ー夏休み編ー悪と邪鬼
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「ただ…」
「ん?」
「彼奴等は昔付き合ってた。別れてから炎銃はこっちに流れてきた……。」
「へ~……って、なにぃぃ?!」
俺は車が揺れるくらい叫んだ。
「煩い…」
崇は耳を押さえて、不機嫌な顔で睨んでくる。
「ちょ、今の話しマジか?」
「……本人(薫)が話してたから嘘は無いだろ。」
「マジか~」
う~む…
氷室さん
冷静、優しい、真面目
祭
猪突猛進、短気、大雑把
全然共通点が無い。
「あの2人がなぁ…」
「興味は無いが……案外合う2人だろ?」
崇の言葉が少し柔らかくなった気がした。
「そうかぁ?」
対して俺はどの辺が?と首を傾げる。
「薫も炎銃もやるのが(喧嘩が)好きだろ。しかもやり過ぎる程な。」
「あぁ。」
成る程、納得だ。
クールな顔で無茶をする氷室さん、平気な顔で無茶を通す炎銃。
氷炎コンビって訳か。
「これ以上の事が知りたいなら本人に聞け。」
「内容は知らないのか?」
「他人の事情には興味が無い。」
「そか…んじゃ、崇またな。」
「あぁ。」
崇は短く返事をした。
………
「ふぅ…終わったぞ?」
俺が車から出ると、この暑い中、本郷が立っていたので一声かけてやった。
「ふっ。」
本郷は前髪をかきあげながら小さく笑う。
「……お前ってさ律儀っか凄いな。」
「ふっ。」
ぴっ!
指二本で軽く敬礼して本郷は車に乗った。
「……」
よし今度、本郷とのコミュニケーションの取り方を誰かに聞いておこう。
「おーい、紅帰ろうぜ。」
なんだかんだで話し込んでしまって、紅が待ちくたびれて無いかと思ったが…
「お、長かったな。」
「悠、このオッサン面白いな。」
2人は地べたに座って談笑している。
「お待たせ…って感じでも無いな。」
「有意義だったぞ。」
紅は立ち上がり背伸びをする。
「それは良かったよ。」
「おい、悠」
「ん?」
紅と話してると拳二が俺の肩をつかむ。
「お前探偵やってるらしいな。」
「探偵って訳じゃない。たまたまそういう感じになっただけだ。」
「謙遜するな、ガキ同士の抗争やストーカー野郎を追い詰めたり、迷惑な族を潰したりと…色々聞いてるぞ。」
「語弊があるぞ。確かに今言った件は噛んでるけど、別に俺一人って訳じゃない。崇の力も借りたし何人もの協力者がいて解決したんだ。」
「解ってねぇなぁ…悠。お前は今簡単に協力者が居てっていったがな、そこが一番凄いんだよ。」
「そうなのか?」
別に誰でも出来そうだと思うけどな。
「はぁ…お前は本当に自覚が無いなぁ。知ってるか?今、ブクロ中の組がお前の話で持ちきりなんだぞ?」
「はぁ?!!」
「ちなみに、俺がお前に会いに来たのも勧誘だ。」
「ふ・ざ・け・ん・な!」
俺は肩を組んでくる拳二を振り払って紅の後ろに隠れる。
「なぁ、オッサン。何で悠の話で持ちきりなんだ?」
紅が手をあげて質問する。
「ん?」
「彼奴等は昔付き合ってた。別れてから炎銃はこっちに流れてきた……。」
「へ~……って、なにぃぃ?!」
俺は車が揺れるくらい叫んだ。
「煩い…」
崇は耳を押さえて、不機嫌な顔で睨んでくる。
「ちょ、今の話しマジか?」
「……本人(薫)が話してたから嘘は無いだろ。」
「マジか~」
う~む…
氷室さん
冷静、優しい、真面目
祭
猪突猛進、短気、大雑把
全然共通点が無い。
「あの2人がなぁ…」
「興味は無いが……案外合う2人だろ?」
崇の言葉が少し柔らかくなった気がした。
「そうかぁ?」
対して俺はどの辺が?と首を傾げる。
「薫も炎銃もやるのが(喧嘩が)好きだろ。しかもやり過ぎる程な。」
「あぁ。」
成る程、納得だ。
クールな顔で無茶をする氷室さん、平気な顔で無茶を通す炎銃。
氷炎コンビって訳か。
「これ以上の事が知りたいなら本人に聞け。」
「内容は知らないのか?」
「他人の事情には興味が無い。」
「そか…んじゃ、崇またな。」
「あぁ。」
崇は短く返事をした。
………
「ふぅ…終わったぞ?」
俺が車から出ると、この暑い中、本郷が立っていたので一声かけてやった。
「ふっ。」
本郷は前髪をかきあげながら小さく笑う。
「……お前ってさ律儀っか凄いな。」
「ふっ。」
ぴっ!
指二本で軽く敬礼して本郷は車に乗った。
「……」
よし今度、本郷とのコミュニケーションの取り方を誰かに聞いておこう。
「おーい、紅帰ろうぜ。」
なんだかんだで話し込んでしまって、紅が待ちくたびれて無いかと思ったが…
「お、長かったな。」
「悠、このオッサン面白いな。」
2人は地べたに座って談笑している。
「お待たせ…って感じでも無いな。」
「有意義だったぞ。」
紅は立ち上がり背伸びをする。
「それは良かったよ。」
「おい、悠」
「ん?」
紅と話してると拳二が俺の肩をつかむ。
「お前探偵やってるらしいな。」
「探偵って訳じゃない。たまたまそういう感じになっただけだ。」
「謙遜するな、ガキ同士の抗争やストーカー野郎を追い詰めたり、迷惑な族を潰したりと…色々聞いてるぞ。」
「語弊があるぞ。確かに今言った件は噛んでるけど、別に俺一人って訳じゃない。崇の力も借りたし何人もの協力者がいて解決したんだ。」
「解ってねぇなぁ…悠。お前は今簡単に協力者が居てっていったがな、そこが一番凄いんだよ。」
「そうなのか?」
別に誰でも出来そうだと思うけどな。
「はぁ…お前は本当に自覚が無いなぁ。知ってるか?今、ブクロ中の組がお前の話で持ちきりなんだぞ?」
「はぁ?!!」
「ちなみに、俺がお前に会いに来たのも勧誘だ。」
「ふ・ざ・け・ん・な!」
俺は肩を組んでくる拳二を振り払って紅の後ろに隠れる。
「なぁ、オッサン。何で悠の話で持ちきりなんだ?」
紅が手をあげて質問する。