:‐夏休み編‐昼の顔と夜の顔(2)
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‐ファミレス‐
待ち合わせの6時5分前に彼女はキョロキョロと辺りを見回すように店に入ってきた。
「岩部さんこっちよ。」
稲葉が名前を呼んで手招きすると素直に近づき椅子にかける。
「貴方が小鳥遊さんですか?」
岩部は稲葉の隣にいる禅を見る。
「いいえ、何かあったら動けるようにって席を外してるわ。お話は私と禅が受けることになってるから。」
「そうですか……確かにそれがいいかもしれませんね。」
素直に納得する。しかし、稲葉は何かが引っかかる。
「……稲葉さん…崇さん達に連絡入れとき…ますね。」
そう言って禅は崇に連らくを入れる…
「じゃあ…さっそくだけど…」
その間に稲葉はストーカーを止めるように話を切り出した。
………
‐小雪の部屋‐
「は~い、わかりましぁ。」
ピッ…
天音ゆゆみはゴテゴテにデコられた携帯の電源を切る。
「どうやらちゃんとファミレスに来たみたいです。もぅ安心していいですよ。」
「流石に観念したんだね。」
「そうかぁ、良かったね。優日ちゃん♪」
「うん。これも皆のおかげ。」
小雪の部屋ではこゆき本人の他に護衛係のゆゆみとこなた、優日で集まって遊んでいた。
「じゃ私は解散させなきゃいけませんから失礼しますね。」
「ゆゆみちゃん色々ありがとうね。」
「いえいえ、ストーカーは女の敵ですから。じゃあ。」
小雪はゆゆみをそこまで送って行くと言って一緒に部屋を出ていき。
こなたと優日の二人きりになった。
「それにしても大変だったね~」
「うん…けど悠のおかげで本当に助かっちゃった。」
「ね、ね、優日ちゃんは…悠の事好き?」
「頼りになるし男の人では初めてに近い友達だから好きだよ。」
「ん~そうじゃなくて……恋愛対象としては?」
「えっ?」
いきなりの質問に優日は飲もうと持ち上げたお茶を机の上に戻してしまう。
「あ、いや…深い意味は無いんだよ?ただの興味本位って意味で…」
「………悠はカッコいいし優しいけど…恋愛対象には見れないかも」
「えっ!そ、そうなの?」
「うん…変なこと言うかも知れないけど…私が恋愛対象として見れないじゃなくて悠が見てくれないって意味でね。」
「えー?そうかなぁ…?」
「うん、私はこんな癖があるから尚更だけど…悠はなんて言うか誰の事も見てない気がするの」
「誰の事も?どういう意味?」
「何でかは分からないけど…普通に話しててもいつも別の何かを追ってる気がするの…それが終わらない限り周りの事に目が向かないって感じがするの。」
「そうかぁ…そこまで解るって優日ちゃんは手強いなぁ」
こなたは小さく本当に小さくつぶやいた。
「ただいま~何だかひと雨きそうだったかな。優日ちゃんもこなたちゃんも晩御飯食べってってほしいかな♪」
話が終わると同時ぐらいに小雪は戻ってきた。
………
待ち合わせの6時5分前に彼女はキョロキョロと辺りを見回すように店に入ってきた。
「岩部さんこっちよ。」
稲葉が名前を呼んで手招きすると素直に近づき椅子にかける。
「貴方が小鳥遊さんですか?」
岩部は稲葉の隣にいる禅を見る。
「いいえ、何かあったら動けるようにって席を外してるわ。お話は私と禅が受けることになってるから。」
「そうですか……確かにそれがいいかもしれませんね。」
素直に納得する。しかし、稲葉は何かが引っかかる。
「……稲葉さん…崇さん達に連絡入れとき…ますね。」
そう言って禅は崇に連らくを入れる…
「じゃあ…さっそくだけど…」
その間に稲葉はストーカーを止めるように話を切り出した。
………
‐小雪の部屋‐
「は~い、わかりましぁ。」
ピッ…
天音ゆゆみはゴテゴテにデコられた携帯の電源を切る。
「どうやらちゃんとファミレスに来たみたいです。もぅ安心していいですよ。」
「流石に観念したんだね。」
「そうかぁ、良かったね。優日ちゃん♪」
「うん。これも皆のおかげ。」
小雪の部屋ではこゆき本人の他に護衛係のゆゆみとこなた、優日で集まって遊んでいた。
「じゃ私は解散させなきゃいけませんから失礼しますね。」
「ゆゆみちゃん色々ありがとうね。」
「いえいえ、ストーカーは女の敵ですから。じゃあ。」
小雪はゆゆみをそこまで送って行くと言って一緒に部屋を出ていき。
こなたと優日の二人きりになった。
「それにしても大変だったね~」
「うん…けど悠のおかげで本当に助かっちゃった。」
「ね、ね、優日ちゃんは…悠の事好き?」
「頼りになるし男の人では初めてに近い友達だから好きだよ。」
「ん~そうじゃなくて……恋愛対象としては?」
「えっ?」
いきなりの質問に優日は飲もうと持ち上げたお茶を机の上に戻してしまう。
「あ、いや…深い意味は無いんだよ?ただの興味本位って意味で…」
「………悠はカッコいいし優しいけど…恋愛対象には見れないかも」
「えっ!そ、そうなの?」
「うん…変なこと言うかも知れないけど…私が恋愛対象として見れないじゃなくて悠が見てくれないって意味でね。」
「えー?そうかなぁ…?」
「うん、私はこんな癖があるから尚更だけど…悠はなんて言うか誰の事も見てない気がするの」
「誰の事も?どういう意味?」
「何でかは分からないけど…普通に話しててもいつも別の何かを追ってる気がするの…それが終わらない限り周りの事に目が向かないって感じがするの。」
「そうかぁ…そこまで解るって優日ちゃんは手強いなぁ」
こなたは小さく本当に小さくつぶやいた。
「ただいま~何だかひと雨きそうだったかな。優日ちゃんもこなたちゃんも晩御飯食べってってほしいかな♪」
話が終わると同時ぐらいに小雪は戻ってきた。
………