ー夏休み編ー昼の顔と夜の顔(3)
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ー遊園地(ビフォアランド)ー
県内最大の遊園地ビフォアランド…
まだ、朝早いにも関わらずすでに入場待ちの列が出来ている。
「は~…ニュースでやってたが…凄いな。」
夏休みに行きたい所No.1だったはず…
「ほい、##NAME3##皆のチケットや。」
「ん…あぁ。」
受付の番が来て海からチケットが渡される。
「お客様何名様でしょうか?」
「小学生3人と高校生2人で…あ、チケットあるんで。」
受付にチケットを渡すと
「はい、ありがとうございます…年間フリーパスチケットですね。お手数ですが此方の用紙を持って奥の窓口の方までお願いします。」
「あ…はい。」
受付から用紙とペンを渡され、奥の窓口に行くと名前住所電話番号(海達は悠との兄弟扱いで。)を記入してフリーパスカードを発行して貰った。
………
ー園内ー
「ほな…今日一日遊びまくるで!」
「…コクコク…」
元気いっぱいに腕を挙げる海だが…
「ちょっと待て待て、お前らどうやってこのチケット手に入れた?年間フリーパスってこれ、プラチナチケット級の値段だろ?」
それが5人分…
最安値で10~20万はいくはずだ。
「あ~…知り合いからもろたんや。」
「誰だ?友達か?」
「そんな細かい事はええから行くで!」
「あ…」
海はみなみの手を掴み走りだした。
「あ!おい…」
チラっ…
「あ、あはは、海ちゃん待ってよ~」
星凪は俺と目が合うと慌てて海を追って行く。
「…翡翠君?どーゆー事なのかな?」
「…いこ…」
翡翠はいつのも淡白な表情だが早く遊びたいと目が訴えている。
「……わかった。今日は詮索しないよ。おし!行くか!」
「…♪…」
子供には勝てないものだ。
………
「最初はあれ行こあれ!」
海が指差したのは…
【ブラッドダークマウンテン】
中世の城をイメージした様な建物に黒に赤字で書かれた看板。
「これは?」
「勿論絶叫系や!」
海はハイテンションで悠に叫ぶ。
「や、やめようよ~」
「……」
明らかに絶叫が苦手な星凪はみなみの後ろに隠れ、翡翠は特に反論しない。
「これ一番人気なんやで?みなみねーちゃんも乗りたいよな?」
「あ…えと……」
どうやら、みなみも星凪側みたいだ。
「ふむ……君たち揉めてるがタイムオーバーですよ?」
「「「え?」」」
「お客様お急ぎくださ~い。」
係員の人が手招きする。
話してるうちに番が回ってきたのだ。
まぁ…これも運命だな。
係員のお姉さんに急かされ俺は先にコースターに乗ると…
「次、みなみねーちゃんな」
「…え?」
海がみなみを押して俺の横に座らせ、その後ろに翡翠と蒼白気味の星凪で1人で海が座り…
『間もなく出発いたします、レバーに確りと掴まり下さい。なお心臓の弱い方やご高齢の方は危険ですのでお降りください。』
最終アナウンスが終わり…
コースターはゆっくりと稼働し始める…
………
ー喫茶店ー
「え?赤棒の皇(せきぼうのこう)?」
「はい………うちのランカー……紅の…事です。……赤いバットを……使ってたので…その名で…呼ばれて…ました。」
「チューー……けど、『紅』の字が入って無いわね。」
稲葉はストローでクリームソーダ(禅の驕り)を飲み質問する。
「それは…『赤棒の皇』が『赤棒の紅』…と…字の勘違いが…広まり…赤に紅は…おかしいと…最終的に…『紅』に…なった…らしいです。」
「へぇ…じゃあ…この、ニュースのは彼が?」
「多分…」
「正解だ。」
噂をしていると紅がニコっと笑いながら現れ、禅の前に座る。
「最近…良く…きます…ね。」
「あぁ、最近は毎日面白いからな。処でそっちの髪の長い仔猫ちゃんは彼女?」
「初めまして、古川稲葉よ。禅君とは同業者まぁ、彼女でも悪くないわね。」
コテッと稲葉は禅の肩に頭を乗せる。
「光栄…の極み…です。」
「あっはっは、禅に冗談言わすとはあんた面白いな。」
「それで…今日…は?」
「あぁ…どうもまだ、悠を狙ってる部隊が居るみたいでな調べてくれ。」
「その…件…でしたら…崇さん本人が…動いてますよ…」
「マジか?」
「はい…ただ…2つ問題が…」
「問題?」
………
県内最大の遊園地ビフォアランド…
まだ、朝早いにも関わらずすでに入場待ちの列が出来ている。
「は~…ニュースでやってたが…凄いな。」
夏休みに行きたい所No.1だったはず…
「ほい、##NAME3##皆のチケットや。」
「ん…あぁ。」
受付の番が来て海からチケットが渡される。
「お客様何名様でしょうか?」
「小学生3人と高校生2人で…あ、チケットあるんで。」
受付にチケットを渡すと
「はい、ありがとうございます…年間フリーパスチケットですね。お手数ですが此方の用紙を持って奥の窓口の方までお願いします。」
「あ…はい。」
受付から用紙とペンを渡され、奥の窓口に行くと名前住所電話番号(海達は悠との兄弟扱いで。)を記入してフリーパスカードを発行して貰った。
………
ー園内ー
「ほな…今日一日遊びまくるで!」
「…コクコク…」
元気いっぱいに腕を挙げる海だが…
「ちょっと待て待て、お前らどうやってこのチケット手に入れた?年間フリーパスってこれ、プラチナチケット級の値段だろ?」
それが5人分…
最安値で10~20万はいくはずだ。
「あ~…知り合いからもろたんや。」
「誰だ?友達か?」
「そんな細かい事はええから行くで!」
「あ…」
海はみなみの手を掴み走りだした。
「あ!おい…」
チラっ…
「あ、あはは、海ちゃん待ってよ~」
星凪は俺と目が合うと慌てて海を追って行く。
「…翡翠君?どーゆー事なのかな?」
「…いこ…」
翡翠はいつのも淡白な表情だが早く遊びたいと目が訴えている。
「……わかった。今日は詮索しないよ。おし!行くか!」
「…♪…」
子供には勝てないものだ。
………
「最初はあれ行こあれ!」
海が指差したのは…
【ブラッドダークマウンテン】
中世の城をイメージした様な建物に黒に赤字で書かれた看板。
「これは?」
「勿論絶叫系や!」
海はハイテンションで悠に叫ぶ。
「や、やめようよ~」
「……」
明らかに絶叫が苦手な星凪はみなみの後ろに隠れ、翡翠は特に反論しない。
「これ一番人気なんやで?みなみねーちゃんも乗りたいよな?」
「あ…えと……」
どうやら、みなみも星凪側みたいだ。
「ふむ……君たち揉めてるがタイムオーバーですよ?」
「「「え?」」」
「お客様お急ぎくださ~い。」
係員の人が手招きする。
話してるうちに番が回ってきたのだ。
まぁ…これも運命だな。
係員のお姉さんに急かされ俺は先にコースターに乗ると…
「次、みなみねーちゃんな」
「…え?」
海がみなみを押して俺の横に座らせ、その後ろに翡翠と蒼白気味の星凪で1人で海が座り…
『間もなく出発いたします、レバーに確りと掴まり下さい。なお心臓の弱い方やご高齢の方は危険ですのでお降りください。』
最終アナウンスが終わり…
コースターはゆっくりと稼働し始める…
………
ー喫茶店ー
「え?赤棒の皇(せきぼうのこう)?」
「はい………うちのランカー……紅の…事です。……赤いバットを……使ってたので…その名で…呼ばれて…ました。」
「チューー……けど、『紅』の字が入って無いわね。」
稲葉はストローでクリームソーダ(禅の驕り)を飲み質問する。
「それは…『赤棒の皇』が『赤棒の紅』…と…字の勘違いが…広まり…赤に紅は…おかしいと…最終的に…『紅』に…なった…らしいです。」
「へぇ…じゃあ…この、ニュースのは彼が?」
「多分…」
「正解だ。」
噂をしていると紅がニコっと笑いながら現れ、禅の前に座る。
「最近…良く…きます…ね。」
「あぁ、最近は毎日面白いからな。処でそっちの髪の長い仔猫ちゃんは彼女?」
「初めまして、古川稲葉よ。禅君とは同業者まぁ、彼女でも悪くないわね。」
コテッと稲葉は禅の肩に頭を乗せる。
「光栄…の極み…です。」
「あっはっは、禅に冗談言わすとはあんた面白いな。」
「それで…今日…は?」
「あぁ…どうもまだ、悠を狙ってる部隊が居るみたいでな調べてくれ。」
「その…件…でしたら…崇さん本人が…動いてますよ…」
「マジか?」
「はい…ただ…2つ問題が…」
「問題?」
………