ー夏休み編ーそれぞれの道…獣と月
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ー外ー
「ん~…はぁ、花王どうする?」
紅は背伸びをしながら鈴猫を見るが…
「悠平気かな…」
今、出た玄関を見る。
「ハッハッ?」
玄関ではバロンが何?っと言いたげに尻尾を振っている。
「大丈夫だろ。」
紅は御下げを整えながら笑う。
「何で?」
「悠だから。」
「何かズルいな…それ。」
鈴猫は何も言えないじゃんと頬を膨らます。
「はは、じゃ俺は禅達に声掛けに行くから、またな。」
「うん、じゃまた。」
紅と鈴猫は其処で別れた。
………
ー悠の部屋の前の部屋ー
「ここにするか?」
悠の部屋よりは小さいが十分広く、クーラーもあるが…段ボールだらけ…
「……片付けだけで1日仕事になりそうなの…」
「そうか?俺が段ボール運ぶから後は自由に…」
「…その身体で…なの?」
悠の右手は昨日の傷で包帯がぐるぐる巻き、身体もさっき傷が開いたばっかりだ。
「…ま、いけるだろ。」
ニッと笑って見せる悠。
「…もぅすぐデイジーとローガンが来るの2人に手伝わすといいなの。」
秋宵月は携帯をパカパカしながら段ボールの中を覗く。
「……あのさ、デイジーと卒業したって、言ったけど…秋宵月とデイジー同い年じゃないよな?」
「……真桜とデイジーは飛び級なの、一応MIT卒業生なの。」
「へぇ…マサチューセッツ大…ってあぁ?」
今とんでもない事を聞いた気がする。
「真桜のIQは約300…いわゆる天才なの」
「は、はは天才か…成る程納得だよ。」
軽く冗談めいてるが…限度行動を考えてみると認めざる得ない。
「真桜にしたら別に普通なの……それより、これはなんなの?」
真桜は段ボールの中から美少女ゲーム(成人指定)の箱をポイポイと出している。
「っ!おま!何を!」
「学園新撰組…恋姫無双…いつのまにか彼女は……」
「止めてー!俺のライフは0だから!」
タイトルを読み上げだしたので慌てて段ボールを引っ張り奪い取る。
「別に気にする事無いなの、真桜は他人の趣味に寛大なの。」
「いや、まぁそれはどうも…」
何故か悠は頭を下げてしまう。
「悠の家は不思議な物ばかりあるの…」
「不思議な物ってゲームとか漫画とかしか無いぞ?」
「真桜は非常に興味があるの。」
「そうか、なら好きに読んでくれていいぞ。俺はオタクだからありとあらゆる漫画があるしな。」
「じゃ、そうさせてもらうの。」
トテトテと悠の部屋に向かう秋宵月…
「あ、そうだ…後でソレもやらせろなのー。」
ビッ!と段ボールを指差す。
「これはR指定なんだが…」
「一応、お年頃…なの。」
「……(教育上よろしく無いが…秋宵月は俺より頭いいわけだし……)考えとく」
「よし、ならデイジー達が来るまでオススメを教えやがれなの」
「え?ちょ片付けは?」
「後で良いなの。」
悠は秋宵月に引っ張られていく…
「ん~…はぁ、花王どうする?」
紅は背伸びをしながら鈴猫を見るが…
「悠平気かな…」
今、出た玄関を見る。
「ハッハッ?」
玄関ではバロンが何?っと言いたげに尻尾を振っている。
「大丈夫だろ。」
紅は御下げを整えながら笑う。
「何で?」
「悠だから。」
「何かズルいな…それ。」
鈴猫は何も言えないじゃんと頬を膨らます。
「はは、じゃ俺は禅達に声掛けに行くから、またな。」
「うん、じゃまた。」
紅と鈴猫は其処で別れた。
………
ー悠の部屋の前の部屋ー
「ここにするか?」
悠の部屋よりは小さいが十分広く、クーラーもあるが…段ボールだらけ…
「……片付けだけで1日仕事になりそうなの…」
「そうか?俺が段ボール運ぶから後は自由に…」
「…その身体で…なの?」
悠の右手は昨日の傷で包帯がぐるぐる巻き、身体もさっき傷が開いたばっかりだ。
「…ま、いけるだろ。」
ニッと笑って見せる悠。
「…もぅすぐデイジーとローガンが来るの2人に手伝わすといいなの。」
秋宵月は携帯をパカパカしながら段ボールの中を覗く。
「……あのさ、デイジーと卒業したって、言ったけど…秋宵月とデイジー同い年じゃないよな?」
「……真桜とデイジーは飛び級なの、一応MIT卒業生なの。」
「へぇ…マサチューセッツ大…ってあぁ?」
今とんでもない事を聞いた気がする。
「真桜のIQは約300…いわゆる天才なの」
「は、はは天才か…成る程納得だよ。」
軽く冗談めいてるが…限度行動を考えてみると認めざる得ない。
「真桜にしたら別に普通なの……それより、これはなんなの?」
真桜は段ボールの中から美少女ゲーム(成人指定)の箱をポイポイと出している。
「っ!おま!何を!」
「学園新撰組…恋姫無双…いつのまにか彼女は……」
「止めてー!俺のライフは0だから!」
タイトルを読み上げだしたので慌てて段ボールを引っ張り奪い取る。
「別に気にする事無いなの、真桜は他人の趣味に寛大なの。」
「いや、まぁそれはどうも…」
何故か悠は頭を下げてしまう。
「悠の家は不思議な物ばかりあるの…」
「不思議な物ってゲームとか漫画とかしか無いぞ?」
「真桜は非常に興味があるの。」
「そうか、なら好きに読んでくれていいぞ。俺はオタクだからありとあらゆる漫画があるしな。」
「じゃ、そうさせてもらうの。」
トテトテと悠の部屋に向かう秋宵月…
「あ、そうだ…後でソレもやらせろなのー。」
ビッ!と段ボールを指差す。
「これはR指定なんだが…」
「一応、お年頃…なの。」
「……(教育上よろしく無いが…秋宵月は俺より頭いいわけだし……)考えとく」
「よし、ならデイジー達が来るまでオススメを教えやがれなの」
「え?ちょ片付けは?」
「後で良いなの。」
悠は秋宵月に引っ張られていく…