:‐夏休み編‐昼の顔と夜の顔(2)
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‐道路‐
「いや~久々に思いっきり遊んだ気がするな♪」
悠はゲームセンターで大量にとったぬいぐるみを抱えて声をはる。
「このぬいぐるみ持って電車に乗ったのははずかったけどな…」
勿論亮も両手いっぱいに持たされている。
「まぁまぁ、半分は月美ちゃんに持って帰ってあげてくれよ。」
「帰りもこの状態で帰れと?」
「車で送ってやるって安心しろ。」
星が広がる空~♪一人立ち止まって~♪
話していると悠の携帯が鳴る。
「ん…電話か…はいもしもし?」
悠は両脇にぬいぐるみを抱えたまま器用に携帯をポケットから取り出し耳にあてる。
[悠!今何処に居るの!!]
電話は稲葉からだった。
さっき禅からストーカーが来た連絡を受けたから上手く話がついた連絡だろう。
「おー稲葉か!もうすぐ家に着くぜ。実はさっきゲーセンでいろいろ取れてよー。」
[それどころじゃないわ!]
「ん?なにかあっ……」
[…………なのよ!聞こえてる?ちょっと悠?]
………
‐ファミレス‐
「もしもし?もしもし?どうしたの?」
ぶっ…電話は切れてしまう。
「連絡…は?」
「ダメ切れちゃった……そっちは?」
「天音も崇さんも…出ません……」
ぷるる!ぷるる!
稲葉の携帯に着信が入る。
「もしもし!悠!」
[っ…稲葉…俺だ亮だ…]
「亮!悠は一緒じゃ無いの!今大変な事が…」
[こっちもヤバい事になった…そばに千夜は居るか?]
「えっ?…居るけどどうしたの?」
[今悠の家の前にいるからスグに来るように頼んでくれ…あと、今すぐ誰でもいいから久瀬の家に向かわせてくれ……まずい…事になった]
…………
‐小雪の部屋‐
ぽっぽっぽっぽっ…
ザーザーザーザー!!!
ぽっぽっだった雨脚はだんだんと勢いを増していき真夏の豪雨となった。
「おー凄い雨になってきたよー」
こなたはベランダがある窓のカーテンの隙間から様子を見ていた。
「これでダムとかも安心…んっ?」
ベランダに何か布が落ちている。
「洗濯物でも落としちゃったかのかな?こゆきちゃーん。」
小雪を呼んでみたが
「もしもし?稲葉ちゃん?どうかしたの?」
どうやら電話中らしいのでこなたは近づいて鍵を開けようとカーテンを開けると…
「えっ…だ…」
…………
‐道路‐
ザーザー!ザーザー!
豪雨の中、稲葉と禅はタクシーを必死に捕まえようとしていた。
「最悪な…タイミングですね…」
突然の雨でタクシー利用者一気に現れ全然捕まらなくなっていた。
「もしもし?小雪?」
[もしもし?稲葉ちゃん?どうかしたの?]
「あのね…落ち着いて聞いてほしいの…今ね…」
ガシャン!!
受話器の向こう側から何かが割れる様な音が耳に刺さる。
「ちょっと!雪!小雪!!」
ぶっ…つーつー…電話は切れてしまった。
「小雪!!嘘…最悪だわ…」
「稲葉さん…タクシーはダメ…どうします?」
「ちょっと待って……ここから走っても20分は掛かるし…禅、虎琥狗さんに連絡は?」
「まだ……」
「なら、居そうな場所は解る?」
「解りますけど…?」
「なら、電話しながら向かって、それで小雪の家に行くようにお願いして!」
「わかりました…」
禅は頷くと雨も気にせず走って行った…
「私は…そうだまず亮と千夜に連絡を…」
携帯を掛けようとすると…
「何してんだ?お前?」
一台の車が止まり不機嫌な声がかかった…
「っ…お願い助けて!!」
その声の主に稲葉は普段は決してあげない悲痛な叫びをあげた…
………
「いや~久々に思いっきり遊んだ気がするな♪」
悠はゲームセンターで大量にとったぬいぐるみを抱えて声をはる。
「このぬいぐるみ持って電車に乗ったのははずかったけどな…」
勿論亮も両手いっぱいに持たされている。
「まぁまぁ、半分は月美ちゃんに持って帰ってあげてくれよ。」
「帰りもこの状態で帰れと?」
「車で送ってやるって安心しろ。」
星が広がる空~♪一人立ち止まって~♪
話していると悠の携帯が鳴る。
「ん…電話か…はいもしもし?」
悠は両脇にぬいぐるみを抱えたまま器用に携帯をポケットから取り出し耳にあてる。
[悠!今何処に居るの!!]
電話は稲葉からだった。
さっき禅からストーカーが来た連絡を受けたから上手く話がついた連絡だろう。
「おー稲葉か!もうすぐ家に着くぜ。実はさっきゲーセンでいろいろ取れてよー。」
[それどころじゃないわ!]
「ん?なにかあっ……」
[…………なのよ!聞こえてる?ちょっと悠?]
………
‐ファミレス‐
「もしもし?もしもし?どうしたの?」
ぶっ…電話は切れてしまう。
「連絡…は?」
「ダメ切れちゃった……そっちは?」
「天音も崇さんも…出ません……」
ぷるる!ぷるる!
稲葉の携帯に着信が入る。
「もしもし!悠!」
[っ…稲葉…俺だ亮だ…]
「亮!悠は一緒じゃ無いの!今大変な事が…」
[こっちもヤバい事になった…そばに千夜は居るか?]
「えっ?…居るけどどうしたの?」
[今悠の家の前にいるからスグに来るように頼んでくれ…あと、今すぐ誰でもいいから久瀬の家に向かわせてくれ……まずい…事になった]
…………
‐小雪の部屋‐
ぽっぽっぽっぽっ…
ザーザーザーザー!!!
ぽっぽっだった雨脚はだんだんと勢いを増していき真夏の豪雨となった。
「おー凄い雨になってきたよー」
こなたはベランダがある窓のカーテンの隙間から様子を見ていた。
「これでダムとかも安心…んっ?」
ベランダに何か布が落ちている。
「洗濯物でも落としちゃったかのかな?こゆきちゃーん。」
小雪を呼んでみたが
「もしもし?稲葉ちゃん?どうかしたの?」
どうやら電話中らしいのでこなたは近づいて鍵を開けようとカーテンを開けると…
「えっ…だ…」
…………
‐道路‐
ザーザー!ザーザー!
豪雨の中、稲葉と禅はタクシーを必死に捕まえようとしていた。
「最悪な…タイミングですね…」
突然の雨でタクシー利用者一気に現れ全然捕まらなくなっていた。
「もしもし?小雪?」
[もしもし?稲葉ちゃん?どうかしたの?]
「あのね…落ち着いて聞いてほしいの…今ね…」
ガシャン!!
受話器の向こう側から何かが割れる様な音が耳に刺さる。
「ちょっと!雪!小雪!!」
ぶっ…つーつー…電話は切れてしまった。
「小雪!!嘘…最悪だわ…」
「稲葉さん…タクシーはダメ…どうします?」
「ちょっと待って……ここから走っても20分は掛かるし…禅、虎琥狗さんに連絡は?」
「まだ……」
「なら、居そうな場所は解る?」
「解りますけど…?」
「なら、電話しながら向かって、それで小雪の家に行くようにお願いして!」
「わかりました…」
禅は頷くと雨も気にせず走って行った…
「私は…そうだまず亮と千夜に連絡を…」
携帯を掛けようとすると…
「何してんだ?お前?」
一台の車が止まり不機嫌な声がかかった…
「っ…お願い助けて!!」
その声の主に稲葉は普段は決してあげない悲痛な叫びをあげた…
………