ｰ夏休み編ｰ昼の顔と夜の顔(3)
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こぽぽぽ……
「あれ？っかじゃあ、会社は空さん１人か？」
俺は珈琲をくれないので自分で入れる。
「もともと、あっちの研究はワシはワシ。空ちゃんは空ちゃん。と互いが互いに研究しておったからの逆に1人の方が広々使えていいじゃろ。」
「ほぅ…真面目なんだな。」
「そうですな、ワシとしても空ちゃんの研究は実に興味深い。勿論Jr.もですが。」
「俺？」
「ほっほほ、昔ワシが聞いた事を覚えてますかな？」
「えーと……『戦いの意味と本質は何だ？』だったっけ？」
「はい、弥一にも昔聞きましたが即答でしたが……Jr.からはまだ答えを聞いていませぬが？」
「哲学的な事を語れる程頭は良くないんでね。」
「ほっほほ～。」
柳はにゃっと鬱陶しい笑みを浮かべる。
「………そう言えば空さんは柳が行くの止めなかったのか？」
やりにくいと話を別にすり替える。
「空ちゃんは教え子の中でも一番じゃな…あの子は気になったらまず自分で調べて………」
しまった…
柳は長々と愚痴をこぼし始める。
俺は仕方なく、口を挟まずに最後まで聞いてやることにした。
………
ｺﾝｺﾝ！ガチャ！
「失礼します。先生問診をお願いします。」
「……でじゃ…っと、もぅそんな時間か？」
軽く2時間は愚痴を聞いてた気がする…
「んじゃ俺も帰るかな…柳また、何か合ったらよろしくな。」
「ほっほほ、Jr.ならすぐに手術をしてさしあげよう。」
「…どーも。」
俺が病院=大怪我とくくっているのが少しシャクだった。
………
～巻き込まれ体質～
話し込んだ(愚痴に捕まった)結果……
中途半端な夕方になり街をあても無くぶらついていた。
「はぁ…夕方でも暑いし、いっそのこと雨でも降らなねぇかな…ん～～っ…どっわ？！」
両手を力一杯真上に上げて背伸びをしていると…
何かが胸に飛び込んで来た…
「な、なんだ？」
視線を下げると…
「痛タタ…」
金髪でやや後ろを白のリボンでツインテールにした碧眼の少女(中学？高校？)が顔を押さえている。
「あ～…I don't finish, is… which was looking away slightly all right?(すまん、ちょっと余所見してた…大丈夫か？) 」
「あ、大丈夫デス…」
どうやら日本語でOKだったみたいだな…
大丈夫と言ってるし行こうとするが…
ダダダダ…
ダダダダ…
「居たぞ！」
「あの金髪だ！」
若い奴らが3人ほど走ってくる…
「……(関わらん方がいいな…)」
ｸﾞｨ…
「Help me!(たすけてください！)」
碧眼少女は俺の背中に回り込み助けを要求してきやがった……
「何だ、その女の知り合いかお前？」
三人のうち、リーダー格らしき赤い服を着た男が俺を睨みながら質問する。
「いや…知り合いっかただぶつかった……」
「コノ人はワタシノﾎﾞﾃﾞｨｶﾞｰﾄﾞデス！」
碧眼少女は横から顔を半分出して叫ぶ。
「は？」
そんな見え見えの嘘が通じるわけ……
「なら…ﾎﾞﾃﾞｨｶﾞｰﾄﾞから、やってやる！おっらぁ！」
「信じたぁ？！」
赤服の男は勢いよく殴り掛かって来た…
「あれ？っかじゃあ、会社は空さん１人か？」
俺は珈琲をくれないので自分で入れる。
「もともと、あっちの研究はワシはワシ。空ちゃんは空ちゃん。と互いが互いに研究しておったからの逆に1人の方が広々使えていいじゃろ。」
「ほぅ…真面目なんだな。」
「そうですな、ワシとしても空ちゃんの研究は実に興味深い。勿論Jr.もですが。」
「俺？」
「ほっほほ、昔ワシが聞いた事を覚えてますかな？」
「えーと……『戦いの意味と本質は何だ？』だったっけ？」
「はい、弥一にも昔聞きましたが即答でしたが……Jr.からはまだ答えを聞いていませぬが？」
「哲学的な事を語れる程頭は良くないんでね。」
「ほっほほ～。」
柳はにゃっと鬱陶しい笑みを浮かべる。
「………そう言えば空さんは柳が行くの止めなかったのか？」
やりにくいと話を別にすり替える。
「空ちゃんは教え子の中でも一番じゃな…あの子は気になったらまず自分で調べて………」
しまった…
柳は長々と愚痴をこぼし始める。
俺は仕方なく、口を挟まずに最後まで聞いてやることにした。
………
ｺﾝｺﾝ！ガチャ！
「失礼します。先生問診をお願いします。」
「……でじゃ…っと、もぅそんな時間か？」
軽く2時間は愚痴を聞いてた気がする…
「んじゃ俺も帰るかな…柳また、何か合ったらよろしくな。」
「ほっほほ、Jr.ならすぐに手術をしてさしあげよう。」
「…どーも。」
俺が病院=大怪我とくくっているのが少しシャクだった。
………
～巻き込まれ体質～
話し込んだ(愚痴に捕まった)結果……
中途半端な夕方になり街をあても無くぶらついていた。
「はぁ…夕方でも暑いし、いっそのこと雨でも降らなねぇかな…ん～～っ…どっわ？！」
両手を力一杯真上に上げて背伸びをしていると…
何かが胸に飛び込んで来た…
「な、なんだ？」
視線を下げると…
「痛タタ…」
金髪でやや後ろを白のリボンでツインテールにした碧眼の少女(中学？高校？)が顔を押さえている。
「あ～…I don't finish, is… which was looking away slightly all right?(すまん、ちょっと余所見してた…大丈夫か？) 」
「あ、大丈夫デス…」
どうやら日本語でOKだったみたいだな…
大丈夫と言ってるし行こうとするが…
ダダダダ…
ダダダダ…
「居たぞ！」
「あの金髪だ！」
若い奴らが3人ほど走ってくる…
「……(関わらん方がいいな…)」
ｸﾞｨ…
「Help me!(たすけてください！)」
碧眼少女は俺の背中に回り込み助けを要求してきやがった……
「何だ、その女の知り合いかお前？」
三人のうち、リーダー格らしき赤い服を着た男が俺を睨みながら質問する。
「いや…知り合いっかただぶつかった……」
「コノ人はワタシノﾎﾞﾃﾞｨｶﾞｰﾄﾞデス！」
碧眼少女は横から顔を半分出して叫ぶ。
「は？」
そんな見え見えの嘘が通じるわけ……
「なら…ﾎﾞﾃﾞｨｶﾞｰﾄﾞから、やってやる！おっらぁ！」
「信じたぁ？！」
赤服の男は勢いよく殴り掛かって来た…
