ー夏休み編ー悪と邪鬼
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ー池袋駅近くー
夜でも明るい池袋。
東京はむしろ夜が本当の顔なのだ。
夜しか開かない美味しい料理屋。ちょっと汚くも小粋な飲み屋。
色っぽい姉ちゃんのキャッチ。違法賭博の店。
表沙汰にできない物の取引。
白も黒も有るが俺は、この街が大好きだ。
「よし、何処いく皆の衆。」
俺は右、左と向いて質問した。
ならびは俺の右に紅、左に千夜、次いで亮だ。
「何処へっていきなり言われても…なぁ?」
亮は千夜を見る。
「お前が連れ出したんだ、お前が決めろ。」
千夜は動きにくそうに歩きながら言う。超不機嫌。
「スバリ、言うが本屋かゲーセンしかあてがない。だから、他の人頼む。」
俺は胸をはった。
「…帰る。」
千夜はまるで反磁石の様に進行方向と真反対に向く。
「お、おい。待てって!くれちゃん!くれちゃんは何処かないか!」
「くれちゃんが決めていいのか?」
紅はノリがいいので自分に指をさして笑う。
俺は千夜を捕まえながらコクコクとうなずく。
「じゃ、着いてから文句は無しな。」
意外にもと言うと失礼だが。
どうやら、あてが有るらしく紅は先頭をきって歩いていく。
俺らは、その後についていく。
…………
「……まさか、こうなるとは思わなかったぜぃ。」
俺の声が反響する。
「着いてから文句は無しの約束だろ。」
紅は割りと手馴れた様子で機械を操作している。
連れて来られたのはカラオケ。
どこでも良いといった手前嫌とは言えず。入った。
ーカラオケボックスー
「皆、飲み物は何にするんだ?」
亮が一応メニューを投げてくる。
「俺、烏龍茶。」
「ジンジャーエールで。」
「……(炭酸水無しか)ダイエットコーラ。」
ヒュッ、ヒュッ、ヒュッとメニューを投げ渡しい一通りが決まると。
亮が頼んだ。
…ちなみに飲み物の他にハニートーストバニラアイス乗せという胸焼けの塊みたいなものも頼んでいた。
「じゃ、一番は悠が歌ってくれ。」
「はっ?何で?」
「マイク持ってるし、今回遊びにいこうと言い出したの悠だし。」
紅の驚くほど否定の出来ない正論。
「……俺、歌うの苦手なんだよ。」
「そーいうけど、良く歌ってるだろ?料理中とか掃除中とか。」
「いや、あれは鼻歌程度のもので…」
「皆で遊ぶなら、まず、主催が楽しませてくれよ。頼むぜ。」
ノックアウト。
俺は完全に打ち負けたのだ。
覚悟を決めて選曲した。
「よく、悠を言いくるめたな。」
「口論なら簡単に誤魔化されてたよ。」
亮はならどうやって?とひそひそ声で紅に耳打ちした。
「(悠は命令されるのは嫌いでも。頼んだ断らない…だろ?)」
亮は納得してうなずいた。
「っかよ、何で悠は歌うの嫌いなんだ?別に下手じゃねんだろ?」
千夜が誰彼とはなく聞いた。
「あ~……なんか好きな曲が「愛」や「恋」とかをテーマにしたのが多いらしいから似合わないんで歌いたくないって、千草が前言ってたな。」
どんな、理由だよと思った三人だった。
夜でも明るい池袋。
東京はむしろ夜が本当の顔なのだ。
夜しか開かない美味しい料理屋。ちょっと汚くも小粋な飲み屋。
色っぽい姉ちゃんのキャッチ。違法賭博の店。
表沙汰にできない物の取引。
白も黒も有るが俺は、この街が大好きだ。
「よし、何処いく皆の衆。」
俺は右、左と向いて質問した。
ならびは俺の右に紅、左に千夜、次いで亮だ。
「何処へっていきなり言われても…なぁ?」
亮は千夜を見る。
「お前が連れ出したんだ、お前が決めろ。」
千夜は動きにくそうに歩きながら言う。超不機嫌。
「スバリ、言うが本屋かゲーセンしかあてがない。だから、他の人頼む。」
俺は胸をはった。
「…帰る。」
千夜はまるで反磁石の様に進行方向と真反対に向く。
「お、おい。待てって!くれちゃん!くれちゃんは何処かないか!」
「くれちゃんが決めていいのか?」
紅はノリがいいので自分に指をさして笑う。
俺は千夜を捕まえながらコクコクとうなずく。
「じゃ、着いてから文句は無しな。」
意外にもと言うと失礼だが。
どうやら、あてが有るらしく紅は先頭をきって歩いていく。
俺らは、その後についていく。
…………
「……まさか、こうなるとは思わなかったぜぃ。」
俺の声が反響する。
「着いてから文句は無しの約束だろ。」
紅は割りと手馴れた様子で機械を操作している。
連れて来られたのはカラオケ。
どこでも良いといった手前嫌とは言えず。入った。
ーカラオケボックスー
「皆、飲み物は何にするんだ?」
亮が一応メニューを投げてくる。
「俺、烏龍茶。」
「ジンジャーエールで。」
「……(炭酸水無しか)ダイエットコーラ。」
ヒュッ、ヒュッ、ヒュッとメニューを投げ渡しい一通りが決まると。
亮が頼んだ。
…ちなみに飲み物の他にハニートーストバニラアイス乗せという胸焼けの塊みたいなものも頼んでいた。
「じゃ、一番は悠が歌ってくれ。」
「はっ?何で?」
「マイク持ってるし、今回遊びにいこうと言い出したの悠だし。」
紅の驚くほど否定の出来ない正論。
「……俺、歌うの苦手なんだよ。」
「そーいうけど、良く歌ってるだろ?料理中とか掃除中とか。」
「いや、あれは鼻歌程度のもので…」
「皆で遊ぶなら、まず、主催が楽しませてくれよ。頼むぜ。」
ノックアウト。
俺は完全に打ち負けたのだ。
覚悟を決めて選曲した。
「よく、悠を言いくるめたな。」
「口論なら簡単に誤魔化されてたよ。」
亮はならどうやって?とひそひそ声で紅に耳打ちした。
「(悠は命令されるのは嫌いでも。頼んだ断らない…だろ?)」
亮は納得してうなずいた。
「っかよ、何で悠は歌うの嫌いなんだ?別に下手じゃねんだろ?」
千夜が誰彼とはなく聞いた。
「あ~……なんか好きな曲が「愛」や「恋」とかをテーマにしたのが多いらしいから似合わないんで歌いたくないって、千草が前言ってたな。」
どんな、理由だよと思った三人だった。