ー夏休み編ー昼の顔と夜の顔(3)
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~休息の終わり~
ざわざわざわざわ…
「ほ、本物の紅さん…」
「昨日の対戦カードが生で揃ってる…」
「紅…どうやってここに?」
「禅君に調べて貰ってな。……俺ともう一度勝負しろ。」
ずっ…
紅は背中からバットを抜き出す…
ざわざわざわざわ…
一気に全員が離れていく。
「……悪いが…パスだ。今朝知り合いの病院行ったら…」
すっ…
悠はずっとポケットに入れていた右拳を抜きだす。
「第二指~五指(人差し指から小指)までの三関節が全てヒビと手首の関節がずれてる。」
手首から固定する様に包帯を巻かれている。
「…闘士が何時も五体満足な状態っでやれると思うか?」
すっ…
悠の顎先にバットが向けられる。
「確かにそうだな……。」
チリッ…
部屋の温度が上がり肌がピリピリする…
「ぷっ…」
「くく…」
「「はははは。」」
「「「?!」」」
紅と悠は笑いだしこなた達はビクッとする。
「はっは…いや、本物面白れぇ。悪いなメイドの姉さん達、驚かせて。」
バットを背中に終いながら紅は頭を下げる。
「あ、暴れられるのかと思った…」
「そんな事するように見えるか?」
「え?そんな事しかしてないじゃん…」
「なんだと!」
「あはは、君、面白いな。」
紅はこなたを気にいったようだ。
「ここって何か食べるもの出せるか?出せるなら注文したいんだけど?」
「あ、は、はい。メニューで、です」
ビクビク+感動的な表情でメイドの娘がメニューを渡す。
「へー…色々あるな…一番早いのは?」
「これだね。」
こなたがオムライスを指差す。
「じゃオムライスお願い。」
「は、はい。」
メイドの娘はパタパタと奥に行く…
「あの後、何食っても出したからな…腹ペコだ。見て見ろこれ。」
紅は自分のシャツを胸の上まで捲ると鳩尾の辺りと臍のど真ん中に赤紫の痣が出来ている。
「おい…此方は右拳に額割れてたんだぞ?」
「首の骨殺る気でやったんだけどな。」
笑顔で殺伐とした話をする2人。
少ししたら【紅さま】とケチャップで書かれたオムライスが来て、紅は面白いなと笑いながら食べていた。
「ふぅ満腹満腹。じゃ本題に入るか…」
紅は口の端に着いたケチャップを嘗めとり悠を見る。
「本題?」
「単刀直入に…悠俺の依頼を聞いてくれ。」
「依頼?」
「優秀なトラブルシューターらしいじゃ無いか。」
「いやいや、違うから。」
悠は左手を振りまくるが…
「内容はな…」
紅は話を続ける。
「俺は元族みたいな物なんだが……最近昔潰した奴らが西口で暴れてんだ。それをどうにかして欲しい。」
「崇には……」
「昨日言ってただろ、今うちは大きく動けないって…それに俺の問題だ、内密に終わらせたい。」
「それで力を貸せと…」
「勿論タダとは言わない」
「「!!!」」
ドササ…
万札の束を机の上に置く。
「90はあるはずだ。」
「はぁ……わかった、わかった、手伝ってやる。」
悠は諦めた様にため息を吐き。
「本当か!」
「けど…金は要らねえ。」
「いや、それじゃ俺の気がすまない。」
「……なら、そのバットをくれ。」
「何?」
「要ら無くなるか捨てる時にでも…」
「何色が良い?」
がらん、ごろん、からん…紅の背中から赤、黒、銀のバットが出てくる…
「……お前はマジシャンか?」
それから店を出るまで悠と紅は握手を何人にもせがまれた。
ざわざわざわざわ…
「ほ、本物の紅さん…」
「昨日の対戦カードが生で揃ってる…」
「紅…どうやってここに?」
「禅君に調べて貰ってな。……俺ともう一度勝負しろ。」
ずっ…
紅は背中からバットを抜き出す…
ざわざわざわざわ…
一気に全員が離れていく。
「……悪いが…パスだ。今朝知り合いの病院行ったら…」
すっ…
悠はずっとポケットに入れていた右拳を抜きだす。
「第二指~五指(人差し指から小指)までの三関節が全てヒビと手首の関節がずれてる。」
手首から固定する様に包帯を巻かれている。
「…闘士が何時も五体満足な状態っでやれると思うか?」
すっ…
悠の顎先にバットが向けられる。
「確かにそうだな……。」
チリッ…
部屋の温度が上がり肌がピリピリする…
「ぷっ…」
「くく…」
「「はははは。」」
「「「?!」」」
紅と悠は笑いだしこなた達はビクッとする。
「はっは…いや、本物面白れぇ。悪いなメイドの姉さん達、驚かせて。」
バットを背中に終いながら紅は頭を下げる。
「あ、暴れられるのかと思った…」
「そんな事するように見えるか?」
「え?そんな事しかしてないじゃん…」
「なんだと!」
「あはは、君、面白いな。」
紅はこなたを気にいったようだ。
「ここって何か食べるもの出せるか?出せるなら注文したいんだけど?」
「あ、は、はい。メニューで、です」
ビクビク+感動的な表情でメイドの娘がメニューを渡す。
「へー…色々あるな…一番早いのは?」
「これだね。」
こなたがオムライスを指差す。
「じゃオムライスお願い。」
「は、はい。」
メイドの娘はパタパタと奥に行く…
「あの後、何食っても出したからな…腹ペコだ。見て見ろこれ。」
紅は自分のシャツを胸の上まで捲ると鳩尾の辺りと臍のど真ん中に赤紫の痣が出来ている。
「おい…此方は右拳に額割れてたんだぞ?」
「首の骨殺る気でやったんだけどな。」
笑顔で殺伐とした話をする2人。
少ししたら【紅さま】とケチャップで書かれたオムライスが来て、紅は面白いなと笑いながら食べていた。
「ふぅ満腹満腹。じゃ本題に入るか…」
紅は口の端に着いたケチャップを嘗めとり悠を見る。
「本題?」
「単刀直入に…悠俺の依頼を聞いてくれ。」
「依頼?」
「優秀なトラブルシューターらしいじゃ無いか。」
「いやいや、違うから。」
悠は左手を振りまくるが…
「内容はな…」
紅は話を続ける。
「俺は元族みたいな物なんだが……最近昔潰した奴らが西口で暴れてんだ。それをどうにかして欲しい。」
「崇には……」
「昨日言ってただろ、今うちは大きく動けないって…それに俺の問題だ、内密に終わらせたい。」
「それで力を貸せと…」
「勿論タダとは言わない」
「「!!!」」
ドササ…
万札の束を机の上に置く。
「90はあるはずだ。」
「はぁ……わかった、わかった、手伝ってやる。」
悠は諦めた様にため息を吐き。
「本当か!」
「けど…金は要らねえ。」
「いや、それじゃ俺の気がすまない。」
「……なら、そのバットをくれ。」
「何?」
「要ら無くなるか捨てる時にでも…」
「何色が良い?」
がらん、ごろん、からん…紅の背中から赤、黒、銀のバットが出てくる…
「……お前はマジシャンか?」
それから店を出るまで悠と紅は握手を何人にもせがまれた。