ー夏休み編ー悪と邪鬼
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「他にも突っ込んで来た車に轢き殺されかけたが、逆に車をひっくり返したとか…事実かどうかは知らないが、伊達じゃ無いんだよアイツの両腕は…」
ラヴリークラッシャー
ダブリークラッシャー
でもなく本当は…
【双拳】ダブルクラッシャー【破壊】なんだけどな。
「どーゆ鍛えかたしたらそうなんだ?」
「さぁ、アイツは流派もないし。武術家じゃない…しいて言えばケンカ殺法無手勝流。…最強のド素人。」
「へぇ~それで…悠とどっちが強いんだ?」
紅は目の色を変えて質問してきた。わかりやすい奴。
「ふふ、さぁなぁ~。中学とき唯一喧嘩ふっかけなかったのが拳二だしな~。俺より、崇のがいい勝負になるかもな。アイツラ似てるし。」
最強の喧嘩師
VS
最強のド素人
悪くないカードだ。
けど、たぶんそれが実現したら洒落にならない。
「似てるか?」
「見た目やは全然違うぞ。それこそ美と醜だ。似てるのは中身、ステゴロのタイマン主義で天性の喧嘩屋。」
「ああ~。なるほど。それで、どっちが強いとおもうよ?俺は100%崇さんだけど。」
俺は笑って答えた。
「そうさなぁ。俺は崇の喧嘩みたことないからなんとも言えないな。」
「また、はぐらかしかよ。」
「にひひ。ちょっとトイレ借りるぜ。」
立ち上がると廊下に出て突き当たりと教えてくれた。
…………
ー廊下ー
スッキリして、紅の部屋に戻る途中。何気なく携帯を開くと十時半過ぎ。
わりと時間はたってない。
「まだ、こんな時間か。」
もう一回コンビニでも行って何か買って来ようかと考えていると、背中に何か気配を感じて俺は振り返った。
「皇く~ん。ただいまぁ~」
柔らかい物に塞がれて目の前が真っ暗になった。
すごく酒臭い…
「わぷっ?!」
後頭部の辺りを抱きしめられて、頭を撫で回される。
「むぐぐ…」
離して貰おうと腕をタップするが全く無視されている。
「お~よしよし~。…ってあれ?皇くん縮んだ?」
「廊下の真ん中でなにしてるの、邪魔でしょ。」
女の声が増えた。
後ろから聞こえる分。
「あ、お姉もいまかえり?」
「えぇ。それで貴女はなにしてるの?」
俺を抱き締めてる方はなんか活発的な声で後ろの声は冷静っか冷たい感じの声。
「あたしは皇くんにハグしてるのです。」
いっそう腕の力が強くなる。非常に息苦しい…
「むぐむぐぅ~」
「とにかく、廊下の真ん中で溜まらないで邪魔。」
「ほら~お姉も遠慮せず、皇くんをハグしなよ。」
「話を聞きなさい!」
俺を挟んで二人がちぐはくな言い合いをしてるとガチャリと扉が開く音がした。
紅の声が聞こえる。
「なんだ、騒がしいと思ったら姉貴達帰ったんだ。」
「あ、皇くん。ただいま~。」
「皇……じゃぁ、これは誰?」
服の襟首の辺りを引っ張られて俺はスリパーホールドもとい、抱き締めからひっぺがされた。
ラヴリークラッシャー
ダブリークラッシャー
でもなく本当は…
【双拳】ダブルクラッシャー【破壊】なんだけどな。
「どーゆ鍛えかたしたらそうなんだ?」
「さぁ、アイツは流派もないし。武術家じゃない…しいて言えばケンカ殺法無手勝流。…最強のド素人。」
「へぇ~それで…悠とどっちが強いんだ?」
紅は目の色を変えて質問してきた。わかりやすい奴。
「ふふ、さぁなぁ~。中学とき唯一喧嘩ふっかけなかったのが拳二だしな~。俺より、崇のがいい勝負になるかもな。アイツラ似てるし。」
最強の喧嘩師
VS
最強のド素人
悪くないカードだ。
けど、たぶんそれが実現したら洒落にならない。
「似てるか?」
「見た目やは全然違うぞ。それこそ美と醜だ。似てるのは中身、ステゴロのタイマン主義で天性の喧嘩屋。」
「ああ~。なるほど。それで、どっちが強いとおもうよ?俺は100%崇さんだけど。」
俺は笑って答えた。
「そうさなぁ。俺は崇の喧嘩みたことないからなんとも言えないな。」
「また、はぐらかしかよ。」
「にひひ。ちょっとトイレ借りるぜ。」
立ち上がると廊下に出て突き当たりと教えてくれた。
…………
ー廊下ー
スッキリして、紅の部屋に戻る途中。何気なく携帯を開くと十時半過ぎ。
わりと時間はたってない。
「まだ、こんな時間か。」
もう一回コンビニでも行って何か買って来ようかと考えていると、背中に何か気配を感じて俺は振り返った。
「皇く~ん。ただいまぁ~」
柔らかい物に塞がれて目の前が真っ暗になった。
すごく酒臭い…
「わぷっ?!」
後頭部の辺りを抱きしめられて、頭を撫で回される。
「むぐぐ…」
離して貰おうと腕をタップするが全く無視されている。
「お~よしよし~。…ってあれ?皇くん縮んだ?」
「廊下の真ん中でなにしてるの、邪魔でしょ。」
女の声が増えた。
後ろから聞こえる分。
「あ、お姉もいまかえり?」
「えぇ。それで貴女はなにしてるの?」
俺を抱き締めてる方はなんか活発的な声で後ろの声は冷静っか冷たい感じの声。
「あたしは皇くんにハグしてるのです。」
いっそう腕の力が強くなる。非常に息苦しい…
「むぐむぐぅ~」
「とにかく、廊下の真ん中で溜まらないで邪魔。」
「ほら~お姉も遠慮せず、皇くんをハグしなよ。」
「話を聞きなさい!」
俺を挟んで二人がちぐはくな言い合いをしてるとガチャリと扉が開く音がした。
紅の声が聞こえる。
「なんだ、騒がしいと思ったら姉貴達帰ったんだ。」
「あ、皇くん。ただいま~。」
「皇……じゃぁ、これは誰?」
服の襟首の辺りを引っ張られて俺はスリパーホールドもとい、抱き締めからひっぺがされた。