ー夏休み編ー昼の顔と夜の顔(3)
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~バイト2~
ー稲葉の部屋ー
「へぇ…面白い事になったわね。」
原稿を書き終え。
トーン張り等を海達に任せ稲葉はノートPCを眺める。
「…稲姉ちゃん、さっきから何見よんや?」
「ん?昨日の闘路の目玉試合よ。」
「とうろ?何やそれ?」
「あら…海ちゃん達悠から聞いて無いの?」
稲葉の問いに…
「知らんで」
「聞いてません。」
「…フルフル…」
「そう、闘路はストリートファイトのたまり場よ。」
「「「ストリートファイト…」」」
3人は多少違いはあれど声を揃えて反応する。
「えぇ…昨日の試合見てみる?」
「見たいみたい!」
「判ったわ。…これよ。」
動画を再生し、PCを海達の方に向ける。
…………
~天才の強さと苦悩~
夕方…
ー秋葉原(裏路地)ー
「あ~……しんど…」
「俺も……つかれた…」
紅が潰した暴走族連合。
約200人…
凡そ4時間で…
紅と悠は全員を潰した。
悠も紅も万全な体調では無かった…
2対200と百倍の戦力差があった…
それでも…勝ったのだ。
「なぁ…」
「なんだ?」
「何で直ぐに出たんだ?面白かったが…明日でも良かったのに…」
紅は乱戦につぐ乱戦でほどけたトレードマークの細い三つ編みを直しながら悠を見る。
「明日…大事な用事があるんだよ。」
「大事な用事?……おいおい、早く言えよ!」
「こんくらい余裕だよ。」
デコの傷の他顔面に痣は出来てるし少なくとも余裕な顔ではない。
「本当にか?」
「へっ…どうせ小学生のお守りだしな。気にするな…っかこのバット頑丈だな…」
悠は黒のバットを軽く振り。
クルクルと回して見るが傷1つ付いてない。
「特別製だからな…。なぁ悠お前はどれだけ強い?」
「大した事無い…人より…ほんの少しだけだ。」
「ほんの少しか……」
「あぁ、ほんの少しだ。」
身体を引きずる様に2人はノソリノソリと歩きながら話す。
「悠天才っての見たこと有るか?」
「1人…いや、2人程な。」
「その2人の名前聞いていいか?」
「……梔って人と…虎琥狗崇。」
「ははは…そうか、悠も判るのか…俺はな昔、崇さんに負けた…んで判った、崇さんは虎琥狗崇は最強で…最高に不幸な男ってな…」
「だろうな…多分気づいてる奴は少ないだろう……」
何人の人間が虎琥狗崇の強さの意味が解るだろう。
何人の人間が虎琥狗崇の強さに魅力されただろう。
少なくとも…
今の時点で知るのは…
小鳥遊悠
小鳥遊柏
赤木皇(紅)
だけだろう…
「悠は崇さんに勝てるか?」
「……さぁ…けど、負けたくは無いな。」
「面白れぇ……な。けど…もし、本気で闘うつもりが毛先でもあるなら…止めとけ。タイマンなら10秒ともたないぞ?」
「はは…かもなぁ…」
「じゃ…またな。悠、今日は面白い1日だったよ。」
紅はニッと笑い別れ道に反れていく。
「…バーロー、此方は崇よりも先に梔っぅ…天才とやるんだよ……勇気崩すなやバーロー」
悠は小さく呟きながら歩いて行く…
ー稲葉の部屋ー
「へぇ…面白い事になったわね。」
原稿を書き終え。
トーン張り等を海達に任せ稲葉はノートPCを眺める。
「…稲姉ちゃん、さっきから何見よんや?」
「ん?昨日の闘路の目玉試合よ。」
「とうろ?何やそれ?」
「あら…海ちゃん達悠から聞いて無いの?」
稲葉の問いに…
「知らんで」
「聞いてません。」
「…フルフル…」
「そう、闘路はストリートファイトのたまり場よ。」
「「「ストリートファイト…」」」
3人は多少違いはあれど声を揃えて反応する。
「えぇ…昨日の試合見てみる?」
「見たいみたい!」
「判ったわ。…これよ。」
動画を再生し、PCを海達の方に向ける。
…………
~天才の強さと苦悩~
夕方…
ー秋葉原(裏路地)ー
「あ~……しんど…」
「俺も……つかれた…」
紅が潰した暴走族連合。
約200人…
凡そ4時間で…
紅と悠は全員を潰した。
悠も紅も万全な体調では無かった…
2対200と百倍の戦力差があった…
それでも…勝ったのだ。
「なぁ…」
「なんだ?」
「何で直ぐに出たんだ?面白かったが…明日でも良かったのに…」
紅は乱戦につぐ乱戦でほどけたトレードマークの細い三つ編みを直しながら悠を見る。
「明日…大事な用事があるんだよ。」
「大事な用事?……おいおい、早く言えよ!」
「こんくらい余裕だよ。」
デコの傷の他顔面に痣は出来てるし少なくとも余裕な顔ではない。
「本当にか?」
「へっ…どうせ小学生のお守りだしな。気にするな…っかこのバット頑丈だな…」
悠は黒のバットを軽く振り。
クルクルと回して見るが傷1つ付いてない。
「特別製だからな…。なぁ悠お前はどれだけ強い?」
「大した事無い…人より…ほんの少しだけだ。」
「ほんの少しか……」
「あぁ、ほんの少しだ。」
身体を引きずる様に2人はノソリノソリと歩きながら話す。
「悠天才っての見たこと有るか?」
「1人…いや、2人程な。」
「その2人の名前聞いていいか?」
「……梔って人と…虎琥狗崇。」
「ははは…そうか、悠も判るのか…俺はな昔、崇さんに負けた…んで判った、崇さんは虎琥狗崇は最強で…最高に不幸な男ってな…」
「だろうな…多分気づいてる奴は少ないだろう……」
何人の人間が虎琥狗崇の強さの意味が解るだろう。
何人の人間が虎琥狗崇の強さに魅力されただろう。
少なくとも…
今の時点で知るのは…
小鳥遊悠
小鳥遊柏
赤木皇(紅)
だけだろう…
「悠は崇さんに勝てるか?」
「……さぁ…けど、負けたくは無いな。」
「面白れぇ……な。けど…もし、本気で闘うつもりが毛先でもあるなら…止めとけ。タイマンなら10秒ともたないぞ?」
「はは…かもなぁ…」
「じゃ…またな。悠、今日は面白い1日だったよ。」
紅はニッと笑い別れ道に反れていく。
「…バーロー、此方は崇よりも先に梔っぅ…天才とやるんだよ……勇気崩すなやバーロー」
悠は小さく呟きながら歩いて行く…