぶしぶながら俺の前に立つ。
両足を軽く開いて、右手を前に左手を胸元においた。
空手(俺はよくわからない)の構えをとる。
「ふっ~…よし。」
「OK、いくぜ。」
俺は言い終わると同時に右拳を打った。
顔面へ勢いよく伸びていく。
「ふっ」
岡崎くんは小さく息を吐きながら、右手をピンッと伸ばした。
俺の拳が交差するとき手首の辺りに手の甲を当てて簡単に払い退けた。
不思議だった。
今まで受けられたり、掴まれたりしたことはあったが回されたのは初めてだ。
「うぉ?」
「破ぁ!」
半円を描くように俺の拳は明後日の方向に流され。
岡崎くんの左拳が顎を打った。
奥歯と頭の奥にガギャンと音が響き…鈍い痛みが来た。
「っのぉ!」
俺は左足を踏み出し、横腹を蹴飛ばした。
蹴りには対応しきれなかったらしく、つま先がしっかりと脇腹につきささった。
岡崎くんの表情が苦くゆがむ。
「う゛っ…」
「まだだぜ!」
パァン!
俺は左拳を内側かは外へ打ち出すように裏拳で岡崎くんの右ほほを打った。
「くっ…」
ズサッ…
岡崎くんは滑るように左に飛び持ち直す。
「おぉ。やるね。」
俺の裏拳が当たるとっさで下がってダメージを最小限にした。
反応がいい。
いや、驚いたのは場所だけでなく今目の前にいる人もなんだけど。
「じゃ…合同練習始めるぞ…なの」
「はっはっは。今日はビシバシいくぜぇ。亮。それとオサゲの兄ちゃん。」
ボウズ頭に胴着姿中年のオッサンは大笑いする。
ただ…勿論普通のオッサンじゃなく、俺でも知ってる戦神とも呼ばれる坂神羅漢その人だ。
ー拳神会道場ー
「あ、あの館長1つ…というかいくつか質問いいですか?」
「あ?どしたよ、亮。」
「いや、なんで秋宵月ちゃんと紅君が居るんです?」
俺の疑問を岡崎くんが変わりに聞いてくれた。
「あぁ、秋宵月家(四季家)とは昔から付き合いがあってな。お前の話をしたら一度見てくれるっていってくれてよぉ。変わりに俺ぁも面倒みるって言ったんだ。ただ、弥一の孫連れてくると思ってたら、別の弟子を連れてきたのは驚いたがな。」
「まだ、弟子じゃない…なの。」
「は、はぁ…」
「ま、俺は修行つけてくれんなら何でもいいけど。」
軽く身体を動かしてると、羅漢のおっちゃんが大笑いしながら俺の肩を叩いてきた。
「はっはっは。若ぇのいい意気込みじゃねぇか。ガタイもなかなか鍛えてんな。」
「いやぁ、どうも、恐縮っす。」
「とりあえず…亮。お前この兄ちゃんとやってみろや。」
羅漢のおっちゃんは俺と岡崎くんを闘わせようと、背中を押す。
俺は別に問題無かったし、すぐにOKサインをだして構えをとった。
初めてやる相手ってのはいつも誰でもワクワクするよな。
「館長が言うなら…やりますけど…。」
岡崎くんはしぶしぶながら俺の前に立つ。
両足を軽く開いて、右手を前に左手を胸元においた。
空手(俺はよくわからない)の構えをとる。
「ふっ~…よし。」
「OK、いくぜ。」
俺は言い終わると同時に右拳を打った。
顔面へ勢いよく伸びていく。
「ふっ」
岡崎くんは小さく息を吐きながら、右手をピンッと伸ばした。
俺の拳が交差するとき手首の辺りに手の甲を当てて簡単に払い退けた。
不思議だった。
今まで受けられたり、掴まれたりしたことはあったが回されたのは初めてだ。
「うぉ?」
「破ぁ!」
半円を描くように俺の拳は明後日の方向に流され。
岡崎くんの左拳が顎を打った。
奥歯と頭の奥にガギャンと音が響き…鈍い痛みが来た。
「っのぉ!」
俺は左足を踏み出し、横腹を蹴飛ばした。
蹴りには対応しきれなかったらしく、つま先がしっかりと脇腹につきささった。
岡崎くんの表情が苦くゆがむ。
「う゛っ…」
「まだだぜ!」
パァン!
俺は左拳を内側かは外へ打ち出すように裏拳で岡崎くんの右ほほを打った。
「くっ…」
ズサッ…
岡崎くんは滑るように左に飛び持ち直す。
「おぉ。やるね。」
俺の裏拳が当たるとっさで下がってダメージを最小限にした。
反応がいい。