ー悠の部屋ー

「ん～やっぱりセフィロスの横はクラウドかな」

道場のかたずけを終えて、風呂に入り悠は部屋でフィギュアの配置がえをしていた。


上手に焼けました～♪

メールが届く。

「ん？」

亮
件名:春休みの事
明日の学校の終わり隆達が集まって予定を組むそうだ

「まったく、忙しないな」
件名:わかった
わかった、連絡さんきゅ
「さぁて、久々にログインするかな」

メール送信後、俺はオンラインゲームを朝までしていた。




ー教室ー

「テスト終わったら早速遅刻かぁ？泉～小鳥遊～」

案の定遅刻しかもこなたもだ

「いや～ついついネトゲ朝までしちゃいまして～」

「あほか」

ゴン！

「キャウ」

っと

こなたの頭に拳骨が落ちる。

その様子を見て俺は理由まで同じかよっと苦笑いをする

「で、小鳥遊はなんや？まさか同じとは言わんはなぁ？」

「いや～、ははは。同じです。」

教室がドッと沸く。

「はぁ、まったく揃いも揃って。まぁええは席につきや」

黒井先生がため息を尽く。
「せんせー悠に拳骨は無しなの～」

こなたが余計な事を言う。
「そやな、小鳥遊～」

黒井先生が笑いなが俺を呼び。

パコン

「あたっ」

黒井先生にデコピンされる。

「何で？デコピンなんすか？」

俺はデコを撫でながら聞く。

「お前の石頭は前で懲りたからな」



そんな感じでHRは終わり。授業ではテストが返された。


ー昼休みー

ピンポンパンポーン
「成績の順位が張り付けられております。」

校内放送が終わる。

「成績なんか張り出されるのか？」

「ベスト20位までね」

こなたが教えてくれる。

「取り合えず見に行かない？」

いつの間にかかがみが居た。

「おわ、かがみいつの間に」

「別にいいけど」

みゆきとつかさも誘って見に行く。



ー廊下ー

ざわざわ

がやがや


「うわ～凄く集まってるね～」

「これじゃ見えませんね。」

かなりの人だかりが出来ている。

「どれ、俺が先人切るから後から来いよ」

俺は四人に告げる。

「悠かっこいい～」

こなたが何か言っている。
「はいはい」

軽く流して人混みに入り

「ちょっとごめんよ」

「通らしてもらうよ」

何て言いながらかき分けていき張り紙の前まで出る。
「おっ！みゆき3位なんてすごいな」

俺が素直に感心するが

「「！！」」

周りの皆は何かに見いっている。

「どした？みんな？」

「ねぇ悠１位見て」

こなたに言われて１位を見ると

４位五十嵐哲治

3位高良みゆき

2位坂下まゆ

１位 小鳥遊 悠
全教科満点

「あっ、俺だ」

周りが静まり俺に視線が集まる

しかも張り付けてある紙にはわざわざ赤字で全教科満点とまで書いてある。

「すごい、ゆうくんすごいよ」

「はぁ～本当に何でも出来るのね。」

「悠さんおめでとうございます。」

「悠もうかっこよすぎじゃん」

四人が各々感想を伝えてくる。

「そりゃどうも行こうぜ腹へったし」

俺はあまり興味なく歩いて行く。

最初とは違い俺が通ると人が避ける。


「ちょ、待ってよ～」

こなた達も後に続く。


ー教室ー

「おっ！帰ってきたな１位くん」

教室に戻ると隆に白石、哲に亮が集まっている。

「その呼び方は辞めてくれ隆」

「悪い悪い、さて揃った所で明日の話をしたいのだが」


「OKけどメシ食いながらでいいか？」

「ああ」

俺の席を中心に皆が座る。
が

「何で泉達も集まってる？」

白石が聞く

「悠と昼御飯だよ」

「悪いな昼飯一緒に食う約束先にしてたからな。」

「しっかしなんだその羨ましい状況は」

隆が軽くにらみながら聞いてくる。

「羨ましい？」
俺は左右を見る

机を２つ繋げて中央側に俺が座って
右にこなたとみゆきが座り左にはつかさとかがみ
机の上には弁当を置いて皆で分けあっている。

「いや、いつもこうだが？」

俺は羨ましいの意味が分からない

「悠は誰とでも仲良しだね」

哲がまーまーと隆を押さえながら話す。

「おうよ」

「じゃ、まぁ明日の予定だが。」

隆が予定を話し出す。

「10時に渋谷駅に集合な」
「渋谷か」

「渋谷行くの久しぶりだね」

亮と哲が話している

「あいよ、白石電車代よろしくな」

「えっ俺？」

「全額出す約束だろ？」

「りゅ、隆」

白石が隆に助けを求めるが、

「白石我々のためだ」

軽く流されてる。

大体の話は終わって
その後は皆で談笑していた。