ー夏休み編ーそれぞれの道…獣と月
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ーバス停前ー
一度家に帰り着替えたりした紅。
「あ、もしもし?禅か?」
[…紅…さん…昨日は…ご苦労…様…でし…た。]
「あぁ、それよりさ今日…」
事のあらましを説明する。
[……はい…わかり…ました。…俺も…参加します…]
「OK、じゃまた連絡する。」
ピ…
携帯を切って丁度来たバスに乗る。
………
ーバスー
「……」
紅はバスに揺られながら自分の腕を見る。
「……(もう一度…悠と闘ったら俺は勝てるのか?………らしく無いな)」
紅は無言で席を立ち、前で立っているお爺さんに席を譲り。
「君、ありがとよ」
「いえ。(勝てるのかじゃ無いな…。悠は誰かに勝つ為に頑張ってんなら…俺は崇さんに勝ってやる。そのためには……)」
悠との共闘
悠と俺は似てる…なら同じ鍛練が出来ない訳がない。
「ふふ、決めた…そうだよ。悠と競い合って強くなる…最終目標は…虎琥狗崇…。」
ピリッ…
紅の…覚悟は決まった。
「よし、とりあえず炎銃に声を…痛!」
ガッ!
「邪魔だガキ!」
マスクにサングラスを掛けた男が似合わないバックを掲げて走っていく。
「何だ…?」
「返して!はぁはぁ…私のバック!!」
更に後ろから半泣きで女の子が走って来た…
「……あぁ、そう言う事な…」
スッ……ギュパァン!
紅は背中からバットを抜き出し、思いっきり投げ飛ばした。
「ふぇ?」
ズッ…ガァン!ボギッ!ガシャン!
「ぎゃぁぁぁ!」
紅い軌跡を描きバットは引ったくりに直撃して、腕があらぬ方向に曲がりバックが投げ捨てられる。
「うぐぐっくそ!」
男は腕を抑えながら逃げていく。
ザリ…
「あ、逃げられた……やっぱり足狙えばよかったかな。」
紅はバットとバックを拾う。
「……」
「はい、これ。」
ポカーンとしている女の子に紅はバックを渡す。
「…あ、ありがとうございます!」
バックを受け取りながら慌てて頭を下げる。
「いいよ、いいよ、それより派手な音したけど…中何か壊れてない?」
「えーと…あっ…」
「あっ…」
落とし方が悪かったらしく携帯電話が割れている。
「どうしょう…壊れてる…」
みるみる眼に涙がたまっていく。
「あちゃ……ごめんな、子猫ちゃん。弁償するよ。」
「ふぇ?ひっく、そんな悪いです…ひっく」
「いや、俺が原因だしさ…今から時間ある?」
紅は指で涙を拭ってあげながら笑顔をみせる。
「あ…は、はい//」
「うん、じゃ行こうか」
………
ー携帯ショップー
「子猫ちゃんは機械とか分かるほう?」
「そんなには…」
ディスプレイを見ながら女の子は申し訳なさげに呟く。
「そか、俺も知り合いに頼んでるしな…」
紅は基本的に携帯などは禅と買いに行きプランなどもすべて任せる。
「悩んでても仕方ないし。すいませーん、この最新機種お願いします。」
「ふぇ?!」
「はい、ありがとうございます。どちらのカラーにされますか?」
店員がカラーを確認に来る。
「どれがいい?」
「あ、あの…最新のじゃ無くても…」
「とりあえず最新のなら悪くは無いでしょ。」
「けどお金…」
「あ…しまった手持ちが…」
紅は財布を取りだし…
「あちゃ、今20万しかないや。店員さん足ります?」
「じ、十分足りますよ?」
「そか。よかった。」
プルル…プルル…
すると紅の携帯が鳴る。
「ん?はい、もしもし?」
[俺だ。紅、お前どこいる?]
炎銃からの電話だ。
「今?ちょっと携帯ショップ」
[携帯ショップ?まぁいい。用事あっから今すぐ西口駅前集合。途中で帰ったらぶっ飛ばすからな!]
「あ、おい…」
ブッ!
電話は切れてしまう。
一度家に帰り着替えたりした紅。
「あ、もしもし?禅か?」
[…紅…さん…昨日は…ご苦労…様…でし…た。]
「あぁ、それよりさ今日…」
事のあらましを説明する。
[……はい…わかり…ました。…俺も…参加します…]
「OK、じゃまた連絡する。」
ピ…
携帯を切って丁度来たバスに乗る。
………
ーバスー
「……」
紅はバスに揺られながら自分の腕を見る。
「……(もう一度…悠と闘ったら俺は勝てるのか?………らしく無いな)」
紅は無言で席を立ち、前で立っているお爺さんに席を譲り。
「君、ありがとよ」
「いえ。(勝てるのかじゃ無いな…。悠は誰かに勝つ為に頑張ってんなら…俺は崇さんに勝ってやる。そのためには……)」
悠との共闘
悠と俺は似てる…なら同じ鍛練が出来ない訳がない。
「ふふ、決めた…そうだよ。悠と競い合って強くなる…最終目標は…虎琥狗崇…。」
ピリッ…
紅の…覚悟は決まった。
「よし、とりあえず炎銃に声を…痛!」
ガッ!
「邪魔だガキ!」
マスクにサングラスを掛けた男が似合わないバックを掲げて走っていく。
「何だ…?」
「返して!はぁはぁ…私のバック!!」
更に後ろから半泣きで女の子が走って来た…
「……あぁ、そう言う事な…」
スッ……ギュパァン!
紅は背中からバットを抜き出し、思いっきり投げ飛ばした。
「ふぇ?」
ズッ…ガァン!ボギッ!ガシャン!
「ぎゃぁぁぁ!」
紅い軌跡を描きバットは引ったくりに直撃して、腕があらぬ方向に曲がりバックが投げ捨てられる。
「うぐぐっくそ!」
男は腕を抑えながら逃げていく。
ザリ…
「あ、逃げられた……やっぱり足狙えばよかったかな。」
紅はバットとバックを拾う。
「……」
「はい、これ。」
ポカーンとしている女の子に紅はバックを渡す。
「…あ、ありがとうございます!」
バックを受け取りながら慌てて頭を下げる。
「いいよ、いいよ、それより派手な音したけど…中何か壊れてない?」
「えーと…あっ…」
「あっ…」
落とし方が悪かったらしく携帯電話が割れている。
「どうしょう…壊れてる…」
みるみる眼に涙がたまっていく。
「あちゃ……ごめんな、子猫ちゃん。弁償するよ。」
「ふぇ?ひっく、そんな悪いです…ひっく」
「いや、俺が原因だしさ…今から時間ある?」
紅は指で涙を拭ってあげながら笑顔をみせる。
「あ…は、はい//」
「うん、じゃ行こうか」
………
ー携帯ショップー
「子猫ちゃんは機械とか分かるほう?」
「そんなには…」
ディスプレイを見ながら女の子は申し訳なさげに呟く。
「そか、俺も知り合いに頼んでるしな…」
紅は基本的に携帯などは禅と買いに行きプランなどもすべて任せる。
「悩んでても仕方ないし。すいませーん、この最新機種お願いします。」
「ふぇ?!」
「はい、ありがとうございます。どちらのカラーにされますか?」
店員がカラーを確認に来る。
「どれがいい?」
「あ、あの…最新のじゃ無くても…」
「とりあえず最新のなら悪くは無いでしょ。」
「けどお金…」
「あ…しまった手持ちが…」
紅は財布を取りだし…
「あちゃ、今20万しかないや。店員さん足ります?」
「じ、十分足りますよ?」
「そか。よかった。」
プルル…プルル…
すると紅の携帯が鳴る。
「ん?はい、もしもし?」
[俺だ。紅、お前どこいる?]
炎銃からの電話だ。
「今?ちょっと携帯ショップ」
[携帯ショップ?まぁいい。用事あっから今すぐ西口駅前集合。途中で帰ったらぶっ飛ばすからな!]
「あ、おい…」
ブッ!
電話は切れてしまう。