ー夏休み編ー悪と邪鬼
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ー悠の家ー
ドダッ!ガチャン!
「はぁはぁ」「ふぅふぅ」
仮面の襲撃者達を何とか蹴散らして家に飛び込むと同時に鍵を掛けた。
「っ痛…」
額から血が流れる。
幸い鈴猫に怪我は無いが俺の方は結構殴られた。
「悠!大丈夫?!」
「大丈夫…平気だ。それより、まお…ん?」
出ていく前はキチンと並んでいた紅達の靴が散らばっている。
「…まさか、真桜!」
………
返事が返らない、嫌な予感がする。
ダダダダダ!
ダダダダダ!
まさかと思い俺は走った。
「はぁはぁ真桜!優日!紅!無事…」
「っ…」
「……」「……」
道場のど真ん中で般若の面を着けた男が優日を羽交い締めにして顔元にドスを突き付けている。
紅と真桜は側で縛られ倒れている。
ザッ…
ザリ…
窓やガラス戸からは、さっき襲って来た奴等が追い付き道場の周りを取り囲んでいる。
「……(変だ…何度倒してもすぐ立ち上がって来るし、私や悠の打撃がまるで効いてない…?たいして強いとも思えないのに……)」
鈴猫は目で辺りを確認しつつどう動くか考えていると…
「…オイ…そこの般若」
ジリッ…
俺はは一歩踏み出し
「?」
「その帽子に触んな…喰うぞ…」
ザワッ…
「ビクッ…(悠?)」
「……」
ブッ…
般若面は悠の警告を無視してドスの先を優日の帽子に軽く突き立てる。
「触んなっつってんだろがっ!!」
悠は右肩から捻る様に腕を引き、右足を踏み込みつつ…
左足を後ろに引きながら地を踏みつけ、同時に右腕を放つ!
「!?(嘘!勁砲を撃ってる!!)」
勁の技が苦手だったはずの悠が勁の中でも最も扱い難い技を使い。
鈴猫は驚愕した。
パパッ!ゴオオォッ!
勁砲は般若面目掛け放たれたが
カカッ!
「「!!」」
般若面の後ろから天狗面の男が飛び出し…
バオン!
空気が弾ける。
「!(勁を…片手で弾いた?!)っっ?!」
ズドンッ!
呆けている刹那に俺の腹のド中心に拳をぶちこまれた。
「が…っふっ」
衝撃で身体が浮く。
腹部が後ろに下がり頭が垂れる。
「(な、ん、だ…このっ…威力)」
重い、固い、痛い。
ズスッ!
般若面は優日の帽子を切り裂き始める
「ゆ…っ!?」
ザザッ…
「え…?」
「「「……」」」
黒い粒子が散りばみ…鬼の様な形をした不気味な影がグルグルと悠と般若面を包む。
「な、何?ちょ…ムギュ?!」
一瞬見えてしまった異形が誠か否かそれを含め、悠に声を掛けようとした鈴猫だが、突然後ろから口を抑えられる。
「ボソッ(黙って見てろ…なの)」
「むぐ?!(あんた?!)」
ミシシ…ミシシ…ミシシ…
「異形とは…魔、鬼、神、龍…数多の言葉で語られる…なの」
悠の右腕が震える。
「龍とは、鬼とは、魔とは、神とは、氣…なの」
氣は頭頂カラ入、数多ノ門ヨリ出ズル…
鬼出ずる門…鬼門。
ドダッ!ガチャン!
「はぁはぁ」「ふぅふぅ」
仮面の襲撃者達を何とか蹴散らして家に飛び込むと同時に鍵を掛けた。
「っ痛…」
額から血が流れる。
幸い鈴猫に怪我は無いが俺の方は結構殴られた。
「悠!大丈夫?!」
「大丈夫…平気だ。それより、まお…ん?」
出ていく前はキチンと並んでいた紅達の靴が散らばっている。
「…まさか、真桜!」
………
返事が返らない、嫌な予感がする。
ダダダダダ!
ダダダダダ!
まさかと思い俺は走った。
「はぁはぁ真桜!優日!紅!無事…」
「っ…」
「……」「……」
道場のど真ん中で般若の面を着けた男が優日を羽交い締めにして顔元にドスを突き付けている。
紅と真桜は側で縛られ倒れている。
ザッ…
ザリ…
窓やガラス戸からは、さっき襲って来た奴等が追い付き道場の周りを取り囲んでいる。
「……(変だ…何度倒してもすぐ立ち上がって来るし、私や悠の打撃がまるで効いてない…?たいして強いとも思えないのに……)」
鈴猫は目で辺りを確認しつつどう動くか考えていると…
「…オイ…そこの般若」
ジリッ…
俺はは一歩踏み出し
「?」
「その帽子に触んな…喰うぞ…」
ザワッ…
「ビクッ…(悠?)」
「……」
ブッ…
般若面は悠の警告を無視してドスの先を優日の帽子に軽く突き立てる。
「触んなっつってんだろがっ!!」
悠は右肩から捻る様に腕を引き、右足を踏み込みつつ…
左足を後ろに引きながら地を踏みつけ、同時に右腕を放つ!
「!?(嘘!勁砲を撃ってる!!)」
勁の技が苦手だったはずの悠が勁の中でも最も扱い難い技を使い。
鈴猫は驚愕した。
パパッ!ゴオオォッ!
勁砲は般若面目掛け放たれたが
カカッ!
「「!!」」
般若面の後ろから天狗面の男が飛び出し…
バオン!
空気が弾ける。
「!(勁を…片手で弾いた?!)っっ?!」
ズドンッ!
呆けている刹那に俺の腹のド中心に拳をぶちこまれた。
「が…っふっ」
衝撃で身体が浮く。
腹部が後ろに下がり頭が垂れる。
「(な、ん、だ…このっ…威力)」
重い、固い、痛い。
ズスッ!
般若面は優日の帽子を切り裂き始める
「ゆ…っ!?」
ザザッ…
「え…?」
「「「……」」」
黒い粒子が散りばみ…鬼の様な形をした不気味な影がグルグルと悠と般若面を包む。
「な、何?ちょ…ムギュ?!」
一瞬見えてしまった異形が誠か否かそれを含め、悠に声を掛けようとした鈴猫だが、突然後ろから口を抑えられる。
「ボソッ(黙って見てろ…なの)」
「むぐ?!(あんた?!)」
ミシシ…ミシシ…ミシシ…
「異形とは…魔、鬼、神、龍…数多の言葉で語られる…なの」
悠の右腕が震える。
「龍とは、鬼とは、魔とは、神とは、氣…なの」
氣は頭頂カラ入、数多ノ門ヨリ出ズル…
鬼出ずる門…鬼門。