―喫茶店―

俺たちは話がこんがらがるので近くの喫茶店に入って、説明＆自己紹介をすることにした。

「説明するっとまぁこういうことだ、千草。亮は巻き込まれただけだから安心しろ。」

「なぁんだ、そゆことか・・。ごめんね、亮」

「分かってくれたなら、謝らなくてもいい」

「でっ、紹介が遅れたが右から」

「俺は松岡隆太、悠と同じクラスで友人だ」

隆は俺の肩を抱きながら言う。

「僕は五十嵐哲也っていいます。」

ぺこりとお辞儀する、哲

「岡崎亮だ・・」

至ってクールな亮

「白石みのるっす、趣味は」

・・・・

「まぁ必要ないけど知ってのとうり、俺は小鳥遊悠だ」

白石の紹介をシャットアウトする。

「んじゃ、こっちは私から長谷部千草で亮の彼女でーす。」

「私は久瀬小雪って言います、はじめまして。」

「えっーと私は火口彩だ。」

「古川稲葉と申します。」

全員の自己紹介が終わり、各自昼飯と飲み物を頼むみ、雑談する。

「てゆーか悠こんな綺麗な人が友達なら紹介しろよー」

隆が俺のわき腹をつく。

「あのな、隆今日会ったのは偶然だし俺はこいつらの連絡先すら知らんぞ」

「あれ?そなの?」

千草がコーラを飲みながら聞いてくる。

「ああ、つーか俺のアドレスに入ってる女は・・(こなた、かがみ、つかさ、みゆき、千草だから・・)5人くらいかな?」

「うっわ、すくな!相変わらずさびしい奴ね」

「待て待て、男なら軽く20は超えてるぞ!!」

「いや、それでも少なくないか?」

隆に突っ込まれる。

「えっ!!そのくらいじゃないの」

「まぁそのくらいだろ」

亮は俺に賛同してくれる。

「じゃあ、ことり君アド教えてよ～」

久瀬が携帯を出してくる。

「ああ、まぁいいけど」

「じゃ私も」

「まっ、教えてやるか」

古川と火口も携帯を取り出す。

「みんなのも教えてくれる?」

久瀬は隆達のも聞く。

「「もちろん」」

白石と隆は声を揃える。

その後アド交換が始まったが・・

「あれ?・・携帯が無い」

俺はごそごそとポケットを探るが携帯は入ってない。

「なんだ、落としたのか?」

亮が心配してくれる。

「いやそんなことは・・・あっ!!」

朝机の上で確認したのに財布だけ入れて携帯は机の上に置いて来てしまったのだ。

「相変わらず、寝起きは抜けてるわね」

「むむ」

反論できない。

「けど、まっいっか。」

俺はウーロン茶を飲み干す。

「ことり君じゃあはい、これ」

久瀬からアドレスを書いたメモが渡される。

「んっ?おっ悪いな・・」

「絶対おくってよね!!」

「お、おう」

少し気おされる。

「あっなら私のも書いときますね。」

「はぁ、どうぞ」

メモに今度は古川のアドも書かれる。

「けど、俺あんまりメールしないぞ?」

古川と久瀬に言う。

「まっいいからいいから!」

「ちょ、まだ私の書いてないよ!」

火口が身を乗り出す

「相変わらず、落ち着き無いな火口、ほら」

俺はメモを火口に渡す。

「相変わらずってなんだよ。」

メモに書きながら聞いてくる。

「中学の頃からお前は行動的ってことだよ。」

俺は良いよう言う。

「ふん、別人みたいになってる、お前よりはいいだろ。」

火口はメモを飛ばしてくる。

「はは、言ってくれるな」

俺はメモをキャッチして財布に入れる。

その後俺たちは店を後にしてゲーセンや買い物をして解散することになった。