ー夏休み編ー昼の顔と夜の顔(3)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
~不完全燃焼~
ー悠の家前ー
トボトボ…
「………」
警察に捕まる事なく普通に帰ってこれたが…
足取りが重い…
「………」
戌塚…
あの男は凄かった…
技も無く…
動きも雑…
なのに強かった…
正面から渾身の一撃を技を受けても向かって来た…
「く……」
試したかった、俺の真技を…
「くそ……」
ちからがフキダシテクル…行キバを失ったちから…
オサエラレナイ…
「はぁ…はぁ…」
俺のどの部分からこんなっ…
こんなっ
……出さナイトオカシクナリソウ
「う…う…」
がちゃ…
叫び出したい衝動を押さえつつ…家の門を開ける。
「あ、##NAME3##!おかえり♪」
「お、おかえりなさい。」
「…おかえり…」
「お前ら…何で?」
海、星凪、翡翠の3人が玄関の前で立って居る。
「いや~、あんな~##NAME3##にお願いが会ってきたんや…ひゃあ?!?」
「「!?」」
ギュッ……
悠は突然、話してた海に抱き着く…
「………」
「ど、どど、どな、どないしてん?」
「………」
「悠?(え、震えとる?)」
冗談やふざけでは無く小刻みに震える悠を呼ぶと耳元で……
「頼む…今すぐ闘ってくれ」
…………
~ツンVSひねくれ~
ブロロロ…キキッ!
バイクを何時もの場所に止め…
「ったく、戌塚の野郎勝手に暴れやがって、俺も悠と闘いたいってのに……」
ー和龍軒ー
ガララ…
「……」
裏口から無言で中に入り、自室に行こうとしたが…
「千?帰ったの?」
厨房の方から名前を呼ばれる。
「…あぁ。」
「今日は何してたの?」
「関係ねぇだろ。」
「はいはい、じゃ帰ったとこ悪いけど届けもの頼むよ。」
「あ?っと…」
母親から何かを投げられ、条件反射で何かを掴む。
「なんだこりゃ?」
女が持って居そうな筆入れ。
「今日来たお客さんの忘れ物。」
「んな物、何処にどう届けんだよ。」
「柊ちゃんの忘れ物だから届けれるだろ?」
「柊?……あ?あの口やかまし女か……何でうちにきてんだ!」
「岡崎君と昼御飯に来たんだよ。」
「っち…亮の野郎…」
「ほらブツブツ言って無いで行って来る!」
「……面倒くせぇなぁ」
しぶしぶながら千夜は再び出ていく。
…………
ブロロロ…ブロロロ…
「(えーと…確かこの先を曲がって…)」
キキッ…
バイクを適当に止め。
「……階段登るのウゼェな…」
夕暮れになっても落ちない気温にイライラしながら階段を登り始める。
ー柊家ー
ガチャガチャ…
コンコン!コンコン!
鍵が掛かって居るので引き戸の縁をノックする。
「はいはい、どちらさん?」
ガチャ!ガララ~
引き戸が開き中からショートヘアの人が出てくる。
「あ~……柊…えーと…紫髪で頭から触覚が二本出たような髪型の奴いるか?」
「し、触覚が二本?」
「そうだ。」
千夜は真顔で言う。
「まつりお姉さん何して…って和辰君?!」
まつりと呼ばれた女の後ろからかがみは驚きの表情で千夜を見る。
「あ~(触覚って…)かがみの彼氏?」
まつりは目を細めてニヤニヤと千夜、かがみと交互に見る。
「な///!ち、違うわよ!なに言って…」
「…っち…おい。」
「え?わっ!」
ひゅ…パシッ!
かがみは投げられた物を両手でキャッチする。
「忘れ物だ…」
それだけを言うと千夜はさっさと出ていく。
「あ、ちょ!」
かがみは慌てて後を追っていき…
「ちょ!ちょっと!」
「…………なんだ?」
千夜は面倒くさそうに振り返る。
「えーと、届けてくれて…その…あ、ありがとう。」
「………次は忘れても知らねぇからな。」
千夜は特に余計な一言は付け加えず返事をすると直ぐに踵を返し…帰って行く。
………
ー悠の家前ー
トボトボ…
「………」
警察に捕まる事なく普通に帰ってこれたが…
足取りが重い…
「………」
戌塚…
あの男は凄かった…
技も無く…
動きも雑…
なのに強かった…
正面から渾身の一撃を技を受けても向かって来た…
「く……」
試したかった、俺の真技を…
「くそ……」
ちからがフキダシテクル…行キバを失ったちから…
オサエラレナイ…
「はぁ…はぁ…」
俺のどの部分からこんなっ…
こんなっ
……出さナイトオカシクナリソウ
「う…う…」
がちゃ…
叫び出したい衝動を押さえつつ…家の門を開ける。
「あ、##NAME3##!おかえり♪」
「お、おかえりなさい。」
「…おかえり…」
「お前ら…何で?」
海、星凪、翡翠の3人が玄関の前で立って居る。
「いや~、あんな~##NAME3##にお願いが会ってきたんや…ひゃあ?!?」
「「!?」」
ギュッ……
悠は突然、話してた海に抱き着く…
「………」
「ど、どど、どな、どないしてん?」
「………」
「悠?(え、震えとる?)」
冗談やふざけでは無く小刻みに震える悠を呼ぶと耳元で……
「頼む…今すぐ闘ってくれ」
…………
~ツンVSひねくれ~
ブロロロ…キキッ!
バイクを何時もの場所に止め…
「ったく、戌塚の野郎勝手に暴れやがって、俺も悠と闘いたいってのに……」
ー和龍軒ー
ガララ…
「……」
裏口から無言で中に入り、自室に行こうとしたが…
「千?帰ったの?」
厨房の方から名前を呼ばれる。
「…あぁ。」
「今日は何してたの?」
「関係ねぇだろ。」
「はいはい、じゃ帰ったとこ悪いけど届けもの頼むよ。」
「あ?っと…」
母親から何かを投げられ、条件反射で何かを掴む。
「なんだこりゃ?」
女が持って居そうな筆入れ。
「今日来たお客さんの忘れ物。」
「んな物、何処にどう届けんだよ。」
「柊ちゃんの忘れ物だから届けれるだろ?」
「柊?……あ?あの口やかまし女か……何でうちにきてんだ!」
「岡崎君と昼御飯に来たんだよ。」
「っち…亮の野郎…」
「ほらブツブツ言って無いで行って来る!」
「……面倒くせぇなぁ」
しぶしぶながら千夜は再び出ていく。
…………
ブロロロ…ブロロロ…
「(えーと…確かこの先を曲がって…)」
キキッ…
バイクを適当に止め。
「……階段登るのウゼェな…」
夕暮れになっても落ちない気温にイライラしながら階段を登り始める。
ー柊家ー
ガチャガチャ…
コンコン!コンコン!
鍵が掛かって居るので引き戸の縁をノックする。
「はいはい、どちらさん?」
ガチャ!ガララ~
引き戸が開き中からショートヘアの人が出てくる。
「あ~……柊…えーと…紫髪で頭から触覚が二本出たような髪型の奴いるか?」
「し、触覚が二本?」
「そうだ。」
千夜は真顔で言う。
「まつりお姉さん何して…って和辰君?!」
まつりと呼ばれた女の後ろからかがみは驚きの表情で千夜を見る。
「あ~(触覚って…)かがみの彼氏?」
まつりは目を細めてニヤニヤと千夜、かがみと交互に見る。
「な///!ち、違うわよ!なに言って…」
「…っち…おい。」
「え?わっ!」
ひゅ…パシッ!
かがみは投げられた物を両手でキャッチする。
「忘れ物だ…」
それだけを言うと千夜はさっさと出ていく。
「あ、ちょ!」
かがみは慌てて後を追っていき…
「ちょ!ちょっと!」
「…………なんだ?」
千夜は面倒くさそうに振り返る。
「えーと、届けてくれて…その…あ、ありがとう。」
「………次は忘れても知らねぇからな。」
千夜は特に余計な一言は付け加えず返事をすると直ぐに踵を返し…帰って行く。
………