ー夏休み編ー昼の顔と夜の顔(3)
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ーベンチー
「呆れただろ?」
「…えと…はい、少し。」
みなみは顔を下げて呟く。
「はは、良いよ。当然だ。」
「あの…1つ聞いてもいいですか?」
「ん?何でも。」
「…喧嘩って何ですか?」
「喧嘩か?」
「と言うより…どうして…闘うんですか?」
「ふっ…(ったく、皆その質問好きだな…)」
悠は小さくため息を吐き…
「…闘うのに理由がいるのなら…楽しいからさ。」
「楽しい…ですか?」
みなみは、空を見上げたままの悠を見る。
「あぁ…俺が喧嘩するのは楽しいからだ。ま、あくまで俺の理由なら此だ。」
悠は俺の理由と言う部分を強調して話す。
「…皆、楽しいから、喧嘩したりするんでしょうか…私は…理由があっても友達とは喧嘩したくは無いです…」
ぽむ…
「うん、きっとそれも正しいさ。」
悠は暗くなりがちのみなみの頭に手を置き。
「みなみはさ…闘いの本質って何かわかるか?」
「本質ですか?」
「あぁ…この質問、昔ある奴に聞かれてなズッーと答えるのを保留してる。」
「……わかりません。」
「ふふ、そか。」
「悠先輩は…分かるんですか?」
「ま、正解かどうかは別にして聞かれたとき即1つの答えは浮かんだよ。」
「…何ですか?」
「にゃはは、秘密だ。」
「///!」
悠はニコッと笑ってむに~っとみなみの頬を優しく引っ張る。
「けど、ヒント。人を好きになるのも闘うのも…いや、大きく言えば生きるって事だ。」
「………けど、悠先輩は恋愛から…逃げてませんか?」
ザクッゥッ!
かなり強い一撃が悠の心を撃ち抜いた…
「ゴホッ…ゴホッン!…逃げてる訳じゃ無いさ、俺もこうみえて彼女くらいは欲しい…けど相手が居ないのが現実だ…」
「泉先輩逹が…」
「…あぁ…そゆことか…みなみ、それは違うな。こなた逹は…ちょっと勘違いしてるだけだ。」
「…勘違い?」
「ん、彼奴らは俺が珍しいだけなんだ。いっちまえば異質だ。白の中に落ちた黒、だから勘違いする。」
「…どういう意味ですか?」
「友達として好きと恋愛の好きが判らなくなったんだよ。俺が異質だから。けど、最近は本当に好きな相手が見つかった奴も居るみたいだけどな。」
「…悠先輩は何時も言うことが難し過ぎます…」
「いい加減なだけだよ。」
「けど…1つ間違ってますよ。」
「ん?」
「悠先輩は…異質何かじゃ無いです…」
「…ん、ありがとうな。…よし、つまんない話は終わり。せっかくフリーパス何だ遊ぼうぜ。」
タン!
ベンチから飛ぶ様な勢いで立ち、悠はみなみに手を伸ばす。
「…はい。」
その手を握り返した…
………
NEST…
「呆れただろ?」
「…えと…はい、少し。」
みなみは顔を下げて呟く。
「はは、良いよ。当然だ。」
「あの…1つ聞いてもいいですか?」
「ん?何でも。」
「…喧嘩って何ですか?」
「喧嘩か?」
「と言うより…どうして…闘うんですか?」
「ふっ…(ったく、皆その質問好きだな…)」
悠は小さくため息を吐き…
「…闘うのに理由がいるのなら…楽しいからさ。」
「楽しい…ですか?」
みなみは、空を見上げたままの悠を見る。
「あぁ…俺が喧嘩するのは楽しいからだ。ま、あくまで俺の理由なら此だ。」
悠は俺の理由と言う部分を強調して話す。
「…皆、楽しいから、喧嘩したりするんでしょうか…私は…理由があっても友達とは喧嘩したくは無いです…」
ぽむ…
「うん、きっとそれも正しいさ。」
悠は暗くなりがちのみなみの頭に手を置き。
「みなみはさ…闘いの本質って何かわかるか?」
「本質ですか?」
「あぁ…この質問、昔ある奴に聞かれてなズッーと答えるのを保留してる。」
「……わかりません。」
「ふふ、そか。」
「悠先輩は…分かるんですか?」
「ま、正解かどうかは別にして聞かれたとき即1つの答えは浮かんだよ。」
「…何ですか?」
「にゃはは、秘密だ。」
「///!」
悠はニコッと笑ってむに~っとみなみの頬を優しく引っ張る。
「けど、ヒント。人を好きになるのも闘うのも…いや、大きく言えば生きるって事だ。」
「………けど、悠先輩は恋愛から…逃げてませんか?」
ザクッゥッ!
かなり強い一撃が悠の心を撃ち抜いた…
「ゴホッ…ゴホッン!…逃げてる訳じゃ無いさ、俺もこうみえて彼女くらいは欲しい…けど相手が居ないのが現実だ…」
「泉先輩逹が…」
「…あぁ…そゆことか…みなみ、それは違うな。こなた逹は…ちょっと勘違いしてるだけだ。」
「…勘違い?」
「ん、彼奴らは俺が珍しいだけなんだ。いっちまえば異質だ。白の中に落ちた黒、だから勘違いする。」
「…どういう意味ですか?」
「友達として好きと恋愛の好きが判らなくなったんだよ。俺が異質だから。けど、最近は本当に好きな相手が見つかった奴も居るみたいだけどな。」
「…悠先輩は何時も言うことが難し過ぎます…」
「いい加減なだけだよ。」
「けど…1つ間違ってますよ。」
「ん?」
「悠先輩は…異質何かじゃ無いです…」
「…ん、ありがとうな。…よし、つまんない話は終わり。せっかくフリーパス何だ遊ぼうぜ。」
タン!
ベンチから飛ぶ様な勢いで立ち、悠はみなみに手を伸ばす。
「…はい。」
その手を握り返した…
………
NEST…