ー夏休み編ーそれぞれの道…獣と月
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-グリーンハウス(休憩所)-
モダンチックな建物でテーブルから椅子。
果ては調味料入れまで全て木製で統一されたちょっとしたカフェになっている。
「ここね。ぜーんぶ、此処で育てや野菜や植物を出してるのよ。」
鈴猫は配達ついでに良く休憩(サボり)って居るらしい。
「好きに注目していいよ、私の奢り。」
トンとふくよかな胸を叩くと同時に軽く揺れる。
今さらだが、鈴猫は赤いフレアスカートに白いブラウス姿で身長は千草と同じかそれ以上で多分胸も88いや89位ある…
「……」
それを見てみなみは誰にも気付かれぬ様にそっと自分の胸に手を置いた。
「そんな、いきなり奢って貰うのは…」
「遠慮しないで相手してくれたお礼とでも思ってくれたらいいから。あ、すいませ~ん。スペシャルケーキセット5つお願いします。」
まゆが奢りの提案を断ろうとしたが鈴猫は近くにいた店員に有無を言わさず注目を頼んだ。
「かしこまりました。」
「「何かすいません。」」
まゆ、みなみ、乙葉は丁寧に頭を下げる。
「いいから、いいから。」
「へぇ…紅茶も中々の品揃えだな…」
その中で1人、メニュー(紅茶葉)に夢中の男。
「お?悠は紅茶にも詳しいの?」
「人並みだけどな。けど、ちょ~っと煩い方だ。」
「ほほぅ~じゃあ、問題。紅茶と緑茶の違いはなぁんだ?」
「葉の乾燥具合、酸化発酵をさせないのが緑茶。完全に発酵させるのが紅茶。」
「正解!」
パチパチパチ
鈴猫は嬉しそうに笑顔で拍手をする。
「鈴猫も結構な紅茶好きみたいだな。」
「私は紅茶ってより花が好きって感じかな。家が花屋だし。」
小さなバックに~♪優しさ一つ詰め込んで~♪
悠の携帯が鳴る。ディスプレイには夏喜海と出ている。
「ちょっと失礼…」
席から立ち少し離れた場所で電話に出る。
「もしもし?」
[あ…悠今何処おるん?みなみ姉ちゃんは一緒やろな?]
「あ?フラワーガーデンって処だみなみも一緒だよ。っかお前らこそ今どこにいる?」
[うちらは……今めっ~ちゃ楽しんどるよ!やから心配せんでえぇで!]
「いや、だから何処に…」
[帰る時は連絡するわ!]
「あ、おい!」
[あと…絶対みなみ姉ちゃんの側におるんやで…約束な!]
ガチャ…ツーツー…
一方的に電話が切れる…
「もしもし?もしもーし?っ…たく…」
「…あの、悠先輩どうかしました?」
「ん?あーいや、海からだったが…楽しくやってるからってよ。」
「…よかった安心ですね。」
「お二人さ~んケーキセット来たよ~?」
海達も自由にやってるようだし。鈴猫に呼ばれ、俺とみなみは席に戻った。
………
ーディープジャングル前ー
太古のジャングルを模した河を渡る人気遊泳アトラクションの1つ。
「……約束な!」
プッ……
海は電話を切る…
「…ゆうは?…」
「うん、大丈夫みたいや…」
「よ、良かった…け、けど…」
「……」
ざわざわ…
「おい、あのチビが本当に小鳥遊の兄弟なのか?」
「あぁ、確りフリーパス調べた小鳥遊海に翡翠に星凪らしい。」
「ふぅん…ま、さっさと取っ捕まえてよびたそうぜ…炎銃さんのためにな…」
数十人の男が海達を囲んでいる……
「なんやようわからんけど…凪怖かったら先に逃げ。」
「う、海ちゃんは?」
「こんな雑魚どもうち1人で朝飯前の昼飯前や。」
「…ふたりでならもっとばんごはんまえ…」
「な、なら…3人、3人ならもっと早いごはん前!」
海、星凪、翡翠は互いを背にして構える。
モダンチックな建物でテーブルから椅子。
果ては調味料入れまで全て木製で統一されたちょっとしたカフェになっている。
「ここね。ぜーんぶ、此処で育てや野菜や植物を出してるのよ。」
鈴猫は配達ついでに良く休憩(サボり)って居るらしい。
「好きに注目していいよ、私の奢り。」
トンとふくよかな胸を叩くと同時に軽く揺れる。
今さらだが、鈴猫は赤いフレアスカートに白いブラウス姿で身長は千草と同じかそれ以上で多分胸も88いや89位ある…
「……」
それを見てみなみは誰にも気付かれぬ様にそっと自分の胸に手を置いた。
「そんな、いきなり奢って貰うのは…」
「遠慮しないで相手してくれたお礼とでも思ってくれたらいいから。あ、すいませ~ん。スペシャルケーキセット5つお願いします。」
まゆが奢りの提案を断ろうとしたが鈴猫は近くにいた店員に有無を言わさず注目を頼んだ。
「かしこまりました。」
「「何かすいません。」」
まゆ、みなみ、乙葉は丁寧に頭を下げる。
「いいから、いいから。」
「へぇ…紅茶も中々の品揃えだな…」
その中で1人、メニュー(紅茶葉)に夢中の男。
「お?悠は紅茶にも詳しいの?」
「人並みだけどな。けど、ちょ~っと煩い方だ。」
「ほほぅ~じゃあ、問題。紅茶と緑茶の違いはなぁんだ?」
「葉の乾燥具合、酸化発酵をさせないのが緑茶。完全に発酵させるのが紅茶。」
「正解!」
パチパチパチ
鈴猫は嬉しそうに笑顔で拍手をする。
「鈴猫も結構な紅茶好きみたいだな。」
「私は紅茶ってより花が好きって感じかな。家が花屋だし。」
小さなバックに~♪優しさ一つ詰め込んで~♪
悠の携帯が鳴る。ディスプレイには夏喜海と出ている。
「ちょっと失礼…」
席から立ち少し離れた場所で電話に出る。
「もしもし?」
[あ…悠今何処おるん?みなみ姉ちゃんは一緒やろな?]
「あ?フラワーガーデンって処だみなみも一緒だよ。っかお前らこそ今どこにいる?」
[うちらは……今めっ~ちゃ楽しんどるよ!やから心配せんでえぇで!]
「いや、だから何処に…」
[帰る時は連絡するわ!]
「あ、おい!」
[あと…絶対みなみ姉ちゃんの側におるんやで…約束な!]
ガチャ…ツーツー…
一方的に電話が切れる…
「もしもし?もしもーし?っ…たく…」
「…あの、悠先輩どうかしました?」
「ん?あーいや、海からだったが…楽しくやってるからってよ。」
「…よかった安心ですね。」
「お二人さ~んケーキセット来たよ~?」
海達も自由にやってるようだし。鈴猫に呼ばれ、俺とみなみは席に戻った。
………
ーディープジャングル前ー
太古のジャングルを模した河を渡る人気遊泳アトラクションの1つ。
「……約束な!」
プッ……
海は電話を切る…
「…ゆうは?…」
「うん、大丈夫みたいや…」
「よ、良かった…け、けど…」
「……」
ざわざわ…
「おい、あのチビが本当に小鳥遊の兄弟なのか?」
「あぁ、確りフリーパス調べた小鳥遊海に翡翠に星凪らしい。」
「ふぅん…ま、さっさと取っ捕まえてよびたそうぜ…炎銃さんのためにな…」
数十人の男が海達を囲んでいる……
「なんやようわからんけど…凪怖かったら先に逃げ。」
「う、海ちゃんは?」
「こんな雑魚どもうち1人で朝飯前の昼飯前や。」
「…ふたりでならもっとばんごはんまえ…」
「な、なら…3人、3人ならもっと早いごはん前!」
海、星凪、翡翠は互いを背にして構える。