ー外伝編ー呪い?運命の夏休み?
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「ねぇねぇ!君名前は?名前は?あ!私は井上さき(いのうえさき)」
「私は穂坂学です(ほさかまなび)」
「た、小鳥遊##NAME3##…かな…?」
「小鳥遊?ってもしかして月美がよく話す悠って人の親戚?」
「さ、さきちゃん//!」
「従兄弟だ、夏休みだから泊まりに来てる…」
咄嗟の嘘が上手くなってきた自分が居る…
【咄嗟の嘘が上手くなってきた自分が居るって顔じゃな~】
「ぬわ!化け狐!?」
【はっ!】
ガスッ!?
「ゴフッ!?」
鳩尾に拳が突き刺さる…
【ヌシそう言うのは世間では空気が読めないと言うのだろ?】
「がっ……な、何しに来た…(だ、だからって鳩尾に入れるか普通!)」
【何とも無礼な奴じゃな、妾も男爵を追いかけてとったじゃろ!のぅ、男爵】
わぉん!
【っで、こいつらは誰じゃ?】
「ゴホッゴホッ…し、知り合いの妹とその友達だよ…ゴホッ」
【ふむ、中々ゴツい友達じゃな…】
「あん?…!?」
「おい、おい、ガキばっかりじゃねーか?」
「マジ弱い者いじめかよ?」
「うるせー!あのガキと岡崎の妹だけだ!」
周りを見るとさっきやられた奴等の仲間が無駄に集まって来てやがる…
「##NAME4##くん…」
月美は不安な顔をして悠の後ろに隠れ
「…お前等は逃げろ。」
「え?!けど##NAME3##君は!」
「良いから走れ!!」
叫ぶと同時に飛び掛かった!!
「あ、あ!どうしょう!」
「警察に…」
【おい、童どもあやつの事は良いから行け。】
「あ、あのあなたは…?」
【妾は揺光、悠の知り合いじゃ良いから行け。】
揺光が月美達に行くように命令していると
「おっと悪いが逃がさないよ?」
「キャアァァ!」
月美達を男は逃がさないように囲む
【ふぅ、ほれ手間が増えた…##NAME3##!!】
「オラァ!」
「よっ!ほっ!」
悠は体のサイズを最大限に生かした戦い方をしていて声は届いて居ない…
【駄目じゃ聞こえとらん…】
「ガキ殴るのは初めてだが…悪く思うな!!」
「ひっ!」
パシッ………
「あん?」
【どれ、若造、妾が少し仕付けてやろう。】
「よ、ようこうちゃん…」
【月美と言ったの?早く友を連れて消えろ、出ないと次は知らぬぞ?】
「は、はい!」
月美は友達を連れて走って行き
【ふむ、中々素直な娘じゃな…さて】
ぐりゅん!
「なぁっ!」
ズダン…
掴んでいる拳を180度回し男はひっくり返り
【妾に手を出して無事に帰れると…思うな?】
「ひっ!」
揺光の目は鈍く光る…
バキッ!ドゴッ!グシャ…
… …
「どっちだ!」
「この先の公園!亮にぃ早く!」
月美は亮を連れて公園に戻って来ると
「!!何だこれ…」
「わぁ!」
公園の端に
【ぬしよ!次は右じゃ♪】
「OKいや~一度やってみたかったんだよな♪」
漫画の様に人が山積みにされている…
「お、おい、君ら…」
亮が声をかけると
【まだ残ってたようじゃな!】
バッ!
揺光は亮に拳を向けた!!
「っと!?」
パシッパシッ!!
亮は咄嗟に揺光の拳を回し受けた!
【ほぅ、さっきの奴等とは別格じゃな、じゃが此ならどうじゃ?】
揺光は拳を解き抜き手で亮の喉目掛け…
ギュパァ!!
「!(速い?!)」
亮の回し受けは間に合ない!
ガシッ!
「待て!」
間一髪悠は揺光の腕を握って攻撃を止める。
……
「悠の従兄弟?」
「うん、ゆうにぃの従兄弟で##NAME4##くんとようこうちゃん、それで此方が私のお兄ちゃんの亮にぃだよ。」
月美ちゃんが俺達を紹介してくれる。
「よろしく…月美が世話になったな…」
「いや、はは…」
亮が目線を合わせて手を伸ばして来たので握手をすると…
「(お前悠だろ?)」
「!?(分かるのか亮!?)」
「(目を見れば分かるし、あんな速い抜き手を止めれるのはお前位だからな…何があった?)」
「(話せば長い後で家に来てくれ、説明するから!)」
そこまでヒソヒソと話終えると
【ぬしよ!いい加減腹が空いたぞ!妾は帰るからな!】
「あ、待て!じゃ、亮兄さん、岡崎さんさよなら!」
俺はバロンに乗って走って行く揺光の後を慌てて追いかけて行き
「あ、##NAME4##くん!」
「ほら、月美帰るぞ…(あの揺光って何者だ?)」
… …
-廊下(悠の家)-
【ん~~腹が減った~】
「そりゃそうだろあれだけ暴れたら…」
【何を言う妾は暴れてなど居らぬは、ただ遊んでやっただけじゃよ】
「さいですか…」
大広間に差し掛かる扉の前で若藻が姿勢正しく立っており
【お話中失礼します、揺光様不審な輩を捕獲しました。】
「不審な輩?誰か来たのか?」
【……今、妲己が取り押さえておりますがどう致しましょうか?】
若藻は此方をチラッと見るが直ぐに揺光に話し掛ける。
「無視ですか……」
【若藻、ここの主はそこのぬしじゃ妾ではなくぬしに聞け。】
【…………はっ…人間どうする?】
「間長!まぁいいや…何処に居る?」
【中だ、妲己が見張って居て縛っている。】
大広間に入ると…
「だから~私達は悠の知り合いだってば!」
「これほどきなさいよ!!」
「…」
【ふぁ~あ…うるさいなぁ…それにゆう何て知らな~い。】
ソファーの上でこなたとかがみと稲葉が縛られて居て妲己はつまらなそうに3人を見張っている…
「…」
【あの3人だ、消すか?】
「……解放してやってくれ…二人とも知り合いだから…」