ー夏休み編ーそれぞれの道…獣と月
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ズッ!ざぁッッ!
先に動いたのは悠だった。
既に銃の有効射程圏内…
下手な小細工は無意味と身を屈めながら踏み込んだが…
スッ…
「なっ?!」
炎銃の姿が消えていく…
「どこ見てる?蜂の巣だぜ?」
「!」
仰向けに寝転がり、銃を頭と胸を狙うように構えている。
「っ…(避けれるか?!)」
悠は踏み出し始めた足を無理矢理射程外に変えようと捻る。
「させねぇぜ?」
ガッン!
炎銃は軸になっている足を蹴り飛ばし、悠は完璧にバランスを崩して前倒れになる。
「っのぉ!」
ドォン!
ダン!ダン!ダン!ダン!
掠めて行く弾丸の中、悠は左手を地面に叩きつけ無理矢理一回転して…
「避けやがった!」
炎銃は転がり追い撃ちを狙おうとしたが悠は柱の影に隠れる。
「ふぅ…器用な闘いかたしやがる…」
冷や汗を拭いながら飛び出すタイミングを見計らっていたが…
「炎銃さん援護します!」
ガチャ!ガチャ!
ガチャ!ガチャ!
炎銃の部下達が離れた場所や階段の上から悠を取り囲む様に銃を構えた。
「!(ヤベ!)」
「止めろ!」
ビグッ!
「お前ら…勝手な事をしてんじゃねぇぞ?これは俺と小鳥遊の喧嘩だ手ぇ出したらただで済むと思うな!」
炎銃の一喝で部下達は一斉に銃を降ろし、慌ててコクコクと頷く。
「さて、小鳥遊続けるぜ?ドゥユーアンダスティン?」
「……卑怯な事をするくせに闘いには律儀なんだな。」
「あ?俺が卑怯な事をいつした?」
「……まぁいい。」
ゴソゴソ…
悠はポケットからiPodを取りだし…
「此方も割りとマジにいくぞ?」
「カモン!ハリアップ!」
…………
ーファミレスー
「そろそろ終わったかしら…」
「どうで…しょう……誰からも…連絡…ありま…せんし。」
「そうね、炎銃さんだったかしら?あの人と悠が闘わなければいいけど…」
稲葉は少し神妙な顔つきになる。
「炎銃さん…ですか…?」
「えぇ……もし、悠が炎銃さんと闘えば…紅君よりきっと苦戦する事になるは…だって……」
………
「くっ!この!」
バスッ!バスッ!バスッ!スッ!スッ!スッ!
バスッ!バスッ!バスッ!スッ!スッ!スッ!
双銃から放たれる弾の雨
「♪~♪~」
音漏れする位の大音量のイヤホンを着け悠はその雨を最小限の動きだけで避ける。
「なめやがって…」
カラン…カラン…
空になったマガジンを入れ替え
ダッ!
炎銃は自分から間合いを詰めて行く
「♪~♪~」
「余裕こいてんじゃねぇぞ!」
ビュバ!
顎を狙い、足を180度ピィンと上げた見事なまでの前蹴りを放つ
「~♪~♪」
ぴっ…クン!
頭のみを下げて蹴りを避けるが爪先は前髪の一部を切り落とす。
「は、甘いぜ!!」
バスッ!バスッ!
足を垂直に上げたままで前が見えて無いにも関わらず。
炎銃は的確に悠目掛け銃を乱射した。
「やった!」
「流石炎銃さんだ!」
一連の動きに辺りから、ワッ!と歓声が沸き上がった。
先に動いたのは悠だった。
既に銃の有効射程圏内…
下手な小細工は無意味と身を屈めながら踏み込んだが…
スッ…
「なっ?!」
炎銃の姿が消えていく…
「どこ見てる?蜂の巣だぜ?」
「!」
仰向けに寝転がり、銃を頭と胸を狙うように構えている。
「っ…(避けれるか?!)」
悠は踏み出し始めた足を無理矢理射程外に変えようと捻る。
「させねぇぜ?」
ガッン!
炎銃は軸になっている足を蹴り飛ばし、悠は完璧にバランスを崩して前倒れになる。
「っのぉ!」
ドォン!
ダン!ダン!ダン!ダン!
掠めて行く弾丸の中、悠は左手を地面に叩きつけ無理矢理一回転して…
「避けやがった!」
炎銃は転がり追い撃ちを狙おうとしたが悠は柱の影に隠れる。
「ふぅ…器用な闘いかたしやがる…」
冷や汗を拭いながら飛び出すタイミングを見計らっていたが…
「炎銃さん援護します!」
ガチャ!ガチャ!
ガチャ!ガチャ!
炎銃の部下達が離れた場所や階段の上から悠を取り囲む様に銃を構えた。
「!(ヤベ!)」
「止めろ!」
ビグッ!
「お前ら…勝手な事をしてんじゃねぇぞ?これは俺と小鳥遊の喧嘩だ手ぇ出したらただで済むと思うな!」
炎銃の一喝で部下達は一斉に銃を降ろし、慌ててコクコクと頷く。
「さて、小鳥遊続けるぜ?ドゥユーアンダスティン?」
「……卑怯な事をするくせに闘いには律儀なんだな。」
「あ?俺が卑怯な事をいつした?」
「……まぁいい。」
ゴソゴソ…
悠はポケットからiPodを取りだし…
「此方も割りとマジにいくぞ?」
「カモン!ハリアップ!」
…………
ーファミレスー
「そろそろ終わったかしら…」
「どうで…しょう……誰からも…連絡…ありま…せんし。」
「そうね、炎銃さんだったかしら?あの人と悠が闘わなければいいけど…」
稲葉は少し神妙な顔つきになる。
「炎銃さん…ですか…?」
「えぇ……もし、悠が炎銃さんと闘えば…紅君よりきっと苦戦する事になるは…だって……」
………
「くっ!この!」
バスッ!バスッ!バスッ!スッ!スッ!スッ!
バスッ!バスッ!バスッ!スッ!スッ!スッ!
双銃から放たれる弾の雨
「♪~♪~」
音漏れする位の大音量のイヤホンを着け悠はその雨を最小限の動きだけで避ける。
「なめやがって…」
カラン…カラン…
空になったマガジンを入れ替え
ダッ!
炎銃は自分から間合いを詰めて行く
「♪~♪~」
「余裕こいてんじゃねぇぞ!」
ビュバ!
顎を狙い、足を180度ピィンと上げた見事なまでの前蹴りを放つ
「~♪~♪」
ぴっ…クン!
頭のみを下げて蹴りを避けるが爪先は前髪の一部を切り落とす。
「は、甘いぜ!!」
バスッ!バスッ!
足を垂直に上げたままで前が見えて無いにも関わらず。
炎銃は的確に悠目掛け銃を乱射した。
「やった!」
「流石炎銃さんだ!」
一連の動きに辺りから、ワッ!と歓声が沸き上がった。