ー夏休み編ー悪と邪鬼
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「ま、いいけどよ。」
祭はやや不満顔で座席に倒れ込む。
「なんなら、祭ちゃんっ…」
ちゃき…
後頭部に銃口が突き付けられた。
「なーんて、冗談、冗談です。」
「次はぶち込むからな…」
「なぁ、炎銃。」
不意に紅が銃を押さえながら祭に話しかける。
「なんだ?」
「俺も祭の方がいいか?」
「お前は何回言っても名前覚えねぇから炎銃ってたんだろ!」
「…あれ、そうだったかな。あはは。」
紅は笑って誤魔化す。
「っか、紅も年下だけど呼び捨てじゃん。」
「ま、一応。悠より付き合い長いし、チームでは年功序列は無いし。」
紅は御下げを指でクルクルと回して遊びながら話す。
「ふぅん。」
「あ、年功序列は無くても礼儀はあるぞ?」
「……崇にか?」
「正解。他のは兎も角、崇さんは別格だからな。」
紅は機嫌を良くした様に話す。
「コイツ(紅)は崇さんを敬愛してっからな。前は呼び捨てにしてる奴いたら問答無用で殺ってたし。」
「嫌いなんだよ。崇さんに気安く話し掛ける奴とか。」
俺が知ってる中で、紅がハッキリ嫌いなんて言うのは初めてかも。
「…あれ?それじゃあ俺ってモロ嫌われてる?」
思い返しても崇に「さん」づけはおろか敬語なんか冗談でしか使って無い。
「大丈夫、悠は崇さん公認だし。それに嫌うわけ無いだろ。お前みたく、面白い奴。」
「そらどうも。」
「あーあと、東のNo.1もな。崇さんと付き合い長いみたいだし。」
「東…あ、氷室さんか。」
「けっ…あんな野郎。って何で「さん」がついてんだ!」
ガッ!
祭は俺側の座席を蹴り飛ばす。
「蹴るな!」
「るせぇ!俺は眼鏡掛けた優男が、だいっ………嫌いなんだよ!」
「つまり氷室さんが嫌いっうんだな。」
ガンッ!
また蹴られた…
「ヒソヒソ(なぁ、なんで氷室さんの事で機嫌悪くなんだ?)」
俺は紅にコソコソと話す。
「さぁ…っか、祭は元々東のランカーだから色々あったんじゃないのか?」
「へ?」
ガン!ガン!
「「痛!」」
俺と紅の座席が同時に蹴られた。
「余計な事言うな!」
「だって、事実だろ。」
「事実もクソもあるか!とにかく…あのクソ眼鏡の話はすんじゃねぇ!」
「……(よっぽど嫌ってんだな…しかし、氷室さんとの間に何がったんだろ…。)」
………
微妙に機嫌の悪い祭をマンションまで送り届け。
帰ろうとしたが、ちょっとあがって行けと言われて(無理矢理)引っ張りこまれた。
ー祭の住むマンションー
ドタタタ
玄関を開けるなり、すぐに廊下を早歩きで進み。
ガチャ!
「おい、これの調子見とけ。」
「な、ちょ!」
バタン!
誰かの部屋を開け、持っていた銃を投げ込むと即座にドアを閉めた。
ちなみに【彩】とプレートが掛けられている。
「お前ら、こっちだ。」
ガチャ…
祭は隣の部屋を開けて入れと言ってくる。
「へーい。」「はいよ。」
俺と紅は祭の部屋に入った。
祭はやや不満顔で座席に倒れ込む。
「なんなら、祭ちゃんっ…」
ちゃき…
後頭部に銃口が突き付けられた。
「なーんて、冗談、冗談です。」
「次はぶち込むからな…」
「なぁ、炎銃。」
不意に紅が銃を押さえながら祭に話しかける。
「なんだ?」
「俺も祭の方がいいか?」
「お前は何回言っても名前覚えねぇから炎銃ってたんだろ!」
「…あれ、そうだったかな。あはは。」
紅は笑って誤魔化す。
「っか、紅も年下だけど呼び捨てじゃん。」
「ま、一応。悠より付き合い長いし、チームでは年功序列は無いし。」
紅は御下げを指でクルクルと回して遊びながら話す。
「ふぅん。」
「あ、年功序列は無くても礼儀はあるぞ?」
「……崇にか?」
「正解。他のは兎も角、崇さんは別格だからな。」
紅は機嫌を良くした様に話す。
「コイツ(紅)は崇さんを敬愛してっからな。前は呼び捨てにしてる奴いたら問答無用で殺ってたし。」
「嫌いなんだよ。崇さんに気安く話し掛ける奴とか。」
俺が知ってる中で、紅がハッキリ嫌いなんて言うのは初めてかも。
「…あれ?それじゃあ俺ってモロ嫌われてる?」
思い返しても崇に「さん」づけはおろか敬語なんか冗談でしか使って無い。
「大丈夫、悠は崇さん公認だし。それに嫌うわけ無いだろ。お前みたく、面白い奴。」
「そらどうも。」
「あーあと、東のNo.1もな。崇さんと付き合い長いみたいだし。」
「東…あ、氷室さんか。」
「けっ…あんな野郎。って何で「さん」がついてんだ!」
ガッ!
祭は俺側の座席を蹴り飛ばす。
「蹴るな!」
「るせぇ!俺は眼鏡掛けた優男が、だいっ………嫌いなんだよ!」
「つまり氷室さんが嫌いっうんだな。」
ガンッ!
また蹴られた…
「ヒソヒソ(なぁ、なんで氷室さんの事で機嫌悪くなんだ?)」
俺は紅にコソコソと話す。
「さぁ…っか、祭は元々東のランカーだから色々あったんじゃないのか?」
「へ?」
ガン!ガン!
「「痛!」」
俺と紅の座席が同時に蹴られた。
「余計な事言うな!」
「だって、事実だろ。」
「事実もクソもあるか!とにかく…あのクソ眼鏡の話はすんじゃねぇ!」
「……(よっぽど嫌ってんだな…しかし、氷室さんとの間に何がったんだろ…。)」
………
微妙に機嫌の悪い祭をマンションまで送り届け。
帰ろうとしたが、ちょっとあがって行けと言われて(無理矢理)引っ張りこまれた。
ー祭の住むマンションー
ドタタタ
玄関を開けるなり、すぐに廊下を早歩きで進み。
ガチャ!
「おい、これの調子見とけ。」
「な、ちょ!」
バタン!
誰かの部屋を開け、持っていた銃を投げ込むと即座にドアを閉めた。
ちなみに【彩】とプレートが掛けられている。
「お前ら、こっちだ。」
ガチャ…
祭は隣の部屋を開けて入れと言ってくる。
「へーい。」「はいよ。」
俺と紅は祭の部屋に入った。