ー夏休み編ー悪と邪鬼
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「紅、知り合いか?」
俺は談笑中の紅に話しかけた。
「あぁ。紹介するよ。中学ん時のクラスメートだ。」
「ども、神崎獅子丸っていいます。」
獅子丸は右手を差し出してくる。
俺は迷わずその手を握り返した。
「獅子丸か、いい名前だな。俺は小鳥遊悠だ。よろしく。」
自己紹介をしたら獅子丸はにっこりと笑った。
「よぉく、知ってるよ。小鳥遊悠の噂は色々聞いてからな、学生やりながら池袋や秋葉原のトラブルシューターなんだってな。」
「いや…」
俺は否定しようと思うと紅が割り込むように話した。
「そうだぜ。腕もたつし頭も切れる。面白い奴。」
「勝手を言うな。」
紅の後頭部をパコンっと叩いた。
「お前ら良いコンビだな。」
「まぁ仲はいいかな。」
そこは肯定した。
「あ、そうだ。皇、おくにリリがいるぞ。」
「アイツも暇だな。ま、顔見せとくか。」
紅はそう言うと雑誌コーナーの方に行く。
俺も何となく後を追う獅子丸は小さく呟いた。
「悠…また、近いうちにな…。」
「お、いた。おーい。リリ。」
「へ?あー!こー。こんばんわぁ。」
頭にハロウィンで被りそうな魔女帽子をのっけた少女が元気よく手を振って紅に近づいていく。
そして、何もないのに蹴躓いて前倒れになった。
「「おっと。」」
俺は左肩を、紅は右肩を掴んでぶっ倒れるのを防いでやった。
非常に軽く少女は宙に浮いてる。
「あわわわ、ありがとうございます。こー、と……誰です?」
少女は俺を見上げる。
「小鳥遊悠だ。」
「たーですか。ありがとうございます。」
浮いたまま少女はペコンと頭を下げた。同時に帽子が落っこちかけて、俺はそれをキャッチして戻してやる。
どうでもいいけど、いきなり変わったあだ名をつけられた。
「いえいえ。どういたしまして。」
「これは、これは、ごていねいにありがとうございます。」
また、頭を下げて帽子が落っこちかける。
かなり頭が暖かい子のようだ。
永続的に続きそうなのでとりあえず下におろしてやった。
「紹介するな、小西梨里杏(こにしりりあん)。こいつも中学の時のダチで今は同じ高校だ。」
「皆さんからはリリと呼ばれてます。」
「へぇ…っか本当に高校生なのか?」
見たところ身長はかなり小さい。
更に紅と並ぶと子供と大人だ。
「まー、ちんちくりんだけど、高校生だ。」
「はぅ!こーにちんちくりんと呼ばれました。」
リリはガンッ!とショックを受けてポカポカと紅の腰の辺りを叩いてる。
「ま、俺の知り合いにもちっこいのは居るしな。それにしてもなかなか可愛い娘じゃないか幸せにしてやれよ。紅。」
「は、はうっ?!そ、そんな、まだ、デートもしてないのに…じゃなくて、まだお付き合いも…」
リリは嬉しそうな困ったような顔を真っ赤にしてもじもじする。
「悠あんまりリリをからかうなよ。」
「はは、悪い悪い。」
「はぅっ!冗談ですか!」
「冗談だ。紅は俺の嫁だからな。」
「はうぅ!!予想外の展開です。こーとたーは結婚してたですか!」
「もちろん、これも冗談だけどな。」
「はうっ!また、もてあそばれましたぁ!」
リリは実に面白い。
からかいがいもあるしノリも良くなかなかのリアクションをとる。
俺は談笑中の紅に話しかけた。
「あぁ。紹介するよ。中学ん時のクラスメートだ。」
「ども、神崎獅子丸っていいます。」
獅子丸は右手を差し出してくる。
俺は迷わずその手を握り返した。
「獅子丸か、いい名前だな。俺は小鳥遊悠だ。よろしく。」
自己紹介をしたら獅子丸はにっこりと笑った。
「よぉく、知ってるよ。小鳥遊悠の噂は色々聞いてからな、学生やりながら池袋や秋葉原のトラブルシューターなんだってな。」
「いや…」
俺は否定しようと思うと紅が割り込むように話した。
「そうだぜ。腕もたつし頭も切れる。面白い奴。」
「勝手を言うな。」
紅の後頭部をパコンっと叩いた。
「お前ら良いコンビだな。」
「まぁ仲はいいかな。」
そこは肯定した。
「あ、そうだ。皇、おくにリリがいるぞ。」
「アイツも暇だな。ま、顔見せとくか。」
紅はそう言うと雑誌コーナーの方に行く。
俺も何となく後を追う獅子丸は小さく呟いた。
「悠…また、近いうちにな…。」
「お、いた。おーい。リリ。」
「へ?あー!こー。こんばんわぁ。」
頭にハロウィンで被りそうな魔女帽子をのっけた少女が元気よく手を振って紅に近づいていく。
そして、何もないのに蹴躓いて前倒れになった。
「「おっと。」」
俺は左肩を、紅は右肩を掴んでぶっ倒れるのを防いでやった。
非常に軽く少女は宙に浮いてる。
「あわわわ、ありがとうございます。こー、と……誰です?」
少女は俺を見上げる。
「小鳥遊悠だ。」
「たーですか。ありがとうございます。」
浮いたまま少女はペコンと頭を下げた。同時に帽子が落っこちかけて、俺はそれをキャッチして戻してやる。
どうでもいいけど、いきなり変わったあだ名をつけられた。
「いえいえ。どういたしまして。」
「これは、これは、ごていねいにありがとうございます。」
また、頭を下げて帽子が落っこちかける。
かなり頭が暖かい子のようだ。
永続的に続きそうなのでとりあえず下におろしてやった。
「紹介するな、小西梨里杏(こにしりりあん)。こいつも中学の時のダチで今は同じ高校だ。」
「皆さんからはリリと呼ばれてます。」
「へぇ…っか本当に高校生なのか?」
見たところ身長はかなり小さい。
更に紅と並ぶと子供と大人だ。
「まー、ちんちくりんだけど、高校生だ。」
「はぅ!こーにちんちくりんと呼ばれました。」
リリはガンッ!とショックを受けてポカポカと紅の腰の辺りを叩いてる。
「ま、俺の知り合いにもちっこいのは居るしな。それにしてもなかなか可愛い娘じゃないか幸せにしてやれよ。紅。」
「は、はうっ?!そ、そんな、まだ、デートもしてないのに…じゃなくて、まだお付き合いも…」
リリは嬉しそうな困ったような顔を真っ赤にしてもじもじする。
「悠あんまりリリをからかうなよ。」
「はは、悪い悪い。」
「はぅっ!冗談ですか!」
「冗談だ。紅は俺の嫁だからな。」
「はうぅ!!予想外の展開です。こーとたーは結婚してたですか!」
「もちろん、これも冗談だけどな。」
「はうっ!また、もてあそばれましたぁ!」
リリは実に面白い。
からかいがいもあるしノリも良くなかなかのリアクションをとる。