-オマケ-

「…なぁ…」

【ん？何じゃ？】

朝起きて大広間に行くと揺光がソファーに座っており
【よしよし】【いいこ～いいこ～】

妲己と若藻はバロンを撫でていて、

「おはよう、悠」

何故か稲葉まで居てくつろいでいる…

「昨日の感動の別れは何だったんだか…」

【何を言っておる「別れ」では無く「またね」であろう？】

「ぐっ…まぁそうだが…」

【そ・れ・よ・り】

する… ガシッガシッ

揺光はいつの間にか後に居て首に手を回してきて…右腕を妲己、左腕を若藻に掴まれ…

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ！

「悠～！遊びに来たよ～」

「お邪魔するぜー！」

「ちょっとあんた達少し静かに入りなさいよ！」

「お邪魔するね～ゆうくん～」

「入るぜ小鳥遊。」

「おはよ～ことりくん～」
皆が行きなり遊びに来たがそれをわかってか…

【今から「夫婦の営み」でもどうじゃ？】

「なっ…」

「「「「えーーー！」」」」

「(ああ…まだ呪てるのか…俺は…)」

呆然としていると…

「ｸｽｸｽ、大変ね」

稲葉が肩を叩き…

「稲葉…助けてくれる…」「(私は皆一緒でもOKよ？)」

ﾋﾞｼｯ… 稲葉の耳打ちで俺は石に変わり…

「あら、冗談なのにｸｽｸｽ」

【あ、悠よ何を固まっておる！】

「ちょちょょ！悠夫婦の営みって何！どういうこと！」

「悠君！聞いてるの！」

【こら！悠！確りせい】

呪はまだまだ続きそうだ…