ー夏休み編ー悪と邪鬼
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「簡単に握手に応じてんじゃねぇよ。」
ブンッ!ドガガッ!
一瞬、身体が無重力状態になった。目に映る景色が回る。
「ごっ…」
俺は真後ろに投げ飛ばされて壁にぶつかる。
「悠!」
紅が叫び、近づこうとする。
「待て。…なの。」
「っ…」
真桜が前に回り込み、紅の動きを止める。
「…約束した手前、お前は真桜が鍛えてやる…なの。庭に出ろ…なの」
「俺は別って訳か?」
「そーいう事…なの。鍛えてはやるが…鍛練中は例外無く…悠に関わるのはダメ…なの」
「…OK。」
「よし…では、皆、悠の事は任せた…なの。」
真桜は紅を連れて出ていった。
「まだ、寝てる気か?受身をとったのはわかっとるぞ。」
「っ…いきなり投げやがって。なにしゃがる!」
ダンッ!
俺は両手を叩きつけて、勢いよく立ち上がり、右拳をつきだして構えをとる。
「カッカッカ、まずはどの程度か見定めんとな。」
「見定める…だと?」
「まさか…「弥一の孫」で「勁が打てる」様になったからだけで…自分は特別才能があるとでも…勘違いしているのか?」
「なっ……後悔してもしらねぇぜ。オラッ!」
ムカついた。まず一発ぶっ飛ばす。
ヒュパッ!ヒュパッ!ヒュパッ!
「おっ?」
縮地・三連!!
ジグザグに移動して俺は琥珀の後ろに回り込んだ。
「一発は一発だ!」
「カッカッカ。」
コォン!
「がぁっ?!!」
殴りかかろうとシタガ…琥珀の踵が…こ、コカンにィ……
「あ゛ぁっ…ぁぁ…」
ヤバいヤバいヤバいヤバい……金的に…急所に直撃。
下腹部にあの恐ろしく不快な痛みが広がっていく。
「お~~後ろに居たのか~スマン。スマン。」
琥珀は解っていたんだろう。
言い方がわざとらし過ぎる。
「ぐっ…」
「じゃが…戦闘で急所を狙うのは世の常じゃ。」
スッ…トン。
琥珀は右手の平を俺の顎に当ててくる。
「っ…」
「ちぇぃ!」
パァン!
平手返しで打ち上げられた。
「っと…ほっ…」
タンッ…タンッ…ダン!
1、2、とバク転で勢いを殺して3どめで着地した。
「立て直したか。」
「まぁまぁだな。」
「若いしこのくらいわねぇ。」
猿渡、天馬、鳥居の三人がからかう様に俺を見た。
「っ…馬鹿にしやがって…」
「コラコラ、何処を見てる。ワシはこっちじゃぞ?」
琥珀は挑発する様に人差し指で来いこいとする。
「なろぉ…ならぁ…喰らえ!」
ギャリリリ!
さっきのでコツが掴めた、下半身の半回転+上半身の逆半回転からの打ち込み+踏み込み…
我流・八極勁砲(仮)
ドガッッ!
さっきとは比べ物にならない程の勁撃を琥珀目掛けて打ち出した。
バァッ?!!
「なっ…」
シュゥゥ…
「覚えた技を直ぐに物に出来たと勘違い…付け焼き刃を振るうガキが…」
目の前には大男の九頭竜が立っていて、片手で勁を粉砕していた。
「技とはこうだ…」
九頭竜は右腕と左腕を回転させ……
打ち込みと同時に踏み込む。
龍剄気孔・双弾針勁!!
(りゅうけいきこう・そうだんしんけい)
「!?(ヤベェ!ガード……)」
ドッ……ゴォッッン!!?
ブンッ!ドガガッ!
一瞬、身体が無重力状態になった。目に映る景色が回る。
「ごっ…」
俺は真後ろに投げ飛ばされて壁にぶつかる。
「悠!」
紅が叫び、近づこうとする。
「待て。…なの。」
「っ…」
真桜が前に回り込み、紅の動きを止める。
「…約束した手前、お前は真桜が鍛えてやる…なの。庭に出ろ…なの」
「俺は別って訳か?」
「そーいう事…なの。鍛えてはやるが…鍛練中は例外無く…悠に関わるのはダメ…なの」
「…OK。」
「よし…では、皆、悠の事は任せた…なの。」
真桜は紅を連れて出ていった。
「まだ、寝てる気か?受身をとったのはわかっとるぞ。」
「っ…いきなり投げやがって。なにしゃがる!」
ダンッ!
俺は両手を叩きつけて、勢いよく立ち上がり、右拳をつきだして構えをとる。
「カッカッカ、まずはどの程度か見定めんとな。」
「見定める…だと?」
「まさか…「弥一の孫」で「勁が打てる」様になったからだけで…自分は特別才能があるとでも…勘違いしているのか?」
「なっ……後悔してもしらねぇぜ。オラッ!」
ムカついた。まず一発ぶっ飛ばす。
ヒュパッ!ヒュパッ!ヒュパッ!
「おっ?」
縮地・三連!!
ジグザグに移動して俺は琥珀の後ろに回り込んだ。
「一発は一発だ!」
「カッカッカ。」
コォン!
「がぁっ?!!」
殴りかかろうとシタガ…琥珀の踵が…こ、コカンにィ……
「あ゛ぁっ…ぁぁ…」
ヤバいヤバいヤバいヤバい……金的に…急所に直撃。
下腹部にあの恐ろしく不快な痛みが広がっていく。
「お~~後ろに居たのか~スマン。スマン。」
琥珀は解っていたんだろう。
言い方がわざとらし過ぎる。
「ぐっ…」
「じゃが…戦闘で急所を狙うのは世の常じゃ。」
スッ…トン。
琥珀は右手の平を俺の顎に当ててくる。
「っ…」
「ちぇぃ!」
パァン!
平手返しで打ち上げられた。
「っと…ほっ…」
タンッ…タンッ…ダン!
1、2、とバク転で勢いを殺して3どめで着地した。
「立て直したか。」
「まぁまぁだな。」
「若いしこのくらいわねぇ。」
猿渡、天馬、鳥居の三人がからかう様に俺を見た。
「っ…馬鹿にしやがって…」
「コラコラ、何処を見てる。ワシはこっちじゃぞ?」
琥珀は挑発する様に人差し指で来いこいとする。
「なろぉ…ならぁ…喰らえ!」
ギャリリリ!
さっきのでコツが掴めた、下半身の半回転+上半身の逆半回転からの打ち込み+踏み込み…
我流・八極勁砲(仮)
ドガッッ!
さっきとは比べ物にならない程の勁撃を琥珀目掛けて打ち出した。
バァッ?!!
「なっ…」
シュゥゥ…
「覚えた技を直ぐに物に出来たと勘違い…付け焼き刃を振るうガキが…」
目の前には大男の九頭竜が立っていて、片手で勁を粉砕していた。
「技とはこうだ…」
九頭竜は右腕と左腕を回転させ……
打ち込みと同時に踏み込む。
龍剄気孔・双弾針勁!!
(りゅうけいきこう・そうだんしんけい)
「!?(ヤベェ!ガード……)」
ドッ……ゴォッッン!!?