ー夏休み編ー悪と邪鬼
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変態…もとい、朝露がクッキーやスコーン等を持って戻り。
ちょっとした茶会が始まろうとする。
「っち。おい、いい加減、本題を始めろよ。」
俺はデイジーを睨む。
「ティータイムくらいはお待ちなさいデスワ。っ痛」
デイジーは優雅にカップを口に運んだが、急に顔をしかめる。
「お嬢様!どうなさいました!」
「キリ、落ち着きなさい、大丈夫デスワ。ちょっと、さっき千夜様とバトって口を切っただけデスワ。」
デイジーはナプキンで口を押さえる。
「千夜…?…バトって…口を…切った?」
「口切ったのはテメェが勝手にやったんだろうが。」
「…貴方が千夜ですか?」
「あ?そうだ。」
俺はコーヒーを啜ろうとカップを持ち上げる。
ヒュバ!ガッシャアァン!
持っていたカップの柄だけが残り、本体は壁の方で粉々に砕けている。
「……」
「…なんのつもりだ?こら?」
俺の胸元には黒い室内シューズの先が狙っている。
「何って、お嬢様に狼藉を働いて無事でいれると思うなよ?」
にっこりと微笑み朝露はブーツの先を突き立ててくる。
ガッ!とっ…ダン!
「っ!」
俺は床を蹴り。
椅子ごと後ろに倒れ、両手をついて一回転して立ち上がる。
「なかなかの動きですね。」
「テメェ…」
朝露の距離は2,3メートル間合いを詰めれたなら俺の方が速いはずだ。
ギ…
右足に力を込め…
パァン!
「「!!」」
「はい。ソコまでデスワ!」
デイジーが手を叩き、俺と朝露の間に入る。
「ったく、お茶が台無しデスワ。」
「お嬢様、失礼いたしました。」
朝露は跪いて畏まる。
「仕掛けて来たのはそっちだろうが。」
「ふぅ…仕方無いデスワね…皆様ちょっと移動シマスワよ。」
俺等が暴れてる中。
まだ、お茶を飲んでやがる誠達を連れてデイジーは移動する。
………
やたら広い廊下を暫く歩き、突き当たりに鉄製の大きな引戸が見えてくる。
ーデイジー邸トレーニングルームー
バーベルから始まりルームランナー、最新のトレーニング器具一式が揃っている。
「うおぉ!凄!」
「へ、下手な施設より広い…」
獅子丸は目をキラキラさせて、五月女は完璧に気をされてる。
「どうぞ、ご自由に使って頂いて結構デスワよ。」
「ホントか!」
「ふっ!ふっ!ふっ!ふっ!」
誠は既に腹筋台で始めている…
『猿じゃなく、アホ犬だな。』
ローガンは猛スピードで一心不乱に腹筋を続ける誠を見て、ゲラゲラと大笑いする。
「ふふ。皆様は暫し、此方でいて下さいマセ。さて、千夜様はアチラに…」
見ないようにしていたが…
【デイジー専用】等とデカデカと書かれた無駄に主張の多い扉を指さす。
「あ゛?」
「ささ、行きますワヨ。」
非常に入りたく無いが、グイグイとデイジーに腕を引っ張られ、連れ込まれる。
ちょっとした茶会が始まろうとする。
「っち。おい、いい加減、本題を始めろよ。」
俺はデイジーを睨む。
「ティータイムくらいはお待ちなさいデスワ。っ痛」
デイジーは優雅にカップを口に運んだが、急に顔をしかめる。
「お嬢様!どうなさいました!」
「キリ、落ち着きなさい、大丈夫デスワ。ちょっと、さっき千夜様とバトって口を切っただけデスワ。」
デイジーはナプキンで口を押さえる。
「千夜…?…バトって…口を…切った?」
「口切ったのはテメェが勝手にやったんだろうが。」
「…貴方が千夜ですか?」
「あ?そうだ。」
俺はコーヒーを啜ろうとカップを持ち上げる。
ヒュバ!ガッシャアァン!
持っていたカップの柄だけが残り、本体は壁の方で粉々に砕けている。
「……」
「…なんのつもりだ?こら?」
俺の胸元には黒い室内シューズの先が狙っている。
「何って、お嬢様に狼藉を働いて無事でいれると思うなよ?」
にっこりと微笑み朝露はブーツの先を突き立ててくる。
ガッ!とっ…ダン!
「っ!」
俺は床を蹴り。
椅子ごと後ろに倒れ、両手をついて一回転して立ち上がる。
「なかなかの動きですね。」
「テメェ…」
朝露の距離は2,3メートル間合いを詰めれたなら俺の方が速いはずだ。
ギ…
右足に力を込め…
パァン!
「「!!」」
「はい。ソコまでデスワ!」
デイジーが手を叩き、俺と朝露の間に入る。
「ったく、お茶が台無しデスワ。」
「お嬢様、失礼いたしました。」
朝露は跪いて畏まる。
「仕掛けて来たのはそっちだろうが。」
「ふぅ…仕方無いデスワね…皆様ちょっと移動シマスワよ。」
俺等が暴れてる中。
まだ、お茶を飲んでやがる誠達を連れてデイジーは移動する。
………
やたら広い廊下を暫く歩き、突き当たりに鉄製の大きな引戸が見えてくる。
ーデイジー邸トレーニングルームー
バーベルから始まりルームランナー、最新のトレーニング器具一式が揃っている。
「うおぉ!凄!」
「へ、下手な施設より広い…」
獅子丸は目をキラキラさせて、五月女は完璧に気をされてる。
「どうぞ、ご自由に使って頂いて結構デスワよ。」
「ホントか!」
「ふっ!ふっ!ふっ!ふっ!」
誠は既に腹筋台で始めている…
『猿じゃなく、アホ犬だな。』
ローガンは猛スピードで一心不乱に腹筋を続ける誠を見て、ゲラゲラと大笑いする。
「ふふ。皆様は暫し、此方でいて下さいマセ。さて、千夜様はアチラに…」
見ないようにしていたが…
【デイジー専用】等とデカデカと書かれた無駄に主張の多い扉を指さす。
「あ゛?」
「ささ、行きますワヨ。」
非常に入りたく無いが、グイグイとデイジーに腕を引っ張られ、連れ込まれる。