ー夏休み編ー悪と邪鬼
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ー広間ー
ガチャ…
真桜の後に続いて俺は広間に入る。
「あ、小鳥君お帰り~」
全体はピンクで胸の部分だけが白いフリルの半袖ワンピース姿の久瀬小雪。
「お邪魔してます。」
手のひらサイズのゴシックドクロのバッチがついたニット帽を被り。
白いキャミソールにボトムのミニスカート。
黒と白のボーダーハイソックス姿の月見里優日。
「お帰り悠。」
ノースリーブで胸の下まででしかない、ジッパータイプの上着にジーパン。
腕には黒のリストバンドを着けた。桜花鈴猫。
三人が居る。
「あぁ、成る程…」
牛と帽子と猫ね。
ピンポイントとと言うかなんと言うか…
「まお、冷たいお茶頼む。」
「……。」
真桜はYESともNOとも言わずに台所に向かう。
「悠、嬢ちゃんの事まおって呼んでるのか?」
「お前は呼ぶなよ。殺られるぞ。」
「肝に命じとくよ。」
紅は両手を挙げて笑う。
「で、お前らは雁首揃えて、何か用か?」
「えーと、ほら。合宿のこと何だけど…」
「合宿?」
「あれ?連絡メールが来てないかな?」
小雪が首を傾げる。
「メール?」
俺はポケットから携帯を取り出して見てみると稲葉からメールが届いていた。
稲葉
タイトル:強化合宿について##54##
本文:このたび、3日後に行われる勉強等強化合宿にご参加の皆様へ。
主催者である。
小鳥遊柏さんが勉強等が出来る&遊べる環境へ招待してくれます(^O^)
集合時間は朝6時、場所は小鳥遊悠家前となっています。
詳細は古川稲葉までご連絡ください。
「……(コイツ、いつの間に話進めてたんだ…)」
俺は静かに携帯を閉じた。
「なぁ、悠俺にも来てんだが…」
紅が携帯を開いて見せてくる。
「そりゃお前は参加者だから来るだろ。」
「いや…俺、稲葉の嬢ちゃんにアドレス教えた記憶無いんだよ。」
「「「……」」」
サッ…
紅以外全員が顔を伏せた。気にしたら敗けだ。
「悠…少し手伝え…なの」
台所から真桜の声がする。
「あん?手伝い?」
お茶を頼んだだけだが…
「あ、私やろうかな?」
小雪が手をあげる。
「あ、じゃぁ……いや、客は座っててくれ。」
俺は台所に向かった。
ー台所ー
シンクの近くで既にお茶の準備を終えた真桜が椅子に座っている。
「何か話か?」
「よく理解した…なの」
「お前は手伝いを頼むタイプじゃ、無いからな。」
「単刀直入に言う……なの。悠が出ていった…後に兜馬から電話があった…なの。」
「親父から?」
親父を下の名前で呼ぶ奴は初めてかもしれない。
ま、俺は至って気にしない。
「兜馬は…真桜の事を快く思っては無い…なの」
「はぁ?なんだそりゃ。まお、親父に何を言われた。」
「好き嫌いは…どうでもいい…なの」
「…どうでもいい訳あるか。お前は俺の家族だ。親父がふざけた事を言うなら黙ってられねぇ。」
俺は久々にムカついてきた。
ガチャ…
真桜の後に続いて俺は広間に入る。
「あ、小鳥君お帰り~」
全体はピンクで胸の部分だけが白いフリルの半袖ワンピース姿の久瀬小雪。
「お邪魔してます。」
手のひらサイズのゴシックドクロのバッチがついたニット帽を被り。
白いキャミソールにボトムのミニスカート。
黒と白のボーダーハイソックス姿の月見里優日。
「お帰り悠。」
ノースリーブで胸の下まででしかない、ジッパータイプの上着にジーパン。
腕には黒のリストバンドを着けた。桜花鈴猫。
三人が居る。
「あぁ、成る程…」
牛と帽子と猫ね。
ピンポイントとと言うかなんと言うか…
「まお、冷たいお茶頼む。」
「……。」
真桜はYESともNOとも言わずに台所に向かう。
「悠、嬢ちゃんの事まおって呼んでるのか?」
「お前は呼ぶなよ。殺られるぞ。」
「肝に命じとくよ。」
紅は両手を挙げて笑う。
「で、お前らは雁首揃えて、何か用か?」
「えーと、ほら。合宿のこと何だけど…」
「合宿?」
「あれ?連絡メールが来てないかな?」
小雪が首を傾げる。
「メール?」
俺はポケットから携帯を取り出して見てみると稲葉からメールが届いていた。
稲葉
タイトル:強化合宿について##54##
本文:このたび、3日後に行われる勉強等強化合宿にご参加の皆様へ。
主催者である。
小鳥遊柏さんが勉強等が出来る&遊べる環境へ招待してくれます(^O^)
集合時間は朝6時、場所は小鳥遊悠家前となっています。
詳細は古川稲葉までご連絡ください。
「……(コイツ、いつの間に話進めてたんだ…)」
俺は静かに携帯を閉じた。
「なぁ、悠俺にも来てんだが…」
紅が携帯を開いて見せてくる。
「そりゃお前は参加者だから来るだろ。」
「いや…俺、稲葉の嬢ちゃんにアドレス教えた記憶無いんだよ。」
「「「……」」」
サッ…
紅以外全員が顔を伏せた。気にしたら敗けだ。
「悠…少し手伝え…なの」
台所から真桜の声がする。
「あん?手伝い?」
お茶を頼んだだけだが…
「あ、私やろうかな?」
小雪が手をあげる。
「あ、じゃぁ……いや、客は座っててくれ。」
俺は台所に向かった。
ー台所ー
シンクの近くで既にお茶の準備を終えた真桜が椅子に座っている。
「何か話か?」
「よく理解した…なの」
「お前は手伝いを頼むタイプじゃ、無いからな。」
「単刀直入に言う……なの。悠が出ていった…後に兜馬から電話があった…なの。」
「親父から?」
親父を下の名前で呼ぶ奴は初めてかもしれない。
ま、俺は至って気にしない。
「兜馬は…真桜の事を快く思っては無い…なの」
「はぁ?なんだそりゃ。まお、親父に何を言われた。」
「好き嫌いは…どうでもいい…なの」
「…どうでもいい訳あるか。お前は俺の家族だ。親父がふざけた事を言うなら黙ってられねぇ。」
俺は久々にムカついてきた。