ー夏休み編ー悪と邪鬼
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【the Yu&red side】
ージープ車内ー
ブロロロ…
「…何でこうなってんだ?」
俺はハンドルをきりながら呟く。
「えーと…何でだろ?」
助手席では前髪の一部を御下げにした男。
紅こと赤木皇が首を傾げる。
「るせぇなぁ、男がグチグチ言うな!」
後ろの席から、赤髪でさっぱりした短髪でタンクトップにジーパンの男…もとい女の炎銃が身を乗りだし、俺の首を閉めてくる。
「うっ…ちょ…首…」
「ははは、炎銃。危ねぇって。」
紅は笑っていて止める気が無い。
ちなみに何でこうなっているかと言うと…
俺と紅が帰る途中…
1・車に乗る
2・動き出す
3・突然ナニかが飛び出してきて急停止
4・飛び出してきたのは炎銃で…「面倒だから家まで乗せてけ!」
5・今に至ります♪
「うぐっ…ん?」
むにゅ。
「おら!どうだ!」
ぐぐぐっ…むにゅ~♪
炎銃の腕が絞まるに連れて時折、細やかに柔らかいものが当たる。
「……(もしや…このやわっこいのは…胸?胸なのか?)」
多少、苦しいがもう少し我慢して…
「悠、どした?マジで苦しいのか?」
喋らなくなった俺を心配してか紅がこっちを見る。
「えーと……正直に言う。」
「あん?」「ん?」
炎銃と紅がはっきり俺を見る。
「アンタ…首絞めると同時に細やかなもんが当たってる。」
「…ささやかなもん?」
炎銃は首を傾げて自分の身体と俺の接着面を確認し。
「………あ?もしかして胸か?」
「もしかしての胸だ。」
むにゅ♪
バレた。どーせ殴られると思って俺はわざと後頭部で胸を押す。
「っーか、こんなペタ胸当たったって嬉しかねぇだろ?」
「はっ?」
予想外の返答に俺は目を丸くした。
「え?ナニ、お前まさか嬉しい訳?」
「そりゃ…嬉しいか嬉しくないかなら嬉しい。おっぱい最高。」
「はぁ~…お前変な奴だな。花王とかの胸なら兎も角。このペタで良いとか…まさか、ペドか?」
炎銃は俺から腕を解いて後ろの座席に倒れ込む。
「誰がペドだ!せめてロリっていえ!いや…ロリでもないが……とりあえずアンタ恥じらいは無いのかよ?」
足を組んでどっかの王さまみたいな座り方をしている炎銃をバックミラー越しに見る。
「悠、炎銃に恥じらいとかないぜ?て言うか、基本的に男と思っていいし。」
紅はケラケラ笑い、ムリムリと手を振る。
「るせぇ!」
ドガッ!
紅の座席が揺れる。
炎銃が後ろから蹴ったのだろうが…人の車で暴れるのは止めてほしい。
「っーかょ~!小鳥遊~?」
「うぐっ…」
ギシシッ!
また、首を絞めてきた。
「お前、さっきから俺の事を「アンタ」「アンタ」ってんなぁ?どっちが歳上よ?あぁ?」
ミシシッ…
さっきの冗談絞めでは無く今度はマジに絞めてきてる。
「お…な…何て呼べばいん…だよ!」
「あ゛?」
「だ、たいたい!…俺…アン…タの…な、名前…知らねぇし!」
パッ!
「はぁはぁ…すーはー」
腕が解かれ俺は急いで酸素を取り込む。
「あー、悪い、悪い。炎銃ってから本名言ってなかったな。あははは。」
「笑い後とで済ます気かよ…」
「まぁ、小鳥遊に名乗るつもりもねえけど。一応言っとくか。火口祭(ひぐちまつり)だ。」
「火口祭…火口?……アンタもしかして火口彩の姉がなんかか?」
「お?俺の愚妹知ってんのか?そうだ。あのバカアヤと違い出来のいい姉だ。」
どうやら祭は彩の事を完全に下に見ているみたいだ。
「言われてみりゃ、何処と無く似てる訳だ。」
「んな事より、お前…今、また、「アンタ」って言わなかったか?」
「え?俺、祭ったよな?な、紅な?」
俺は紅に助けを求めた。
「え?悪い何の話だ?」
どうやら、紅は窓の外を見てたらしく本気で話聞いていやがらなかったようだ。
「……まぁいい。っーか祭って呼び捨てか?歳上だぞ?」
「俺、基本的に呼び捨て派なんで。」
そこはハッキリ宣言しとく。
ージープ車内ー
ブロロロ…
「…何でこうなってんだ?」
俺はハンドルをきりながら呟く。
「えーと…何でだろ?」
助手席では前髪の一部を御下げにした男。
紅こと赤木皇が首を傾げる。
「るせぇなぁ、男がグチグチ言うな!」
後ろの席から、赤髪でさっぱりした短髪でタンクトップにジーパンの男…もとい女の炎銃が身を乗りだし、俺の首を閉めてくる。
「うっ…ちょ…首…」
「ははは、炎銃。危ねぇって。」
紅は笑っていて止める気が無い。
ちなみに何でこうなっているかと言うと…
俺と紅が帰る途中…
1・車に乗る
2・動き出す
3・突然ナニかが飛び出してきて急停止
4・飛び出してきたのは炎銃で…「面倒だから家まで乗せてけ!」
5・今に至ります♪
「うぐっ…ん?」
むにゅ。
「おら!どうだ!」
ぐぐぐっ…むにゅ~♪
炎銃の腕が絞まるに連れて時折、細やかに柔らかいものが当たる。
「……(もしや…このやわっこいのは…胸?胸なのか?)」
多少、苦しいがもう少し我慢して…
「悠、どした?マジで苦しいのか?」
喋らなくなった俺を心配してか紅がこっちを見る。
「えーと……正直に言う。」
「あん?」「ん?」
炎銃と紅がはっきり俺を見る。
「アンタ…首絞めると同時に細やかなもんが当たってる。」
「…ささやかなもん?」
炎銃は首を傾げて自分の身体と俺の接着面を確認し。
「………あ?もしかして胸か?」
「もしかしての胸だ。」
むにゅ♪
バレた。どーせ殴られると思って俺はわざと後頭部で胸を押す。
「っーか、こんなペタ胸当たったって嬉しかねぇだろ?」
「はっ?」
予想外の返答に俺は目を丸くした。
「え?ナニ、お前まさか嬉しい訳?」
「そりゃ…嬉しいか嬉しくないかなら嬉しい。おっぱい最高。」
「はぁ~…お前変な奴だな。花王とかの胸なら兎も角。このペタで良いとか…まさか、ペドか?」
炎銃は俺から腕を解いて後ろの座席に倒れ込む。
「誰がペドだ!せめてロリっていえ!いや…ロリでもないが……とりあえずアンタ恥じらいは無いのかよ?」
足を組んでどっかの王さまみたいな座り方をしている炎銃をバックミラー越しに見る。
「悠、炎銃に恥じらいとかないぜ?て言うか、基本的に男と思っていいし。」
紅はケラケラ笑い、ムリムリと手を振る。
「るせぇ!」
ドガッ!
紅の座席が揺れる。
炎銃が後ろから蹴ったのだろうが…人の車で暴れるのは止めてほしい。
「っーかょ~!小鳥遊~?」
「うぐっ…」
ギシシッ!
また、首を絞めてきた。
「お前、さっきから俺の事を「アンタ」「アンタ」ってんなぁ?どっちが歳上よ?あぁ?」
ミシシッ…
さっきの冗談絞めでは無く今度はマジに絞めてきてる。
「お…な…何て呼べばいん…だよ!」
「あ゛?」
「だ、たいたい!…俺…アン…タの…な、名前…知らねぇし!」
パッ!
「はぁはぁ…すーはー」
腕が解かれ俺は急いで酸素を取り込む。
「あー、悪い、悪い。炎銃ってから本名言ってなかったな。あははは。」
「笑い後とで済ます気かよ…」
「まぁ、小鳥遊に名乗るつもりもねえけど。一応言っとくか。火口祭(ひぐちまつり)だ。」
「火口祭…火口?……アンタもしかして火口彩の姉がなんかか?」
「お?俺の愚妹知ってんのか?そうだ。あのバカアヤと違い出来のいい姉だ。」
どうやら祭は彩の事を完全に下に見ているみたいだ。
「言われてみりゃ、何処と無く似てる訳だ。」
「んな事より、お前…今、また、「アンタ」って言わなかったか?」
「え?俺、祭ったよな?な、紅な?」
俺は紅に助けを求めた。
「え?悪い何の話だ?」
どうやら、紅は窓の外を見てたらしく本気で話聞いていやがらなかったようだ。
「……まぁいい。っーか祭って呼び捨てか?歳上だぞ?」
「俺、基本的に呼び捨て派なんで。」
そこはハッキリ宣言しとく。