ー夏休み編ー悪と邪鬼
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「じゃ…歌うぞ~って…何だ、お前らその目は。」
三人は何故か、何考えてるか解らん奴を見る目で俺を見ている。
「いや、気にせず。歌ってくれ。」
「すげー気にな…」
~♪~♪~♪
言いかけたところでイントロが始まった。
紅が勝手にスタートしたのだろう。
「っ……ヒラリ、ヒラリと舞遊ぶ様に姿見せたアゲハ蝶~♪」
曲はポルノのアゲハ蝶。
多分、俺が歌える曲の中ではこれが一番マシなはずだった。
自慢じゃ無いが俺は教科書や財布を忘れてもiポッドは絶対に肌身離さないし、アゲハ蝶は1日に10回以上は聞く。
まぁ、だからって歌が上手い訳じゃないけどな。
「~~出来たら愛してくださっい…僕の方で羽を休めておくれぇ…♪」
なんとか…間奏した。
ワンテンポ置いて拍手が鳴った。
俺はブイサインで笑った。
余裕?
はは、違うな歌ってる間中誰の顔も見れなかったさ。
「じゃ、次俺いくな。」
「おぅ、いけ。」
紅とハイタッチしながら入れ変わる。
ドサッと広くは無いソファーに座り。
俺は冷たい烏龍茶をストローを使わずにがぶ飲みした。
この喉の乾き方はある意味鍛練中以上だ。
「相変わらず上手いな。」
「やめれぃ。」
ハニートーストを食べながら亮は俺をからかう。
このなんちゃって甘党め。
「なんだ、一口食うか?」
亮は俺がハニートーストを見ていたのを欲しいと勘違いしたようだ。
「……耳だけくれ。」
「満ち足りた月の世に…」
ハニートーストの耳をかじっていると紅の歌が始まった。
しかも、割りと上手い。
遊び場所にここを選ぶだけの自信は本物だったようだ。
「なんの曲だ?」
「ジャパハリの烈の瞬だな。」
答えたのは以外にも千夜だった。
「千夜って歌とか聞くのか?」
「少しはな。」
「じゃ次歌ってくれよ。」
「………下手だからな。」
これまた意外。
歌うか!とか言われると思ったのに。
「……まさに、その時、風となーーるぅー♪」
話してる内に紅が歌い終わった。
「お疲れ、良かったぜ。」
「おう。」
紅は戻りながらペシペシっと俺、亮と手を叩いていくが千夜は無視した。
「千夜、千夜。」
紅は千夜の隣で手を構えて待っている。
「…っち」
パシッ!
千夜は舌打ちをしてタッチした。
すると満足したように紅は隣に座ってカタログに手を伸ばす。
紅のさらりと空気を読んだりする、ところは、ある意味流石と思う。
なんでコイツに女の影がないのかが不思議だ。
「……」
千夜は紅の肩を掴んで立ち、交代で歌い始めた。
俺には歌った曲が何なのか解らなかったが洋楽だった。
バスドラムとエレクトリックベースが響くロックなやつ。
千夜は多分うまい部類に入る。
喧嘩が趣味じゃなかったらバンドをやったら良いのにと思ったりもしたが言えば絶対怒るので言わなかった。
三人は何故か、何考えてるか解らん奴を見る目で俺を見ている。
「いや、気にせず。歌ってくれ。」
「すげー気にな…」
~♪~♪~♪
言いかけたところでイントロが始まった。
紅が勝手にスタートしたのだろう。
「っ……ヒラリ、ヒラリと舞遊ぶ様に姿見せたアゲハ蝶~♪」
曲はポルノのアゲハ蝶。
多分、俺が歌える曲の中ではこれが一番マシなはずだった。
自慢じゃ無いが俺は教科書や財布を忘れてもiポッドは絶対に肌身離さないし、アゲハ蝶は1日に10回以上は聞く。
まぁ、だからって歌が上手い訳じゃないけどな。
「~~出来たら愛してくださっい…僕の方で羽を休めておくれぇ…♪」
なんとか…間奏した。
ワンテンポ置いて拍手が鳴った。
俺はブイサインで笑った。
余裕?
はは、違うな歌ってる間中誰の顔も見れなかったさ。
「じゃ、次俺いくな。」
「おぅ、いけ。」
紅とハイタッチしながら入れ変わる。
ドサッと広くは無いソファーに座り。
俺は冷たい烏龍茶をストローを使わずにがぶ飲みした。
この喉の乾き方はある意味鍛練中以上だ。
「相変わらず上手いな。」
「やめれぃ。」
ハニートーストを食べながら亮は俺をからかう。
このなんちゃって甘党め。
「なんだ、一口食うか?」
亮は俺がハニートーストを見ていたのを欲しいと勘違いしたようだ。
「……耳だけくれ。」
「満ち足りた月の世に…」
ハニートーストの耳をかじっていると紅の歌が始まった。
しかも、割りと上手い。
遊び場所にここを選ぶだけの自信は本物だったようだ。
「なんの曲だ?」
「ジャパハリの烈の瞬だな。」
答えたのは以外にも千夜だった。
「千夜って歌とか聞くのか?」
「少しはな。」
「じゃ次歌ってくれよ。」
「………下手だからな。」
これまた意外。
歌うか!とか言われると思ったのに。
「……まさに、その時、風となーーるぅー♪」
話してる内に紅が歌い終わった。
「お疲れ、良かったぜ。」
「おう。」
紅は戻りながらペシペシっと俺、亮と手を叩いていくが千夜は無視した。
「千夜、千夜。」
紅は千夜の隣で手を構えて待っている。
「…っち」
パシッ!
千夜は舌打ちをしてタッチした。
すると満足したように紅は隣に座ってカタログに手を伸ばす。
紅のさらりと空気を読んだりする、ところは、ある意味流石と思う。
なんでコイツに女の影がないのかが不思議だ。
「……」
千夜は紅の肩を掴んで立ち、交代で歌い始めた。
俺には歌った曲が何なのか解らなかったが洋楽だった。
バスドラムとエレクトリックベースが響くロックなやつ。
千夜は多分うまい部類に入る。
喧嘩が趣味じゃなかったらバンドをやったら良いのにと思ったりもしたが言えば絶対怒るので言わなかった。