ー夏休み編ー悪と邪鬼
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AM5:00…
ピピピピピ!!
ジリリリリ!!
ガガガガガ!!
とある一室、三種類の目覚まし時計が鳴り響く。
「っ…るせぇ…」
バン!バシッ!ガン!
布団を蹴り飛ばし、乱暴に目覚まし時計を止める。
「っち…朝か…」
俺は、カーテンの隙間からまだ薄暗い外を睨み付けた。
………
~The Senya side~
ー一階洗面所ー
ジャー…ゴポゴポ…
「……」
俺は顔を洗い。
いい加減醒めない、眠気を飛ばそうとする。
「千、せ~ん!」
やたらうるせぇ声で、後ろから名前を呼ばれる。
俺はため息がでた。
「っち…朝から、るせぇなぁ…」
顔が濡れたまま振り向くと。
「るせぇとは何だい、るせぇとは!」
赤いくらいの茶髪で後ろに立ってるのは…俺の母親だ。
「るせぇから…るせぇってんだろ…」
「はぁ、この子は…男の癖にド低血圧なんだから。」
お袋はオーバーなくらい首を振る。
正直うぜぇ。
「…んなこと…関係ねぇだろ。」
「はぁ。はい、これ。」
「あ゛?」
お袋は頭髪用のジェルを投げ渡してくる。
「買い置き無くなってたからね。じゃ、私は仕込みするから。」
お袋は頭にタオルを巻きながら歩いてく。
「………おい。」
「なんだい?」
「……………ありがと」
俺は振り向かずに小さく呟いた。
「はいよ♪」
「ふん。」
チューブから多目にジェルを手に出し、両手に広げて頭部全体に広げる。
「……」
粗方、手でかき、仕上げは目の細い櫛でピッチリと持ちあげる。
「……よし。」
俺は鏡を見て頷く、完璧なオールバック。
あらかた固まるのを確認して二階の自室に戻る。
ー千夜の部屋ー
俺の部屋は広く無いし綺麗でも無い。
それでも机だけは整えてある。
引き出しの中からブリットネック(銃弾の首飾り)を選ぶ。
「これにするか…」
手にしたのは7.62×51mm弾のブリットネック。
俺は銃には毛先も興味無いが弾のサイズだけは解る様になった。
「ふぅ…」
ダークブルーカラーで上下左右対象の十字架がプリントされたシャツに7部丈のズボンに着替える。
「……さて…」
俺は改めて下に降りていく。
………
ー厨房ー
ゴトゴト…
カタカタ…
厨房ではお袋が所狭しと仕出しの準備をしている。
「千、キャベツ5玉。あとゴミだし頼むよ。」
「あぁ……分かってる。」
手を洗い。
親父の形見の包丁をキャベツに通す。
繊維を引き裂くようにキャベツは簡単にみじん切りになる。
「……」
「……」
ザッザッザッ…
ゴトゴト…
会話無く仕込みを続け…
「……置いとくぞ。」
大きめのザル2つ分の刻みキャベツを置いて俺は厨房から出ていく
「お疲れ、ゴミだし忘れないでよ。」
「…あぁ、そのまま出る。」
「わかった。あんまり遅く何じゃないよ?」
「るせぇ…ガキじゃねぇんだ。」
バダン!!
俺はやや乱暴にドアを閉めて出ていく。
静かに閉めなっと叫び声が聞こえたが無視した。
ピピピピピ!!
ジリリリリ!!
ガガガガガ!!
とある一室、三種類の目覚まし時計が鳴り響く。
「っ…るせぇ…」
バン!バシッ!ガン!
布団を蹴り飛ばし、乱暴に目覚まし時計を止める。
「っち…朝か…」
俺は、カーテンの隙間からまだ薄暗い外を睨み付けた。
………
~The Senya side~
ー一階洗面所ー
ジャー…ゴポゴポ…
「……」
俺は顔を洗い。
いい加減醒めない、眠気を飛ばそうとする。
「千、せ~ん!」
やたらうるせぇ声で、後ろから名前を呼ばれる。
俺はため息がでた。
「っち…朝から、るせぇなぁ…」
顔が濡れたまま振り向くと。
「るせぇとは何だい、るせぇとは!」
赤いくらいの茶髪で後ろに立ってるのは…俺の母親だ。
「るせぇから…るせぇってんだろ…」
「はぁ、この子は…男の癖にド低血圧なんだから。」
お袋はオーバーなくらい首を振る。
正直うぜぇ。
「…んなこと…関係ねぇだろ。」
「はぁ。はい、これ。」
「あ゛?」
お袋は頭髪用のジェルを投げ渡してくる。
「買い置き無くなってたからね。じゃ、私は仕込みするから。」
お袋は頭にタオルを巻きながら歩いてく。
「………おい。」
「なんだい?」
「……………ありがと」
俺は振り向かずに小さく呟いた。
「はいよ♪」
「ふん。」
チューブから多目にジェルを手に出し、両手に広げて頭部全体に広げる。
「……」
粗方、手でかき、仕上げは目の細い櫛でピッチリと持ちあげる。
「……よし。」
俺は鏡を見て頷く、完璧なオールバック。
あらかた固まるのを確認して二階の自室に戻る。
ー千夜の部屋ー
俺の部屋は広く無いし綺麗でも無い。
それでも机だけは整えてある。
引き出しの中からブリットネック(銃弾の首飾り)を選ぶ。
「これにするか…」
手にしたのは7.62×51mm弾のブリットネック。
俺は銃には毛先も興味無いが弾のサイズだけは解る様になった。
「ふぅ…」
ダークブルーカラーで上下左右対象の十字架がプリントされたシャツに7部丈のズボンに着替える。
「……さて…」
俺は改めて下に降りていく。
………
ー厨房ー
ゴトゴト…
カタカタ…
厨房ではお袋が所狭しと仕出しの準備をしている。
「千、キャベツ5玉。あとゴミだし頼むよ。」
「あぁ……分かってる。」
手を洗い。
親父の形見の包丁をキャベツに通す。
繊維を引き裂くようにキャベツは簡単にみじん切りになる。
「……」
「……」
ザッザッザッ…
ゴトゴト…
会話無く仕込みを続け…
「……置いとくぞ。」
大きめのザル2つ分の刻みキャベツを置いて俺は厨房から出ていく
「お疲れ、ゴミだし忘れないでよ。」
「…あぁ、そのまま出る。」
「わかった。あんまり遅く何じゃないよ?」
「るせぇ…ガキじゃねぇんだ。」
バダン!!
俺はやや乱暴にドアを閉めて出ていく。
静かに閉めなっと叫び声が聞こえたが無視した。