-番外編- 過去と今
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―屋上(現在)―
「っと、まぁこれが俺が鍛えるまでに至った話だ。」
「お前今と全然違うな。」
「あのなぁ亮、お前と会うまでに五年だぞ?人が変わるには長い月日だよ。」
「そうか、そんなものか?」
「そんなものだよ。ははは」
亮と談笑する。
「ねっねぇゆうくん。その聞いてもいいかな?」
「どうしたつかさなんだ?」
「あのねっその」
つかさは言いずらそうにしている。
「つかさ止めときなさい」
かがみが止める。
「なんだよ気になるだろ。」
「親父さんとはどーなったんだぁ?」
みさおが聞いてくる。
「ちょおまっ!」
「みさちゃん!」
「みさきち!」
何人かが声を上げる。
「だっだってよー気になるじゃんかょー」
「けどあんたねー空気読みなさいよ!」
そんなやり取り中俺は口を開く。
「はは、あいつとは今もまったく会ってないし今更会う気も無いがな。」
そう言いながら俺は立ち上がって金網に近づき遠くを見る。
「やっぱり今も気にしているんですか?」
ゆたかが聞いてくる。
「・・・ああ、許してないし絶対に許さない。」
「人は変れてもそこは変れないのか?」
亮が隣に立つ。
「ああ、無理だな。」
「じゃあもし、会おうとしてきたら?」
こなたが聞いてくる。
「・・・わからなぃ、けど」
「けど?」
「多分、その時は俺は居なくなるかな・・」
「居なくなる?」
亮が聞いてくる。
「ああ、会うくらいなら消えるさ。その時はバロンとマリオ達任せたぞ亮。」
亮の肩に手を置く。
「私はやだよー」
後ろからギュっとこなたが抱きついてくる。
「なにやってる」
「悠が居なくなるのはやだからねー」
「そうだよゆうくん居なくなっちゃ、やだよ」
「ほんとよ」
「そだぞー」
「ゆう君も一緒に卒業しなきゃね」
「わっ私も悠センパイには居て欲しいです」
「そう思います」
「そうっすよ」
「悠は皆の人気者デースからネ。」
皆が引き止めだす。
「あのなみんな、別にかもしれないって話だから少し落ち着け。ほらこなたも離れて、つかさもゆたかも泣きそうな顔するなよ。」
つかさとゆたかの頭を撫でてやる。
「ふふ、大変だな」
亮が笑っている。
「それより、俺はもっと大変な事を知ってるぞ。」
「なんだ?」
亮が尋ねて、皆の視線が集まる。
「後五分で本鈴なるぞ」
・・・・!!
「うわっほんとじゃん」
皆が慌てて支度をする。
「(まったく、こいつらと居るとほんとに飽きないな)」
そんなことを考えていると。
「ほらー悠ー急いでー」
「おう今行くよ。」
END
「っと、まぁこれが俺が鍛えるまでに至った話だ。」
「お前今と全然違うな。」
「あのなぁ亮、お前と会うまでに五年だぞ?人が変わるには長い月日だよ。」
「そうか、そんなものか?」
「そんなものだよ。ははは」
亮と談笑する。
「ねっねぇゆうくん。その聞いてもいいかな?」
「どうしたつかさなんだ?」
「あのねっその」
つかさは言いずらそうにしている。
「つかさ止めときなさい」
かがみが止める。
「なんだよ気になるだろ。」
「親父さんとはどーなったんだぁ?」
みさおが聞いてくる。
「ちょおまっ!」
「みさちゃん!」
「みさきち!」
何人かが声を上げる。
「だっだってよー気になるじゃんかょー」
「けどあんたねー空気読みなさいよ!」
そんなやり取り中俺は口を開く。
「はは、あいつとは今もまったく会ってないし今更会う気も無いがな。」
そう言いながら俺は立ち上がって金網に近づき遠くを見る。
「やっぱり今も気にしているんですか?」
ゆたかが聞いてくる。
「・・・ああ、許してないし絶対に許さない。」
「人は変れてもそこは変れないのか?」
亮が隣に立つ。
「ああ、無理だな。」
「じゃあもし、会おうとしてきたら?」
こなたが聞いてくる。
「・・・わからなぃ、けど」
「けど?」
「多分、その時は俺は居なくなるかな・・」
「居なくなる?」
亮が聞いてくる。
「ああ、会うくらいなら消えるさ。その時はバロンとマリオ達任せたぞ亮。」
亮の肩に手を置く。
「私はやだよー」
後ろからギュっとこなたが抱きついてくる。
「なにやってる」
「悠が居なくなるのはやだからねー」
「そうだよゆうくん居なくなっちゃ、やだよ」
「ほんとよ」
「そだぞー」
「ゆう君も一緒に卒業しなきゃね」
「わっ私も悠センパイには居て欲しいです」
「そう思います」
「そうっすよ」
「悠は皆の人気者デースからネ。」
皆が引き止めだす。
「あのなみんな、別にかもしれないって話だから少し落ち着け。ほらこなたも離れて、つかさもゆたかも泣きそうな顔するなよ。」
つかさとゆたかの頭を撫でてやる。
「ふふ、大変だな」
亮が笑っている。
「それより、俺はもっと大変な事を知ってるぞ。」
「なんだ?」
亮が尋ねて、皆の視線が集まる。
「後五分で本鈴なるぞ」
・・・・!!
「うわっほんとじゃん」
皆が慌てて支度をする。
「(まったく、こいつらと居るとほんとに飽きないな)」
そんなことを考えていると。
「ほらー悠ー急いでー」
「おう今行くよ。」
END