ー夏休み編ーそれぞれの道…獣と月
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ー外(玄関前)ー
「シャンとしろバカ。」
「うぅ~、千夜~ぎぼぢわ゛りぃ…」
「…お前…背中で吐いたら落とすからな…」
戌塚を背負いながら歩く。
「あらあら、泥酔デスワね」
『お嬢も人の事言えませんから…』
デイジーは場酔いだったためシャンとしてるがローガンに背負われてる。
「…おい、触角女…」
「デ・イ・ジ・ーデスワ!」
「なら、デイジー…少し俺の相手になれ。」
千夜は振り向かずに呟く。
「あら、ワタクシがデスか?」
「お前の闘い方が俺の弱点を埋めれる気がしてな…」
「ふむ…ま、考えてオキマスワ。ローガン。」
『これが名刺だ』
「キャ!ローガン!!」
ローガンは名刺を出すため懐に手を入れるとデイジーは支えを失い落ちかける。
「あ、あぁ…(こんな奴に俺の蹴りは当たらなかったのか?)…じゃあな。オラ、誠いい加減シャンとしろ、バイクから振り落ちるなよ!」
「うぅ~…」
千夜は多少呆れながら、無理矢理メットを戌塚に被せて走って行く。
…………
ー広間ー
「岡崎君少し良いか?」
「うん?」
千草と帰る準備をしていた亮に紅が話し掛ける。
「いや、あの時の事を謝ろうと思ってね。」
「あ、いや…気にしないでくれ…俺もあの後色々考えれたし……」
亮は多少苦笑い気味に紅を見る。
「改めて赤木皇。まぁ紅って呼んでくれた方がいいけど。よろしく」
「岡崎、岡崎亮だ。亮でいい。よろしくな紅。」
2人が握手をしていると…
「亮~帰るよ?」
「あぁ、今行く。じゃなあ。」
「うん、彼女さんと仲好くな。」
紅は軽く手を振り亮を見送る。
「…前御下げは帰らないなの?」
「うん、今日も泊まらせて貰う。それより…秋宵月の仔猫ちゃんに頼みがあるんだけど…」
「断るなの。」
秋宵月は即答する。
「まだ、何も言って無いんだけどなぁ。」
流石の紅も少し笑顔が崩れるが怒りは全く感じない。
「大抵こーゆー時のお願いは良いことじゃ無いの…」
「うーん、聞くだけ聞いてくれないかな?」
身を屈め、秋宵月と視線を合わせる。
「じゃ聞くだけ聞いてやるなの。」
「じゃ遠慮なく。俺も悠と一緒に鍛えてくれない?」
「……聞いてはやったの。」
「じゃ次いでに返事も欲しいな。」
両手を合わせて秋宵月を見る。
「正直面倒なのー」
ピン…
紅の御下げを指で軽く弾き棒読みで呟く
「そこを何とか頼むよ。」
「……はぁ、分かったの。」
「鍛えてくれるか?!」
「それは断るなの。」
「って…あれぇ…」
「真桜は悠で手一杯なの、けど近くで居るのは勝手なの。」
もう一度、御下げを軽く弾き秋宵月は仏間の方に行く。
………
ー仏間ー
「……ふぅ、終了」
「お疲れ様。」
お祈りが終わった悠に鈴猫が声をかける。
「悪いな、色々ゴタゴタして。」
「ううん、ちょっと驚いたけど…慣れてるから。(崇といたらもっと色々あるし)」
「…なぁんか格好悪い所しか見せないなぁ…俺。」
情けないなと笑う悠。
「そんな事は……ちょっとあるかな?」
「あ、やっぱり?」
「「あははは」」
なんだか会話が面白くなり2人は笑ってしまう。
「はは、けど…1つだけ。」
「ん?」
「悠は情けなく無い。それは私が保証する。」
鈴猫は自分の胸をトンっ…と叩く。
「……おぅ。サンキュ。」
「あー…後…これ凄く言いにくいんだけど…」
「何だ?」
「私さぁ……酔った時の事全部覚えるタイプでして…」
ピキン…
悠は凍り付く…
「シャンとしろバカ。」
「うぅ~、千夜~ぎぼぢわ゛りぃ…」
「…お前…背中で吐いたら落とすからな…」
戌塚を背負いながら歩く。
「あらあら、泥酔デスワね」
『お嬢も人の事言えませんから…』
デイジーは場酔いだったためシャンとしてるがローガンに背負われてる。
「…おい、触角女…」
「デ・イ・ジ・ーデスワ!」
「なら、デイジー…少し俺の相手になれ。」
千夜は振り向かずに呟く。
「あら、ワタクシがデスか?」
「お前の闘い方が俺の弱点を埋めれる気がしてな…」
「ふむ…ま、考えてオキマスワ。ローガン。」
『これが名刺だ』
「キャ!ローガン!!」
ローガンは名刺を出すため懐に手を入れるとデイジーは支えを失い落ちかける。
「あ、あぁ…(こんな奴に俺の蹴りは当たらなかったのか?)…じゃあな。オラ、誠いい加減シャンとしろ、バイクから振り落ちるなよ!」
「うぅ~…」
千夜は多少呆れながら、無理矢理メットを戌塚に被せて走って行く。
…………
ー広間ー
「岡崎君少し良いか?」
「うん?」
千草と帰る準備をしていた亮に紅が話し掛ける。
「いや、あの時の事を謝ろうと思ってね。」
「あ、いや…気にしないでくれ…俺もあの後色々考えれたし……」
亮は多少苦笑い気味に紅を見る。
「改めて赤木皇。まぁ紅って呼んでくれた方がいいけど。よろしく」
「岡崎、岡崎亮だ。亮でいい。よろしくな紅。」
2人が握手をしていると…
「亮~帰るよ?」
「あぁ、今行く。じゃなあ。」
「うん、彼女さんと仲好くな。」
紅は軽く手を振り亮を見送る。
「…前御下げは帰らないなの?」
「うん、今日も泊まらせて貰う。それより…秋宵月の仔猫ちゃんに頼みがあるんだけど…」
「断るなの。」
秋宵月は即答する。
「まだ、何も言って無いんだけどなぁ。」
流石の紅も少し笑顔が崩れるが怒りは全く感じない。
「大抵こーゆー時のお願いは良いことじゃ無いの…」
「うーん、聞くだけ聞いてくれないかな?」
身を屈め、秋宵月と視線を合わせる。
「じゃ聞くだけ聞いてやるなの。」
「じゃ遠慮なく。俺も悠と一緒に鍛えてくれない?」
「……聞いてはやったの。」
「じゃ次いでに返事も欲しいな。」
両手を合わせて秋宵月を見る。
「正直面倒なのー」
ピン…
紅の御下げを指で軽く弾き棒読みで呟く
「そこを何とか頼むよ。」
「……はぁ、分かったの。」
「鍛えてくれるか?!」
「それは断るなの。」
「って…あれぇ…」
「真桜は悠で手一杯なの、けど近くで居るのは勝手なの。」
もう一度、御下げを軽く弾き秋宵月は仏間の方に行く。
………
ー仏間ー
「……ふぅ、終了」
「お疲れ様。」
お祈りが終わった悠に鈴猫が声をかける。
「悪いな、色々ゴタゴタして。」
「ううん、ちょっと驚いたけど…慣れてるから。(崇といたらもっと色々あるし)」
「…なぁんか格好悪い所しか見せないなぁ…俺。」
情けないなと笑う悠。
「そんな事は……ちょっとあるかな?」
「あ、やっぱり?」
「「あははは」」
なんだか会話が面白くなり2人は笑ってしまう。
「はは、けど…1つだけ。」
「ん?」
「悠は情けなく無い。それは私が保証する。」
鈴猫は自分の胸をトンっ…と叩く。
「……おぅ。サンキュ。」
「あー…後…これ凄く言いにくいんだけど…」
「何だ?」
「私さぁ……酔った時の事全部覚えるタイプでして…」
ピキン…
悠は凍り付く…