-番外編- 過去と今
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―教室―
「ことりくん昼休みになっても帰ってこないなぁー」
昼食をとりつつ久瀬が呟く
「雪あんまり、えーと・・小鳥遊くんには関わらないほうがいいと思うよ。」
「どうして?」
「どうしてってだって平気で遅刻する奴だし、直ぐに教室からも居なくなるし。絶対根くらだって」
「私もそう思うよなんか怖いしなー」
「そうかなー別に照れやなだけだと思うけどなー(クラス全員の名前覚えてるって言ってたし)」
ガラリ
教室の扉が開いて悠が入ってくる。
「(はぁ昼から帰ろうかな・・)」
そんな事を考えながら自分の席に座るそして鞄から小説と弁当を取り出すと。
「ねぇことりくん」
隣で友達と昼食中の久瀬が話しかけてくる。
「・・・なんだ」
弁当の包みを開けて用件を聞く。
「この二人の名前わかる?」
久瀬が質問してくる友達の方は怪訝な顔をしている。
「・・・古川 稲葉(ふるかわ いなば)と火口 彩(ひぐち あや)」
「大正解!」
久瀬が喜ぶ。
二人は少し驚いている。
「はぁ、もういいだろ昼飯にさせて・・・」
俺は弁当箱を開けると固まり、それを久瀬達がどうしたのかと覗き込む。
(悠へ残念だが弁当は朝飯に頂いといた、まぁ替わりにこれ詰めとくぞ おじい様より)
と書いた紙とチロルチョコが一つ入っていた。
「あのじじぃーがぁ」
ボキリと箸を握り折る。
「あっはははは」
「くすくす」
「ははは」
それを見ていた三人が笑う。
「笑うな!」
俺は一括する。
「だっだって、お弁当がチロルチョコってあはは」
久瀬が大笑いする。
「小鳥遊君って意外と面白いのねくすくす」
古川も笑っている。
「じゃあもしかして遅刻の理由も本当なのかよ?ははは」
火口は男勝りなしゃべかたで笑っている。
「・・あぁそうだよ」
俺はつぶやくと弁当箱を閉じ、席を立つ。
「どこ行くの?」
久瀬が聞いてくる。
「だりぃから帰る。後これやるはチョコ嫌いだし」
チョコを久瀬の机において教室から出て行く。
「なんか、小鳥遊って思ったより面白いな」
「ほんとね印象が変わったわ。」
「でしょー。」
―小鳥遊宅―
「じじぃー」
家について玄関から叫ぶしかし。
「ワン」
バロンが出てくる。
「バロンじじぃは何処にいる?」
俺は靴を脱ぎ、バロンに尋ねる。
「ワォン」
短く吼えると尻尾を振り歩き出す。
俺はそれについていく。
―道場―
「ここか」
ガラリと扉を開ける。
「じじぃー」
声をかけると。
「少し静かにしろ」
じじぃが息を整え柔らかく静かにわら束に拳を当てる。
トン
・・・・
「それなんか意味あるのか?よくやってるけどただ軽く当ててるだけだろ?」
「まぁな、その内教えてやるわい。」
「それよりじじぃ、俺の弁当食ったろ!」
「ははは、いやーついうまそうじゃッたからなぁ悪い悪い」
「はぁ たくもうやるなよ」
毒気を抜かれてそこから離れようとする。
「おぃ、暇ならバロンの散歩に行ってくれ。」
「あいよ。バロン行くぞ。」
「ワン」
バロンの散歩に出て行く。
―悠の部屋―
「ひらり♪ひらりと♪」
部屋でベットに横になり音楽を聴いていると。
こんこん
ドアがノックされる。
「はいよ?」
「はいるぞ」
爺さんが部屋に入ってくる
「どした?」
ベットから起き上がり音量を下げる。
「ああ、ばぁさんが旅行に行くから暫くは弁当と飯自分でどうにかしろじゃと」
「ふぅん、ばぁさんも旅行好きだな。今日の晩飯どうする?」
「たまには出前でいいじゃろ、寿司と食いたいから寿司でいいな?」
「さび抜きで頼むよ」
「相変わらずじゃな酒は何にする?」
「あー今日はパスどうせ朝飯俺がつくるんだろ?」
「当たり前だ。それじゃ電話してくる。」
爺さんが部屋から出て行く。
「ふー」
もう一度ベットに横たわり音量を戻す。
スピーカーからポルノのシスターが流れる。
「ことりくん昼休みになっても帰ってこないなぁー」
昼食をとりつつ久瀬が呟く
「雪あんまり、えーと・・小鳥遊くんには関わらないほうがいいと思うよ。」
「どうして?」
「どうしてってだって平気で遅刻する奴だし、直ぐに教室からも居なくなるし。絶対根くらだって」
「私もそう思うよなんか怖いしなー」
「そうかなー別に照れやなだけだと思うけどなー(クラス全員の名前覚えてるって言ってたし)」
ガラリ
教室の扉が開いて悠が入ってくる。
「(はぁ昼から帰ろうかな・・)」
そんな事を考えながら自分の席に座るそして鞄から小説と弁当を取り出すと。
「ねぇことりくん」
隣で友達と昼食中の久瀬が話しかけてくる。
「・・・なんだ」
弁当の包みを開けて用件を聞く。
「この二人の名前わかる?」
久瀬が質問してくる友達の方は怪訝な顔をしている。
「・・・古川 稲葉(ふるかわ いなば)と火口 彩(ひぐち あや)」
「大正解!」
久瀬が喜ぶ。
二人は少し驚いている。
「はぁ、もういいだろ昼飯にさせて・・・」
俺は弁当箱を開けると固まり、それを久瀬達がどうしたのかと覗き込む。
(悠へ残念だが弁当は朝飯に頂いといた、まぁ替わりにこれ詰めとくぞ おじい様より)
と書いた紙とチロルチョコが一つ入っていた。
「あのじじぃーがぁ」
ボキリと箸を握り折る。
「あっはははは」
「くすくす」
「ははは」
それを見ていた三人が笑う。
「笑うな!」
俺は一括する。
「だっだって、お弁当がチロルチョコってあはは」
久瀬が大笑いする。
「小鳥遊君って意外と面白いのねくすくす」
古川も笑っている。
「じゃあもしかして遅刻の理由も本当なのかよ?ははは」
火口は男勝りなしゃべかたで笑っている。
「・・あぁそうだよ」
俺はつぶやくと弁当箱を閉じ、席を立つ。
「どこ行くの?」
久瀬が聞いてくる。
「だりぃから帰る。後これやるはチョコ嫌いだし」
チョコを久瀬の机において教室から出て行く。
「なんか、小鳥遊って思ったより面白いな」
「ほんとね印象が変わったわ。」
「でしょー。」
―小鳥遊宅―
「じじぃー」
家について玄関から叫ぶしかし。
「ワン」
バロンが出てくる。
「バロンじじぃは何処にいる?」
俺は靴を脱ぎ、バロンに尋ねる。
「ワォン」
短く吼えると尻尾を振り歩き出す。
俺はそれについていく。
―道場―
「ここか」
ガラリと扉を開ける。
「じじぃー」
声をかけると。
「少し静かにしろ」
じじぃが息を整え柔らかく静かにわら束に拳を当てる。
トン
・・・・
「それなんか意味あるのか?よくやってるけどただ軽く当ててるだけだろ?」
「まぁな、その内教えてやるわい。」
「それよりじじぃ、俺の弁当食ったろ!」
「ははは、いやーついうまそうじゃッたからなぁ悪い悪い」
「はぁ たくもうやるなよ」
毒気を抜かれてそこから離れようとする。
「おぃ、暇ならバロンの散歩に行ってくれ。」
「あいよ。バロン行くぞ。」
「ワン」
バロンの散歩に出て行く。
―悠の部屋―
「ひらり♪ひらりと♪」
部屋でベットに横になり音楽を聴いていると。
こんこん
ドアがノックされる。
「はいよ?」
「はいるぞ」
爺さんが部屋に入ってくる
「どした?」
ベットから起き上がり音量を下げる。
「ああ、ばぁさんが旅行に行くから暫くは弁当と飯自分でどうにかしろじゃと」
「ふぅん、ばぁさんも旅行好きだな。今日の晩飯どうする?」
「たまには出前でいいじゃろ、寿司と食いたいから寿司でいいな?」
「さび抜きで頼むよ」
「相変わらずじゃな酒は何にする?」
「あー今日はパスどうせ朝飯俺がつくるんだろ?」
「当たり前だ。それじゃ電話してくる。」
爺さんが部屋から出て行く。
「ふー」
もう一度ベットに横たわり音量を戻す。
スピーカーからポルノのシスターが流れる。