ー夏休み編ー悪と邪鬼
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「ん…?…悠さん…に…紅…さん…どう…しました?」
二台のノートパソコンの間に、クリームとフルーツでデコられてるパフェを食べようとしていた禅はスプーンを置く。
「気にせず食ってくれ。ただの届けもんだ。…っか大丈夫か?」
俺はテーブルの上にUSBの束を置きつつ、禅の顔を覗き込んだ。
何十時間パソコンとにらめっこしていたのか目は兎並みに赤い。
「慣れて…ます…から…。」
「慣れてるたって、あんまり度が過ぎるとパッチ症状が出るぞ…禅には世話になってんだ身体壊すなよ?」
「あ、ありが…とう…ござい…ます。」
禅は顔を少し伏せる。
「それより…このUSB…」
「中身は見てない。本郷→祭と来て何故か俺が「わざわざ」届けに来た。」
「それは…ご苦労…様です。……あの…」
「ぁん?」
「もし…良かったら…これ…を…虎琥狗さんに…届けて…くれませんか?」
ドサッ…
禅はテーブルの上にかなり分厚いファイルを置く。
「…禅くん、君は何を言っちゃてるのかな?」
「ダメ…ですか?」
「…………あぁ、もぉ良いですよ!解りました!崇、祭、禅、崇で一周したけど届けてやりますよ!」
「やっさしい~。」
紅がパシパシと背中を叩いてくる。
「ありが…とう…ござい…ます。虎琥狗さんは…目白駅…近くに…いると…思うので…」
「目白に?」
目白は池袋のとなり駅だ。
ちなみに目白駅まえの橋を渡って小学校前にあるイチョウ並木は秋にはかなりいい雰囲気になる。
「はい…何時もの…RVがいると……思います。」
「わかった。んじゃぁな。」
分厚いファイルを持って来たばっかりのファミレスを後にした。
………
ー目白駅ー
「あ~到着…」
「もうすぐ昼だな」
朝から動きに動いてついに昼前になりました。
「はぁ~~、さっさと済まして帰ろう。」
「賛成だけど…いないなぁ。」
「確かに…」
RVなんて車はゴロゴロしてるもんじゃ無い。
居れば一発でわかるが…
まったく見当たらない。
「電話してみるか…」
俺はポケットに手を入れて携帯を探っていると。
スッ…
「「!!」」
俺と紅は何者かに背後をとられる。
「動くな。大人しくしろ。」
聞き覚えの無い声が静かに脅してくる。
「…紅」
「……あぁ」
ヒュバッ!
ヒュバン!
俺は肘で腹部を紅は裏拳で顔面を狙った。
がこっ!ドガッ!
ズザザザッ!
「ぐえっ!?」
避わすか受けると思われた打撃は両方とも簡単に直撃して何者かは転げていく。
「ご、ゴラァ!ただの冗談でいきなり面と腹殴るなぁ!」
「お前…」「誰だ?」
ヒュ…
ザリッ…
紅は背中からバットをとりだし、俺は拳を握り構えをとる。
「待てまて!バットって…お前らはアレか?現代を象徴するキレやすい若者か!」
ダークスーツに紫のネクタイを締めた。
見るからにヤクザな30代後半?ぐらいでむさ苦しいオヤジが首を振る。
二台のノートパソコンの間に、クリームとフルーツでデコられてるパフェを食べようとしていた禅はスプーンを置く。
「気にせず食ってくれ。ただの届けもんだ。…っか大丈夫か?」
俺はテーブルの上にUSBの束を置きつつ、禅の顔を覗き込んだ。
何十時間パソコンとにらめっこしていたのか目は兎並みに赤い。
「慣れて…ます…から…。」
「慣れてるたって、あんまり度が過ぎるとパッチ症状が出るぞ…禅には世話になってんだ身体壊すなよ?」
「あ、ありが…とう…ござい…ます。」
禅は顔を少し伏せる。
「それより…このUSB…」
「中身は見てない。本郷→祭と来て何故か俺が「わざわざ」届けに来た。」
「それは…ご苦労…様です。……あの…」
「ぁん?」
「もし…良かったら…これ…を…虎琥狗さんに…届けて…くれませんか?」
ドサッ…
禅はテーブルの上にかなり分厚いファイルを置く。
「…禅くん、君は何を言っちゃてるのかな?」
「ダメ…ですか?」
「…………あぁ、もぉ良いですよ!解りました!崇、祭、禅、崇で一周したけど届けてやりますよ!」
「やっさしい~。」
紅がパシパシと背中を叩いてくる。
「ありが…とう…ござい…ます。虎琥狗さんは…目白駅…近くに…いると…思うので…」
「目白に?」
目白は池袋のとなり駅だ。
ちなみに目白駅まえの橋を渡って小学校前にあるイチョウ並木は秋にはかなりいい雰囲気になる。
「はい…何時もの…RVがいると……思います。」
「わかった。んじゃぁな。」
分厚いファイルを持って来たばっかりのファミレスを後にした。
………
ー目白駅ー
「あ~到着…」
「もうすぐ昼だな」
朝から動きに動いてついに昼前になりました。
「はぁ~~、さっさと済まして帰ろう。」
「賛成だけど…いないなぁ。」
「確かに…」
RVなんて車はゴロゴロしてるもんじゃ無い。
居れば一発でわかるが…
まったく見当たらない。
「電話してみるか…」
俺はポケットに手を入れて携帯を探っていると。
スッ…
「「!!」」
俺と紅は何者かに背後をとられる。
「動くな。大人しくしろ。」
聞き覚えの無い声が静かに脅してくる。
「…紅」
「……あぁ」
ヒュバッ!
ヒュバン!
俺は肘で腹部を紅は裏拳で顔面を狙った。
がこっ!ドガッ!
ズザザザッ!
「ぐえっ!?」
避わすか受けると思われた打撃は両方とも簡単に直撃して何者かは転げていく。
「ご、ゴラァ!ただの冗談でいきなり面と腹殴るなぁ!」
「お前…」「誰だ?」
ヒュ…
ザリッ…
紅は背中からバットをとりだし、俺は拳を握り構えをとる。
「待てまて!バットって…お前らはアレか?現代を象徴するキレやすい若者か!」
ダークスーツに紫のネクタイを締めた。
見るからにヤクザな30代後半?ぐらいでむさ苦しいオヤジが首を振る。