ー夏休み編ーそれぞれの道…獣と月
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「炎銃はいつも唐突だなぁ…。ごめん、子猫ちゃん。俺用が出来たから悪いけどいくな。」
財布の札を店員に渡して店から出ていく。
因みに、金使いが荒い様に見えるが…
紅は何故か最低限欲しい物しか必要としないため昔から誕生日やクリスマスプレゼントすら貰わなかった。
それが今でも続き闘路の賞金以外のお金溜まり多少金銭感覚にズレがあるのだ。
「あ!あの!名前は…」
「ん?あぁ、赤木皇。紅って方がよく呼ばれるけど…」
「え?え?あ、あかぎさを?紅さん?…わ、私柊つかさです!」
聞こえたのか無いのか紅は手を振り返す。
…………
ー悠の家(真桜の部屋)ー
一時間余りしてデイジーとローガンが家具や秋宵月の私物を持ってきて、更に二時間かけて部屋が完成した。
「ふぅ…何でワタクシがこんな事を…」
ベッドに腰掛けるデイジー。
『お嬢は何もしてないでしょう…』
そう、ほとんどローガンと悠が運んだりしてデイジーはあーだこーだと指揮(野次)していただけだ。
「何をイイマスの?ワタクシの指揮がありましたからこんなに早く済みましたのよ?あぁ…自分が怖いデスワ…」
「『……』」
意味のわからない自信でいっぱいのデイジー…
「デイジーは馬鹿だから気にする必要ないの。」
ガチャ…
秋宵月がトレイにおにぎりと簡単な料理を置いて入ってくる。
「だ、誰がバカデスの!」
『ボソ……(お嬢でしょ)』
「ローガン!何か言いまして!」
『いえ、何も…』
すばしいくらいに地獄耳…
「ほら、悠食べろなの」
秋宵月はおにぎりを渡す。
「…これ、秋宵月が作ったのか?」
「このくらい誰でもできるなの…」
『秋宵月に出来ない事の方が少ないけどな、お嬢と違って…』
結構大きめのおにぎりだがローガンは一口で食べる。
「な、わ、ワタクシだってこのくらいは…」
「米を洗剤で洗う奴に台所に立つ資格はないのー」
「あ、あれは最初ダケですわ!アム……っ!///?!」
デイジーは怒りながらおにぎりにかぶり付くが具が梅干しだったらしく慌てて飛び出ていった。
「アム………美味い。家事は分担だな。」
悠はポン、ポン!と頭を撫でる。
「そのくらいは心得てるなのタダで居座る気はないなの…」
「はは、そうか。」
『…じゃ、俺は帰るぜ…』
ローガンは麦茶を飲み干し出ていこうとする。
「あ、おっさん今日の夜デイジーと一緒に来いよ?」
『お嬢を送るついでにな……あとおっさんじゃねぇ。お嬢ー!帰りますよ!』
「うぅ…真桜…覚えてなさいませ!」
デイジーの叫び声が聞こえた…
「自分で食べといて覚えてろはないなの…」
「デイジーはいつもあんな感じか?」
「からかうには持ってこいの相手なの。」
「そうか…(こいつ裏表ないな)」
「……さっきの間に色々見て回ったけど…中々よかったなの。」
「むぐっ?ング…何が?」
悠は卵焼きを飲み込み尋ねる。
「行き届いた部屋の掃除、水回りも綺麗だったし、包丁も良く手入れされていた…それなりに見所はある男なの」
「おう、サンキュ。」
悠は笑顔でお礼を言う。
「…調子にのるななのー」
…………
財布の札を店員に渡して店から出ていく。
因みに、金使いが荒い様に見えるが…
紅は何故か最低限欲しい物しか必要としないため昔から誕生日やクリスマスプレゼントすら貰わなかった。
それが今でも続き闘路の賞金以外のお金溜まり多少金銭感覚にズレがあるのだ。
「あ!あの!名前は…」
「ん?あぁ、赤木皇。紅って方がよく呼ばれるけど…」
「え?え?あ、あかぎさを?紅さん?…わ、私柊つかさです!」
聞こえたのか無いのか紅は手を振り返す。
…………
ー悠の家(真桜の部屋)ー
一時間余りしてデイジーとローガンが家具や秋宵月の私物を持ってきて、更に二時間かけて部屋が完成した。
「ふぅ…何でワタクシがこんな事を…」
ベッドに腰掛けるデイジー。
『お嬢は何もしてないでしょう…』
そう、ほとんどローガンと悠が運んだりしてデイジーはあーだこーだと指揮(野次)していただけだ。
「何をイイマスの?ワタクシの指揮がありましたからこんなに早く済みましたのよ?あぁ…自分が怖いデスワ…」
「『……』」
意味のわからない自信でいっぱいのデイジー…
「デイジーは馬鹿だから気にする必要ないの。」
ガチャ…
秋宵月がトレイにおにぎりと簡単な料理を置いて入ってくる。
「だ、誰がバカデスの!」
『ボソ……(お嬢でしょ)』
「ローガン!何か言いまして!」
『いえ、何も…』
すばしいくらいに地獄耳…
「ほら、悠食べろなの」
秋宵月はおにぎりを渡す。
「…これ、秋宵月が作ったのか?」
「このくらい誰でもできるなの…」
『秋宵月に出来ない事の方が少ないけどな、お嬢と違って…』
結構大きめのおにぎりだがローガンは一口で食べる。
「な、わ、ワタクシだってこのくらいは…」
「米を洗剤で洗う奴に台所に立つ資格はないのー」
「あ、あれは最初ダケですわ!アム……っ!///?!」
デイジーは怒りながらおにぎりにかぶり付くが具が梅干しだったらしく慌てて飛び出ていった。
「アム………美味い。家事は分担だな。」
悠はポン、ポン!と頭を撫でる。
「そのくらいは心得てるなのタダで居座る気はないなの…」
「はは、そうか。」
『…じゃ、俺は帰るぜ…』
ローガンは麦茶を飲み干し出ていこうとする。
「あ、おっさん今日の夜デイジーと一緒に来いよ?」
『お嬢を送るついでにな……あとおっさんじゃねぇ。お嬢ー!帰りますよ!』
「うぅ…真桜…覚えてなさいませ!」
デイジーの叫び声が聞こえた…
「自分で食べといて覚えてろはないなの…」
「デイジーはいつもあんな感じか?」
「からかうには持ってこいの相手なの。」
「そうか…(こいつ裏表ないな)」
「……さっきの間に色々見て回ったけど…中々よかったなの。」
「むぐっ?ング…何が?」
悠は卵焼きを飲み込み尋ねる。
「行き届いた部屋の掃除、水回りも綺麗だったし、包丁も良く手入れされていた…それなりに見所はある男なの」
「おう、サンキュ。」
悠は笑顔でお礼を言う。
「…調子にのるななのー」
…………