ー外伝編ー呪い?運命の夏休み?
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「!!」
一瞬熱風が走り…揺光の方を見ると
123456789…
【これで信じたかえ?】
「あ、ああ…」
1本1本の太さは男の腕くらいあり長さは余裕で2メートルはある、フサフサの尻尾がフヨフヨと動いている…
「っでそのきゅうびのきつねがおれになんのようじだ?」
【礼と忠告にの】
「れい?ちゅうこく?」
【ああ、まずは妾の封を解いた礼じゃ、妾はあの石の中に管ごと封されていたのじゃ】
「くだ…あ!」
悠はいつの間にか揺光の手にある竹管を見る
【そうじゃ、昔殺生石に閉じ込めらるさい、実はこの管に先に封されていたのじゃ】
「ちょ!まてじゃあのいしはせっしょうせきのはへんだったのか?」
【うむ、まぁ長くなるから話さんがな…それより問題はそれじゃ】
揺光は悠を尻尾で指す!
「おれがなにか?」
【まだ気付かぬか?ぬしは鈍いの…】
そう言うと揺光は尻尾の1本から管を取りだしそれの蓋を取り水を手に溜めると…
【見てみい、ぬしの今の姿を】
水が鏡の様になり俺の前に浮かぶと…
「な!なんだこれ!」
水鏡にはガキの俺が映っている…
【見ての通りぬしは呪われとる、妾の石に浸いておった男の呪じゃな…】
「な、ど、どうにかしてくれ!」
【無理じゃ、呪はかけた者にしか解けぬ、後は時が来て解けるのを待つしかないの…】
シュルル…水鏡は水になり管の中に入り、尻尾に入っていく…
「ま、マジかよ…なんでこんなめに…」
「人生色々あるわよ。」
「いろいろすぎだろ…」
パシャパシャ!
【のう、ぬしよ】
「なんだよ…」
【その娘は誰じゃ?ぬしの親類か?】
「あん?い、いなば!」
「いいわね。その表情素敵よ!」
パシャパシャ
稲葉はさもはなから居たように俺の写真を撮ってやがる…
「お、おまえいつから?!」
「些細な事よ」
「ささいじゃ!ないから!」
「ふぅ…小さくなったのに元気ね、悠が電話突然切るから心配して来てあげたのに…」
「ほんねは?」
「面白い事になってそうな気がしたから。」
屈託の無い笑顔で稲葉は答えてくれましたよ…
「はぁ…」
「そんなに嬉しいの?照れるわ」
「いまのがうれしさのためいきならこのよにつらみのためいきはないわ!」
シュルリ! ググ!
「なぁ?!」
稲葉と話していると首に尻尾が巻き付いてきて
【ぬしよ、妾を無視するとは中々肝が座っておるのぉ…】
ググッ!体が宙に浮く…
「い、いやシカトしたわけじゃ…」
【鹿とした?】
「鹿とでは無くシカト、無視したとかという意味ですわ」
【現代の言葉は変わっておるの…で、娘よ。ぬしは誰じゃ?】
「自己紹介が遅れました、私は古川稲葉、彼の友人です。」
稲葉はペコリとお辞儀をする
「…(こいつ何で普通にしてんだよ…)」
【中々礼儀を知っておるの…妾は揺光じゃ。そう言えばぬしの名を聞いて無かったの】
「できればさきにおろしてくれ」
悠はまだ尻尾で持ち上げられている。
【小さき事を気にするな。さぁ名のらぬか。】
「たかなしゆうだ。」
【悠と言うのか、宜しくの悠】
そう言うと尻尾は消えていく
「あて…ちょっとまて、よろしくのって何だ!」
【妾は暫くここに住まうからの】
「あら、素敵。」
【じゃろ、噺が解るの稲葉は、ははは】
揺光と稲葉は笑うが
「じょ、じょうだんじゃない!ようかいはじじいだけでけっこうだ!」
【そんな事を言える立場かの?】
「な、なにがだ!」
【ぬしは今、体・技とも弱体化しとる、そうやって記憶があるまま居れるのは妾のお陰じゃぞ?】
「な、なに!」
【見捨てても良かったが妾は礼儀知らずの下等妖怪では無い、助けられた礼として悠の呪解いてやっているんじゃよ?】
「あ、あんたさっきしゅはとけないって」
【本来ならば悠のみに掛かる筈だった呪じゃがな悠は妾を持っていたじゃろ?】
「…持ってたって管のことか?」
【そうじゃ、そのため運の良かったぬしは妾と呪を共有した、所詮は人の呪、妾には通じん、ぬしの呪を妾が全て受け入れてやれば呪をすぐに解けるが?】
「ぐっ…」
【別に良いんじゃよ?妾が出ていけば何時解けるか解らぬ呪に困っても?】
「悠、揺光さんには居てもらった方が言いと思うわよ?」
「お前他人事だと思って…」
「あら、そうじゃないわよ?気付いて無いの?舌足らずが直ったの?」
「何…あ、本当だ…」
確かに声はガキのまんまだがはきはき喋れている…
【どうじゃ?妾の力は?】
「…分かった…けど頼みがある…」
【何じゃ?】
「体力をどうにか出来ないか?このままじゃ家事も出来ないからな」
【我儘じゃな…仕方ない妾の力を貸してやる手を出せ】
言われた通りに手を出すと揺光はイヤリングを外し置いてくる…
「これは?」
【緋火鼠の結晶と呼ばれる宝での鉄鼠から貰った物じゃ、それをつけておけばぬしの力は元に戻ろう】
「綺麗ね…」
血の様に赤い玉だがよく見ると中には火が回っている…
【人間は宝具と呼んで居るのだろ?それの一つじゃ着けた物と力を共有出来る。】
「着けた物と共有?」
【さっしが悪いの…つまりこっちを妾が着けてそれをぬしがつければ妾の力をぬしに貸してやる事が出来る訳じゃ、しかし妾との距離が開き過ぎると意味が無いがの。】
「凄いな…じゃ早速…」
「悠貴方ピアスの穴無いわよね?」
「あ…」
【手間の掛かる男じゃの…ほれ!】
ピアスはカフスに形を変え…
「万能だな…じゃ改めて」
耳にカフスをつけると
「お!」【ぬ!】
「よし、本調子じゃ無いけどこれなら柏位なら勝てる!」
体は小さいが体力が一気に戻って来たのが分かる!
「小さくても強い…うふふふ!いいわ!いいわね!」
【…(妾の力を貸したとはいえこやつ人としてはかなりやりおるの…ふふふ面白い…)】
「じゃ、悠また明日も来るからまたね!揺光さんもまた!」
「あ、おい!」
呼び止める間も無く稲葉はハイテンションで出ていく…
「何しに来たんだ?彼奴…」
【のぉ、悠よ】
「何だ?」
【妾は腹が減ったぞ!】
「…妖怪なのにか?」
【当たり前じゃ、何かを嘱すのは生物の生理行動じゃろ】
「まぁ当然か(狐だし)」
【何か馬鹿にしなかったか?妾は大妖怪の九尾の狐じゃぞ!!】
「…その態度で言われてもな…」
揺光はソファの上で横になりだらけて居る…
【気持ちいいのぉ…こんなフカフカなのは久々じゃ…】
たゆんたゆん…
ごろごろするたびに胸が揺れている…
【何じゃ?】
「あんたその姿どうにか出来ないか?」
【気に入らんのか?】
「こんな姿でも男だからな…」
【なら嬉しかろう】
「あのな、その姿だと目立つんだよ。」
【ならこれでどうじゃ?】
バシュ!
「な…」
【これならよかろう?】
「良くないっての稲葉になってどうする気だ、同じ人間が二人も居るとおかしいだろ…」
揺光は稲葉に化けた、流石は九尾の狐だが…
【あー面倒じゃの!どうしろと言うんじゃ!】
揺光は起き上がり胡座をかく
「…はぁ、もう適当にしてくれ俺は疲れたから寝る…」
【あ!コラ!待たぬか!】
「アンタも好きな場所で寝てくれ…」
悠は自室に戻って行った…
【むっ、妾を馬鹿にしおって~!!お、そうじゃ……】
… … …
一瞬熱風が走り…揺光の方を見ると
123456789…
【これで信じたかえ?】
「あ、ああ…」
1本1本の太さは男の腕くらいあり長さは余裕で2メートルはある、フサフサの尻尾がフヨフヨと動いている…
「っでそのきゅうびのきつねがおれになんのようじだ?」
【礼と忠告にの】
「れい?ちゅうこく?」
【ああ、まずは妾の封を解いた礼じゃ、妾はあの石の中に管ごと封されていたのじゃ】
「くだ…あ!」
悠はいつの間にか揺光の手にある竹管を見る
【そうじゃ、昔殺生石に閉じ込めらるさい、実はこの管に先に封されていたのじゃ】
「ちょ!まてじゃあのいしはせっしょうせきのはへんだったのか?」
【うむ、まぁ長くなるから話さんがな…それより問題はそれじゃ】
揺光は悠を尻尾で指す!
「おれがなにか?」
【まだ気付かぬか?ぬしは鈍いの…】
そう言うと揺光は尻尾の1本から管を取りだしそれの蓋を取り水を手に溜めると…
【見てみい、ぬしの今の姿を】
水が鏡の様になり俺の前に浮かぶと…
「な!なんだこれ!」
水鏡にはガキの俺が映っている…
【見ての通りぬしは呪われとる、妾の石に浸いておった男の呪じゃな…】
「な、ど、どうにかしてくれ!」
【無理じゃ、呪はかけた者にしか解けぬ、後は時が来て解けるのを待つしかないの…】
シュルル…水鏡は水になり管の中に入り、尻尾に入っていく…
「ま、マジかよ…なんでこんなめに…」
「人生色々あるわよ。」
「いろいろすぎだろ…」
パシャパシャ!
【のう、ぬしよ】
「なんだよ…」
【その娘は誰じゃ?ぬしの親類か?】
「あん?い、いなば!」
「いいわね。その表情素敵よ!」
パシャパシャ
稲葉はさもはなから居たように俺の写真を撮ってやがる…
「お、おまえいつから?!」
「些細な事よ」
「ささいじゃ!ないから!」
「ふぅ…小さくなったのに元気ね、悠が電話突然切るから心配して来てあげたのに…」
「ほんねは?」
「面白い事になってそうな気がしたから。」
屈託の無い笑顔で稲葉は答えてくれましたよ…
「はぁ…」
「そんなに嬉しいの?照れるわ」
「いまのがうれしさのためいきならこのよにつらみのためいきはないわ!」
シュルリ! ググ!
「なぁ?!」
稲葉と話していると首に尻尾が巻き付いてきて
【ぬしよ、妾を無視するとは中々肝が座っておるのぉ…】
ググッ!体が宙に浮く…
「い、いやシカトしたわけじゃ…」
【鹿とした?】
「鹿とでは無くシカト、無視したとかという意味ですわ」
【現代の言葉は変わっておるの…で、娘よ。ぬしは誰じゃ?】
「自己紹介が遅れました、私は古川稲葉、彼の友人です。」
稲葉はペコリとお辞儀をする
「…(こいつ何で普通にしてんだよ…)」
【中々礼儀を知っておるの…妾は揺光じゃ。そう言えばぬしの名を聞いて無かったの】
「できればさきにおろしてくれ」
悠はまだ尻尾で持ち上げられている。
【小さき事を気にするな。さぁ名のらぬか。】
「たかなしゆうだ。」
【悠と言うのか、宜しくの悠】
そう言うと尻尾は消えていく
「あて…ちょっとまて、よろしくのって何だ!」
【妾は暫くここに住まうからの】
「あら、素敵。」
【じゃろ、噺が解るの稲葉は、ははは】
揺光と稲葉は笑うが
「じょ、じょうだんじゃない!ようかいはじじいだけでけっこうだ!」
【そんな事を言える立場かの?】
「な、なにがだ!」
【ぬしは今、体・技とも弱体化しとる、そうやって記憶があるまま居れるのは妾のお陰じゃぞ?】
「な、なに!」
【見捨てても良かったが妾は礼儀知らずの下等妖怪では無い、助けられた礼として悠の呪解いてやっているんじゃよ?】
「あ、あんたさっきしゅはとけないって」
【本来ならば悠のみに掛かる筈だった呪じゃがな悠は妾を持っていたじゃろ?】
「…持ってたって管のことか?」
【そうじゃ、そのため運の良かったぬしは妾と呪を共有した、所詮は人の呪、妾には通じん、ぬしの呪を妾が全て受け入れてやれば呪をすぐに解けるが?】
「ぐっ…」
【別に良いんじゃよ?妾が出ていけば何時解けるか解らぬ呪に困っても?】
「悠、揺光さんには居てもらった方が言いと思うわよ?」
「お前他人事だと思って…」
「あら、そうじゃないわよ?気付いて無いの?舌足らずが直ったの?」
「何…あ、本当だ…」
確かに声はガキのまんまだがはきはき喋れている…
【どうじゃ?妾の力は?】
「…分かった…けど頼みがある…」
【何じゃ?】
「体力をどうにか出来ないか?このままじゃ家事も出来ないからな」
【我儘じゃな…仕方ない妾の力を貸してやる手を出せ】
言われた通りに手を出すと揺光はイヤリングを外し置いてくる…
「これは?」
【緋火鼠の結晶と呼ばれる宝での鉄鼠から貰った物じゃ、それをつけておけばぬしの力は元に戻ろう】
「綺麗ね…」
血の様に赤い玉だがよく見ると中には火が回っている…
【人間は宝具と呼んで居るのだろ?それの一つじゃ着けた物と力を共有出来る。】
「着けた物と共有?」
【さっしが悪いの…つまりこっちを妾が着けてそれをぬしがつければ妾の力をぬしに貸してやる事が出来る訳じゃ、しかし妾との距離が開き過ぎると意味が無いがの。】
「凄いな…じゃ早速…」
「悠貴方ピアスの穴無いわよね?」
「あ…」
【手間の掛かる男じゃの…ほれ!】
ピアスはカフスに形を変え…
「万能だな…じゃ改めて」
耳にカフスをつけると
「お!」【ぬ!】
「よし、本調子じゃ無いけどこれなら柏位なら勝てる!」
体は小さいが体力が一気に戻って来たのが分かる!
「小さくても強い…うふふふ!いいわ!いいわね!」
【…(妾の力を貸したとはいえこやつ人としてはかなりやりおるの…ふふふ面白い…)】
「じゃ、悠また明日も来るからまたね!揺光さんもまた!」
「あ、おい!」
呼び止める間も無く稲葉はハイテンションで出ていく…
「何しに来たんだ?彼奴…」
【のぉ、悠よ】
「何だ?」
【妾は腹が減ったぞ!】
「…妖怪なのにか?」
【当たり前じゃ、何かを嘱すのは生物の生理行動じゃろ】
「まぁ当然か(狐だし)」
【何か馬鹿にしなかったか?妾は大妖怪の九尾の狐じゃぞ!!】
「…その態度で言われてもな…」
揺光はソファの上で横になりだらけて居る…
【気持ちいいのぉ…こんなフカフカなのは久々じゃ…】
たゆんたゆん…
ごろごろするたびに胸が揺れている…
【何じゃ?】
「あんたその姿どうにか出来ないか?」
【気に入らんのか?】
「こんな姿でも男だからな…」
【なら嬉しかろう】
「あのな、その姿だと目立つんだよ。」
【ならこれでどうじゃ?】
バシュ!
「な…」
【これならよかろう?】
「良くないっての稲葉になってどうする気だ、同じ人間が二人も居るとおかしいだろ…」
揺光は稲葉に化けた、流石は九尾の狐だが…
【あー面倒じゃの!どうしろと言うんじゃ!】
揺光は起き上がり胡座をかく
「…はぁ、もう適当にしてくれ俺は疲れたから寝る…」
【あ!コラ!待たぬか!】
「アンタも好きな場所で寝てくれ…」
悠は自室に戻って行った…
【むっ、妾を馬鹿にしおって~!!お、そうじゃ……】
… … …