ー夏休み編ー悪と邪鬼
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ー祭の部屋ー
部屋の中は黒いパイプのベッド、テレビの側には繋げっぱなしと思われるPS2、床に転がしてる鉄アレイ、雑誌に…
なかなかの散らかり具合だ。
「わぁ…男っぽい部屋。」
「お、わかってんな。」
軽い嫌みのつもりで言ったんだが…祭は機嫌を良くした。
「…っで何のようだ?」
「おう。ちょっと待て、えーと…あった。ほれ。」
ひゅ…ぱしっ。
「USB?」
祭は数珠なりに繋がたUSBを投げ渡してきた。
「それ、カラスに渡しといてくれ。」
「カラス?」
「禅の事だ。」
誰?っと首を傾げていたら紅が教えてくれた。
「数日前に本郷から預かったんだが、忘れててな。」
「ちょっと待て、何でそれを俺が届けにゃならん?」
「ついでだ。」
「ついでじゃねぇし!来た道、逆送だろ!」
「どうせ、暇だし、お前何でも屋だろ?」
「暇じゃ無いし。誰が何でも屋だ!」
「あーそうだ、3日後の予定ってどうなってる?お前の家集合か?」
祭はPS2を起動しながら、まったく別の話をする。
「えっ?シカト?」
「何が?」
祭の中では既に俺が持っていく事でUSBの話は終わったらしい。
「はぁ…(諦めよ。)3日後の事は俺もまだ詳し…」
ドンドンドン!
ドンドンドン!
物凄い勢いでドアがノック(どつかれる)される。
ガチャン!
「姉貴!何だよこれ!傷だらけじゃんか!って……」
返事を待たずに血相を変えた火口彩が入って来きたが客がいたのを見て硬直する。
「あー、一応紹介しとく…入ってきた喧しいのが貧乳、馬鹿、不器用のダメダメ愚妹だ。こっちの…小鳥遊は知ってるからいいな。そこのデカイは御下げは紅、俺の仲間。以上。」
祭は微妙に懐かしい無双オロチに集中している。
「よーす。」
「どうも。」
俺と紅は一応火口彩に軽い挨拶する。
「あ、どうも…じゃなくて!何で…」
「るせぇぞ、彩!」
何か言おうとした彩を祭は一喝した。
「…とりあえず。これ届けりゃいんだな。」
「おぅ。任した。」
「はぁ…紅行こうぜ。」
「あぁ。邪魔したな。」
なんか、いい加減面倒になってきたので俺は紅と一緒にとっとと持っていく事にした。
…………
ーファミレスー
おかしいな…
最初は、紅送ってすぐに帰るだけのはずだったのに…
「なんで、俺等はこんなにぐるぐる回ってんだ?ホントなら今頃、真桜にしごかれてるはずだろうに…」
俺は盛大な溜め息を吐く。
「帰ったら嬢ちゃんに殺されるかもな。」
紅は軽く言うがリアル過ぎて笑えない。
「なら、死ぬ時は一緒だな。」
「ま、悠と心中なら悪くないな。」
ポンッ!
紅は俺の肩を叩く。
「今のは愛の告白か?」
「ははは、悠が女なら、そうだっただろうな。」
「そりゃ、こっちの台詞だ。」
「「ははは」」
俺達は笑いながら禅の居る、奥の指定席に向かった。
部屋の中は黒いパイプのベッド、テレビの側には繋げっぱなしと思われるPS2、床に転がしてる鉄アレイ、雑誌に…
なかなかの散らかり具合だ。
「わぁ…男っぽい部屋。」
「お、わかってんな。」
軽い嫌みのつもりで言ったんだが…祭は機嫌を良くした。
「…っで何のようだ?」
「おう。ちょっと待て、えーと…あった。ほれ。」
ひゅ…ぱしっ。
「USB?」
祭は数珠なりに繋がたUSBを投げ渡してきた。
「それ、カラスに渡しといてくれ。」
「カラス?」
「禅の事だ。」
誰?っと首を傾げていたら紅が教えてくれた。
「数日前に本郷から預かったんだが、忘れててな。」
「ちょっと待て、何でそれを俺が届けにゃならん?」
「ついでだ。」
「ついでじゃねぇし!来た道、逆送だろ!」
「どうせ、暇だし、お前何でも屋だろ?」
「暇じゃ無いし。誰が何でも屋だ!」
「あーそうだ、3日後の予定ってどうなってる?お前の家集合か?」
祭はPS2を起動しながら、まったく別の話をする。
「えっ?シカト?」
「何が?」
祭の中では既に俺が持っていく事でUSBの話は終わったらしい。
「はぁ…(諦めよ。)3日後の事は俺もまだ詳し…」
ドンドンドン!
ドンドンドン!
物凄い勢いでドアがノック(どつかれる)される。
ガチャン!
「姉貴!何だよこれ!傷だらけじゃんか!って……」
返事を待たずに血相を変えた火口彩が入って来きたが客がいたのを見て硬直する。
「あー、一応紹介しとく…入ってきた喧しいのが貧乳、馬鹿、不器用のダメダメ愚妹だ。こっちの…小鳥遊は知ってるからいいな。そこのデカイは御下げは紅、俺の仲間。以上。」
祭は微妙に懐かしい無双オロチに集中している。
「よーす。」
「どうも。」
俺と紅は一応火口彩に軽い挨拶する。
「あ、どうも…じゃなくて!何で…」
「るせぇぞ、彩!」
何か言おうとした彩を祭は一喝した。
「…とりあえず。これ届けりゃいんだな。」
「おぅ。任した。」
「はぁ…紅行こうぜ。」
「あぁ。邪魔したな。」
なんか、いい加減面倒になってきたので俺は紅と一緒にとっとと持っていく事にした。
…………
ーファミレスー
おかしいな…
最初は、紅送ってすぐに帰るだけのはずだったのに…
「なんで、俺等はこんなにぐるぐる回ってんだ?ホントなら今頃、真桜にしごかれてるはずだろうに…」
俺は盛大な溜め息を吐く。
「帰ったら嬢ちゃんに殺されるかもな。」
紅は軽く言うがリアル過ぎて笑えない。
「なら、死ぬ時は一緒だな。」
「ま、悠と心中なら悪くないな。」
ポンッ!
紅は俺の肩を叩く。
「今のは愛の告白か?」
「ははは、悠が女なら、そうだっただろうな。」
「そりゃ、こっちの台詞だ。」
「「ははは」」
俺達は笑いながら禅の居る、奥の指定席に向かった。