ー夏休み編ーそれぞれの道…獣と月
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…話は終わりなの」
「……」
「お前を壊すのは真桜の八つ当たりかもしれない。けど……どうしてもお前がいずれ小鳥遊家の頂点に立つのは許せない…お前はきっとまた同じ事を繰り返す…なの」
「……れよ。」
「え?」
「それで気が済むならやれよ……けど俺の話1つだけ聞いてくれないか?」
「…何?」
「俺は…小鳥遊コンチェルの跡を継ぐつもりは無い。」
「嘘なの。真桜は知ってるなのお前は既に小鳥遊家総ての権限を握ってる事を」
「あぁ…その通りだ…けど、その権限はもう親父に渡した。」
「え?」
「俺は頭の悪いガキだ…必要以上の権力は身を滅ぼすし……俺に社長は合わねえ人の上に立つ人間じゃないからな…にひひ」
「…終わりなの?それで真桜が止めるとでも思ったなの?」
「いや…さっきも言ったけど気が済むまでやってくれ。」
悠は相変わらず目を閉じたまま呟き…
すっ…
秋宵月は親指を喉に向け構える
「あ…ごめんもう1ついいか?」
「……何?」
「もし、これで満足したら…俺にも手伝わせてくれよ、秋宵月家の再建…」
「!?」
「あー後、次はそーゆうの無しで喧嘩(や)ろうぜ。にひひ。」
「……とんだ甘ちゃんなの…」
すっ…
秋宵月は悠か降りて立ち上がり。
「その甘い考えに今回は退くなの…」
何事も無かったように歩いていき…
「では…ワタクシ達も失礼シマスワ。」
『……この借りはいつか返す忘れるな』
ローガンは包帯を巻いた左手を上げてデイジーと一緒に秋宵月の後を追う。
「……はあぁぁぁ…まったくよぉー…今日は厄日かぁ…」
悠は仰向けのまま叫ぶ…
ザリ…
「?」
「ま、酷い引き分けだな。立てるか?」
金剛は悠に手を伸ばす。
「っ……引き分け?」
なんとか手を借りて起き上がるが金剛に疑問する。
「相手が行っちまった、決着が着いてない以上引き分けだろ?」
「…はぁ…ふふ、あぁ酷い引き分けだ。はぁ…痛っ…」
エンドルフィン、アドレナリンとも活性が弱りズキンズキンと酷い痛みと熱が身体を襲う…
「っ…」
「酷い傷だな早く病院に…」
「ちょ!待ってや!」
シュタ
金剛と悠の間に海が割り込んで来る。
「海…おー海ぃ…無事でなによりだ…」
「無事でなによりだちゃうわ!アホぉ!みなみ姉ちゃんとの約束どーすんや!」
グイッ!
海は悠の肩を掴んで揺らす。
「お、おい、あんまり無茶するなよ…」
「あー…約束なぁ……わりぃけどさ…」
悠は首を倒し…
「少し遅れるから…みなみと時間潰しててくれ…頼んだよ。」
サラっ…
悠は海の頭を優しく撫でる。
「悠…うん!わかった絶対やで!」
「おう、約束だ。」
チュッ…
悠は手の甲にキスをする。
「ひゃ///な、なんやねん!い、行くで翠!凪!」
「…コク…」
「あ、ま、待ってよ~」
3人は走って行く…
「よい…しょ痛っ…うぅ…」
3人を見送り立ち上がるが悠はガグンと倒れそうになり。
「おっと…大丈夫じゃ無いな。」
ガシッと紅が背中を支える。
「……」
「お前を壊すのは真桜の八つ当たりかもしれない。けど……どうしてもお前がいずれ小鳥遊家の頂点に立つのは許せない…お前はきっとまた同じ事を繰り返す…なの」
「……れよ。」
「え?」
「それで気が済むならやれよ……けど俺の話1つだけ聞いてくれないか?」
「…何?」
「俺は…小鳥遊コンチェルの跡を継ぐつもりは無い。」
「嘘なの。真桜は知ってるなのお前は既に小鳥遊家総ての権限を握ってる事を」
「あぁ…その通りだ…けど、その権限はもう親父に渡した。」
「え?」
「俺は頭の悪いガキだ…必要以上の権力は身を滅ぼすし……俺に社長は合わねえ人の上に立つ人間じゃないからな…にひひ」
「…終わりなの?それで真桜が止めるとでも思ったなの?」
「いや…さっきも言ったけど気が済むまでやってくれ。」
悠は相変わらず目を閉じたまま呟き…
すっ…
秋宵月は親指を喉に向け構える
「あ…ごめんもう1ついいか?」
「……何?」
「もし、これで満足したら…俺にも手伝わせてくれよ、秋宵月家の再建…」
「!?」
「あー後、次はそーゆうの無しで喧嘩(や)ろうぜ。にひひ。」
「……とんだ甘ちゃんなの…」
すっ…
秋宵月は悠か降りて立ち上がり。
「その甘い考えに今回は退くなの…」
何事も無かったように歩いていき…
「では…ワタクシ達も失礼シマスワ。」
『……この借りはいつか返す忘れるな』
ローガンは包帯を巻いた左手を上げてデイジーと一緒に秋宵月の後を追う。
「……はあぁぁぁ…まったくよぉー…今日は厄日かぁ…」
悠は仰向けのまま叫ぶ…
ザリ…
「?」
「ま、酷い引き分けだな。立てるか?」
金剛は悠に手を伸ばす。
「っ……引き分け?」
なんとか手を借りて起き上がるが金剛に疑問する。
「相手が行っちまった、決着が着いてない以上引き分けだろ?」
「…はぁ…ふふ、あぁ酷い引き分けだ。はぁ…痛っ…」
エンドルフィン、アドレナリンとも活性が弱りズキンズキンと酷い痛みと熱が身体を襲う…
「っ…」
「酷い傷だな早く病院に…」
「ちょ!待ってや!」
シュタ
金剛と悠の間に海が割り込んで来る。
「海…おー海ぃ…無事でなによりだ…」
「無事でなによりだちゃうわ!アホぉ!みなみ姉ちゃんとの約束どーすんや!」
グイッ!
海は悠の肩を掴んで揺らす。
「お、おい、あんまり無茶するなよ…」
「あー…約束なぁ……わりぃけどさ…」
悠は首を倒し…
「少し遅れるから…みなみと時間潰しててくれ…頼んだよ。」
サラっ…
悠は海の頭を優しく撫でる。
「悠…うん!わかった絶対やで!」
「おう、約束だ。」
チュッ…
悠は手の甲にキスをする。
「ひゃ///な、なんやねん!い、行くで翠!凪!」
「…コク…」
「あ、ま、待ってよ~」
3人は走って行く…
「よい…しょ痛っ…うぅ…」
3人を見送り立ち上がるが悠はガグンと倒れそうになり。
「おっと…大丈夫じゃ無いな。」
ガシッと紅が背中を支える。