ー夏休み編ーそれぞれの道…獣と月
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チュンチュン…
窓の外から雀の鳴き声が聞こえる
「んっ……ふぁーぁ……そうか…昨日寝ちまったのか…んー!」
両手を伸ばし軽く背伸びをする…
ぐにゅ…むにむに…
「ん?ナンダコノやわらい物は?」
ぷにぷに…と左手に柔らかい感触。
「んっ……」
「?!」
視線を上げると…
悠の手は鈴猫の胸をわしづかみにしている。
「!?!(お、落ち着け俺!今騒いだら…鈴猫が目を覚ましてしまう…しかし…)」
我ながらどんな偶然で手を突っ込めたのか呆れてしまう。
ふに…ふに…
「(やわらい…ずっと触ってたい……じゃねぇ!)」
起こさない様に手を抜き…
「はぁあー…盛大な目覚めだ…」
朝からラッキーもとい冷や汗を拭い。
とりあえずテレビを着けた。
[おはようございます。ニュースキャスターの蒼弥です。…昨日、都内最大の遊園地、ビフォアランドの施設が一部、点検になり……]
「……」
昨日の一件がニュースに取り上げられているが俺達の事は一切出てこない…
[また、施設の点検については改装を……]
「……改装工事って事にしたのか、よく根回し出来てやがる……」
[…では、次のニュースです、巷でスクール水着が流行…ブッ…]
テレビを消し…
「すー…すー…」
「くー…くー…」
「…風呂入るかな。」
鈴猫も紅まだ起きる様子が無いので悠は朝風呂に向かった。
ー男湯ー
「あれ?お湯が沸いてる…」
昨日タイマー仕掛けた覚えは無いのに…?
「…ま、いいか。」
正直寝起きは頭に血がまわらない上、まだ血が足りない。
シュ…カチャカチャ…じー…
「……」
服を脱ぎ、包帯をとき…全面鏡で自分の体を見る。
「穴は塞がったか…」
不気味な瘡蓋を軽くなぞり…
「……もっと強くならねぇとな…」
一言鏡に映る自分に呟き風呂に向かう。
「あれ?」
浴槽に張られたお湯は白濁色…これは入浴剤が入れてある証拠だが…誰が?
「……(紅が明け方に入ったのか?)まぁいいや。」
考えるのが面倒になり湯につかる。
「っ…はぁ~」
ビリビリと傷に染みるが…湯加減がちょうど良くグッ~っと足を伸ばす。
コッン!
「ん?何だ?」
何かが足に当たり、その辺りを見ると…
もや…
ワカメ?いや、髪の毛の束?見たいな物が見える…
「あ?何でこんなに髪が…?」
おもむろに両手を伸ばし掬い上げると…
どざばぁ…
「っ?!」
「……」
ぶらん…
持ち上げたのものは…
緑髪の女の子の背中……
「な…」
ぷに…
猫を両手で持ち上げる型でいるのだが指先にささやかに柔らかい感触がはしる…
ポタポタ…
髪から水滴を落としながら首を微かに回し…
「このばあい……「きゃーいやー」と叫ばれるのと問答無用のビンタと力道流で沈められる…どれがいい…なの?」
「う…」
「う?」
「うわぁぁあー!?」
バシャッ!ビッ!
悠は声を上げて両手を思いっきり左右に広げる。
ダダダダダ…バン!
「「どうした(の)!悠!」」
悠の叫び声で目を覚ました紅と鈴猫が同時に風呂場に乗り込む…
「「「………」」」
ぴちょーん……
湯船から頭ダケを出してる少女…
湯船の端まで下がり固まっている悠…
「え……秋宵月だったよな?」
「おー、前御下げなの。」
秋宵月真桜は、紅によっ!と手を挙げる。
「じゃ無くてアンタ何してるのよ!」
鈴猫が秋宵月を指差して叫ぶ。
「真桜が入浴してたら彼奴が勝手に入ってきたなの…」
真桜は悠を指差すが…
「……」
悠は湯船に顔を着けて動かない…
「悠?」
ジワッ…
悠の背後から紅い染みが白色の湯を色付けていく…
「…手を思いっきり広げたから…傷が開き、血が流れて、貧血とのぼせたが同時に来た…ようなの」
「あぁ成る程…頭いいな秋宵月……って悠ー!!」
………
窓の外から雀の鳴き声が聞こえる
「んっ……ふぁーぁ……そうか…昨日寝ちまったのか…んー!」
両手を伸ばし軽く背伸びをする…
ぐにゅ…むにむに…
「ん?ナンダコノやわらい物は?」
ぷにぷに…と左手に柔らかい感触。
「んっ……」
「?!」
視線を上げると…
悠の手は鈴猫の胸をわしづかみにしている。
「!?!(お、落ち着け俺!今騒いだら…鈴猫が目を覚ましてしまう…しかし…)」
我ながらどんな偶然で手を突っ込めたのか呆れてしまう。
ふに…ふに…
「(やわらい…ずっと触ってたい……じゃねぇ!)」
起こさない様に手を抜き…
「はぁあー…盛大な目覚めだ…」
朝からラッキーもとい冷や汗を拭い。
とりあえずテレビを着けた。
[おはようございます。ニュースキャスターの蒼弥です。…昨日、都内最大の遊園地、ビフォアランドの施設が一部、点検になり……]
「……」
昨日の一件がニュースに取り上げられているが俺達の事は一切出てこない…
[また、施設の点検については改装を……]
「……改装工事って事にしたのか、よく根回し出来てやがる……」
[…では、次のニュースです、巷でスクール水着が流行…ブッ…]
テレビを消し…
「すー…すー…」
「くー…くー…」
「…風呂入るかな。」
鈴猫も紅まだ起きる様子が無いので悠は朝風呂に向かった。
ー男湯ー
「あれ?お湯が沸いてる…」
昨日タイマー仕掛けた覚えは無いのに…?
「…ま、いいか。」
正直寝起きは頭に血がまわらない上、まだ血が足りない。
シュ…カチャカチャ…じー…
「……」
服を脱ぎ、包帯をとき…全面鏡で自分の体を見る。
「穴は塞がったか…」
不気味な瘡蓋を軽くなぞり…
「……もっと強くならねぇとな…」
一言鏡に映る自分に呟き風呂に向かう。
「あれ?」
浴槽に張られたお湯は白濁色…これは入浴剤が入れてある証拠だが…誰が?
「……(紅が明け方に入ったのか?)まぁいいや。」
考えるのが面倒になり湯につかる。
「っ…はぁ~」
ビリビリと傷に染みるが…湯加減がちょうど良くグッ~っと足を伸ばす。
コッン!
「ん?何だ?」
何かが足に当たり、その辺りを見ると…
もや…
ワカメ?いや、髪の毛の束?見たいな物が見える…
「あ?何でこんなに髪が…?」
おもむろに両手を伸ばし掬い上げると…
どざばぁ…
「っ?!」
「……」
ぶらん…
持ち上げたのものは…
緑髪の女の子の背中……
「な…」
ぷに…
猫を両手で持ち上げる型でいるのだが指先にささやかに柔らかい感触がはしる…
ポタポタ…
髪から水滴を落としながら首を微かに回し…
「このばあい……「きゃーいやー」と叫ばれるのと問答無用のビンタと力道流で沈められる…どれがいい…なの?」
「う…」
「う?」
「うわぁぁあー!?」
バシャッ!ビッ!
悠は声を上げて両手を思いっきり左右に広げる。
ダダダダダ…バン!
「「どうした(の)!悠!」」
悠の叫び声で目を覚ました紅と鈴猫が同時に風呂場に乗り込む…
「「「………」」」
ぴちょーん……
湯船から頭ダケを出してる少女…
湯船の端まで下がり固まっている悠…
「え……秋宵月だったよな?」
「おー、前御下げなの。」
秋宵月真桜は、紅によっ!と手を挙げる。
「じゃ無くてアンタ何してるのよ!」
鈴猫が秋宵月を指差して叫ぶ。
「真桜が入浴してたら彼奴が勝手に入ってきたなの…」
真桜は悠を指差すが…
「……」
悠は湯船に顔を着けて動かない…
「悠?」
ジワッ…
悠の背後から紅い染みが白色の湯を色付けていく…
「…手を思いっきり広げたから…傷が開き、血が流れて、貧血とのぼせたが同時に来た…ようなの」
「あぁ成る程…頭いいな秋宵月……って悠ー!!」
………