ー番外編ー過去と今
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ー男爵ー
ざわざわ…がやがや…
喫茶店男爵は貸し切りで…ある男の重大告白のあと激励を送っていた。
「じゃ…一番いくぞ。」
つんつん髪で前髪の1束だけメッシュの入った男。
岡崎亮は右拳を強く握り…
「ぐっ…」
ガッ!!
右頬に拳が綺麗に当たり鈍い音が広がる。
「い、いってぇ…」
しかし、声をあげたのは岡崎亮だった。
「痛いは此方の台詞だよ…」
殴られ男…
小鳥遊悠は頬を擦る。
「悠の顔は何で出来てんだよ…」
「皮膚と骨だ。おー痛て……気すんだだろ?」
「俺はな。あと、千夜、柏さん、金剛、虎琥狗さん、夏喜、春野、冬花、稲葉、久瀬、まゆが残ってるぞ。死ぬなよ。」
亮はポンっと肩を叩く。
「悠、次は俺だ。」
銃弾で作られたネックレスを着けた和辰千夜は…
ひゅひゅと二三足を振り風を切る。
「ちょ!待てまさか蹴る気か?!」
「俺は脚専門だ。」
「な…待て!」
………
離れた席ではこなた達が激励会を見ていた。
「ぅ~…」
「…あれ悠君の顔無くなるんじゃ無い?」
目を押さえ続けるつかさの頭を撫でながらかがみは首を振る
「まぁ、仕方ないよ。今回悠色々あったし。」
「っかよう、稲達は何してんだ?」
火口彩はさっき飛び入りで来た右目を髪で隠した烏哭禅と珍しく髪を束ねた古川稲葉に話しかける。
「ちょっとね…折角集まってるから……」
カタカタカタカタカタ…
2人はノートパソコンに釘付けだ。
「稲葉…さん…繋がりました…」
「本当?なら…電話をかけて…」
プルルル…プルルル… がちゃ!
[……し?]
パソコンの画面に誰かが写り
「もしもし?聞こえる?」
[うん、聞こえるよ。]
色白の少年?が電話の声に合わせて手を振る。
「誰だこれ?」
「摩耶君よ、彩は初めてね…まぁそれはいいわ。」
「稲葉…さん……こっちも…出来ました。」
禅は一回り小さいモバイルパソコンを隣に置く。
[中々不思議な感じですね…映ってますか?]
縁の細いメガネを掛けた青年が映る。
「えぇ、大丈夫よ氷室さん。2人とも此方は見えてる?」
稲葉は携帯を自分に向ける
[大丈夫だよ。]
[ええ、稲葉さんが見えます。]
「成功ね。」
「余裕……です」
稲葉と禅はハイタッチを交わす。
遠距離テレビ電話をパソコンの画面に転送して、より話しやすく設定していた。
「こなたちゃん、摩耶君と話す?」
「えっ…いや~そのね…あはは」
稲葉は携帯とパソコンをこなたの方に向ける。
[こなたちゃん久しぶり]
ニコッと笑顔で応対する摩耶。
「ひさしぶり~、摩耶君中国行ってるんだってね。」
[うん、毎日武の基礎を覚えなおしてる。]
「基礎を?バーンと必殺技的なものじゃなくて?」
[うん、僕は兎に角、基本中の基本からやり直してるよ、氷室さんは色々と面白い事してるけど…ねっ?]
画面に映った摩耶は笑顔で隣に居ると思われる氷室に話を振る。
[はは、そんな事は無いですよ。ただ稲葉さんから戴いた映像を見れば毎日が24時間では少なすぎますから…ね。]
[だね…]
氷室はメガネを掛け直しつつ、摩耶は笑顔だが実に深く返事をする。
ざわざわ…がやがや…
喫茶店男爵は貸し切りで…ある男の重大告白のあと激励を送っていた。
「じゃ…一番いくぞ。」
つんつん髪で前髪の1束だけメッシュの入った男。
岡崎亮は右拳を強く握り…
「ぐっ…」
ガッ!!
右頬に拳が綺麗に当たり鈍い音が広がる。
「い、いってぇ…」
しかし、声をあげたのは岡崎亮だった。
「痛いは此方の台詞だよ…」
殴られ男…
小鳥遊悠は頬を擦る。
「悠の顔は何で出来てんだよ…」
「皮膚と骨だ。おー痛て……気すんだだろ?」
「俺はな。あと、千夜、柏さん、金剛、虎琥狗さん、夏喜、春野、冬花、稲葉、久瀬、まゆが残ってるぞ。死ぬなよ。」
亮はポンっと肩を叩く。
「悠、次は俺だ。」
銃弾で作られたネックレスを着けた和辰千夜は…
ひゅひゅと二三足を振り風を切る。
「ちょ!待てまさか蹴る気か?!」
「俺は脚専門だ。」
「な…待て!」
………
離れた席ではこなた達が激励会を見ていた。
「ぅ~…」
「…あれ悠君の顔無くなるんじゃ無い?」
目を押さえ続けるつかさの頭を撫でながらかがみは首を振る
「まぁ、仕方ないよ。今回悠色々あったし。」
「っかよう、稲達は何してんだ?」
火口彩はさっき飛び入りで来た右目を髪で隠した烏哭禅と珍しく髪を束ねた古川稲葉に話しかける。
「ちょっとね…折角集まってるから……」
カタカタカタカタカタ…
2人はノートパソコンに釘付けだ。
「稲葉…さん…繋がりました…」
「本当?なら…電話をかけて…」
プルルル…プルルル… がちゃ!
[……し?]
パソコンの画面に誰かが写り
「もしもし?聞こえる?」
[うん、聞こえるよ。]
色白の少年?が電話の声に合わせて手を振る。
「誰だこれ?」
「摩耶君よ、彩は初めてね…まぁそれはいいわ。」
「稲葉…さん……こっちも…出来ました。」
禅は一回り小さいモバイルパソコンを隣に置く。
[中々不思議な感じですね…映ってますか?]
縁の細いメガネを掛けた青年が映る。
「えぇ、大丈夫よ氷室さん。2人とも此方は見えてる?」
稲葉は携帯を自分に向ける
[大丈夫だよ。]
[ええ、稲葉さんが見えます。]
「成功ね。」
「余裕……です」
稲葉と禅はハイタッチを交わす。
遠距離テレビ電話をパソコンの画面に転送して、より話しやすく設定していた。
「こなたちゃん、摩耶君と話す?」
「えっ…いや~そのね…あはは」
稲葉は携帯とパソコンをこなたの方に向ける。
[こなたちゃん久しぶり]
ニコッと笑顔で応対する摩耶。
「ひさしぶり~、摩耶君中国行ってるんだってね。」
[うん、毎日武の基礎を覚えなおしてる。]
「基礎を?バーンと必殺技的なものじゃなくて?」
[うん、僕は兎に角、基本中の基本からやり直してるよ、氷室さんは色々と面白い事してるけど…ねっ?]
画面に映った摩耶は笑顔で隣に居ると思われる氷室に話を振る。
[はは、そんな事は無いですよ。ただ稲葉さんから戴いた映像を見れば毎日が24時間では少なすぎますから…ね。]
[だね…]
氷室はメガネを掛け直しつつ、摩耶は笑顔だが実に深く返事をする。
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