:‐夏休み編‐昼の顔と夜の顔(2)
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‐夏ノ竜(夏の商品特設コーナー)‐
広い店舗の一角を使ってかなり大きな夏の衣類関係を取り扱うコーナーができている。
その品数も凄いけど名前が凄い、夏ノ竜…個人的には最高の名前かも。
「さぁ!水着選ぼうかな!」
「もぉ、好きにしてくれ。」
俺は半ば諦めつつ小雪の後ろでため息をつく。
「悠はどんな水着にする?」
「どんなって……そう言えば水着って買ったこと無いな。」
「え?」
「学校の水泳はサボったし…っか水着事態持って無かったりする。」
過去の記憶を探っても水着に着替えた思い出と言うものが全くない気がする。
「海とか行ったこと無いのかな?」
「河なら結構ある。爺に…」
つり橋の上から落とされたり…
岩の上から落とされたり…
滝壺に落とされたり…
「あれ…そう言えば全裸か服着たままでしか泳いで無いな…」
エピソードを話していると何故か周りの人と小雪が引いている気がする。
「聞く限りよく生きてるね悠…」
「ちなみに山中のど真ん中に放置されたこともある。あれは本気で怖かった…」
夏の思い出と言えば怖い事が多いしかも原因のほとんどが爺がらみ…
「小鳥君って苦労してるんだね…」
「まぁな…けど昔はバァちゃんもいてくれたしな…爺も馬鹿だったけどいろんな所に無理やり連れてってくれたしな。」
中学の頃の思い出…
俺が跳ねっ返ってたのにホントに良くしてくれてたと思う。
「そう言えば…悠は高校1、2年の頃はどうしてたの?」
ぴた………悠の動きが止まる…
「悠?」
「……覚えてない。」
「え?」
「俺の事はいいから、早く選べよ。女の水着の場所にいたら俺浮きまくるだろ。」
悠は二人の背中を押して話を終わらし、水着選びを再開させる。
その時たぶん俺は笑えていたと思う。
………
しばらくあれやこれやと見て選んでると小雪が
「小鳥君これとこれどっちが可愛いかな?」
ひとつはワンピースタイプで薄いピンクカラーに白いラインが斜めに入った物
ひとつは上下が別離したタイプで胸と腰の部分に可愛らしくヒラヒラがありやはり薄いピンクカラーだ。
「…そうだな、可愛いならワンピースタイプ、魅力+危険ならビキニタイプだな。」
「何が危険なのかな?」
「……(ソノ胸ノデカサダヨ)」
何て言えるわけもなくとりあえず黙っていると
「ん~じゃあ小鳥君はどっちが好きかな?」
「ビキニタイプ。」
即答。
「じゃあちょっと着替えてみるね!」
小雪は試着室に入って行く。
すると必然的に優日と二人っきりになるわけで…
「悠のスケベ…」
「失礼な正直に答えただけだ。」
「ふ~ん…」
顔が見えないのになぜか冷たい眼をしてるのがわかる。
「…ゆ、優日は選ばないのか?」
「雪の見てから決めるつもり。悠は?」
「え?!やっぱ俺も買うのか?」
「絶対に雪に連れてかれるよ。」
「むむ…そうなると流石に全裸はきついな」
後で適当に選ぼうと考えてると試着室のカーテンが開いて
「どうかな?かな?」
たゆん…たゆん…
存在感あふれる二つの胸が揺れる。
そして小柄で童顔なので実にピンクカラーが栄えて世辞抜きに可愛い。
「…よ、よく似合ってる。」
「うん、雪可愛いよ。」
「えへへ//じゃこれで決定かな♪」
小雪は満足げに試着室に戻って行く。
「……普通にヤバいな」
「悠のスケベ。」
事実なのだから仕方がない…
俺は男の誇りを掛けてそう断言したかったが黙っていた。
……
「じゃあ次は優日ちゃんの番かな!」
「う、うん…私はこれ。」
優日が控えめに出した水着は迷彩カラーの三点ビキニタイプだが胸元がファスナー状でフロントホックの様に金具一個で止めるような感じのもの…
「おー優日ちゃんかっこいい~」
「いや…チョイ待てこんなの下手に動いたら金具取れて惨事じゃないか?」
正直指ででも弾いたらポロっと取れそうな気がする。
「やっぱり悠スケベ」
「小鳥君、こういう水着はヌーブラみたいに張り付くから大丈夫なんだよ?」
そんな事言われても知る訳がないなのに二人の視線が冷たい。
「な、なんだその目は」
「小鳥君も男の子なのかな」
「悠のスケベ」
「男は大体そうだよ!っか優日は何かい言ってんだよ!周りに誤解されるだろ!!」
………
二人は購入を決定したが俺はまだ選んでなかった。
「ほら~小鳥君の番だよ~」
「え~いいよ…シャツと短パンで」
水着と言うかただの夏親父の格好を想像してくれたらいい。
「それって泳ぐ気ないのかな?」
「うん。」
即答した瞬間、小雪と優日に殴られた。
「わかった、わかったよ…じゃこれな。」
トランクスタイプで右ももに金色の龍が描かれた水着適当に指さしたが俺の趣味にどんぴしゃな水着だった。
「お!小鳥君なんだかんだでしっかり見てるのかな♪」
「うん、悠に似合いそう。」
どうやら二人も納得してくれたようなので俺たちはレジに向かった。
広い店舗の一角を使ってかなり大きな夏の衣類関係を取り扱うコーナーができている。
その品数も凄いけど名前が凄い、夏ノ竜…個人的には最高の名前かも。
「さぁ!水着選ぼうかな!」
「もぉ、好きにしてくれ。」
俺は半ば諦めつつ小雪の後ろでため息をつく。
「悠はどんな水着にする?」
「どんなって……そう言えば水着って買ったこと無いな。」
「え?」
「学校の水泳はサボったし…っか水着事態持って無かったりする。」
過去の記憶を探っても水着に着替えた思い出と言うものが全くない気がする。
「海とか行ったこと無いのかな?」
「河なら結構ある。爺に…」
つり橋の上から落とされたり…
岩の上から落とされたり…
滝壺に落とされたり…
「あれ…そう言えば全裸か服着たままでしか泳いで無いな…」
エピソードを話していると何故か周りの人と小雪が引いている気がする。
「聞く限りよく生きてるね悠…」
「ちなみに山中のど真ん中に放置されたこともある。あれは本気で怖かった…」
夏の思い出と言えば怖い事が多いしかも原因のほとんどが爺がらみ…
「小鳥君って苦労してるんだね…」
「まぁな…けど昔はバァちゃんもいてくれたしな…爺も馬鹿だったけどいろんな所に無理やり連れてってくれたしな。」
中学の頃の思い出…
俺が跳ねっ返ってたのにホントに良くしてくれてたと思う。
「そう言えば…悠は高校1、2年の頃はどうしてたの?」
ぴた………悠の動きが止まる…
「悠?」
「……覚えてない。」
「え?」
「俺の事はいいから、早く選べよ。女の水着の場所にいたら俺浮きまくるだろ。」
悠は二人の背中を押して話を終わらし、水着選びを再開させる。
その時たぶん俺は笑えていたと思う。
………
しばらくあれやこれやと見て選んでると小雪が
「小鳥君これとこれどっちが可愛いかな?」
ひとつはワンピースタイプで薄いピンクカラーに白いラインが斜めに入った物
ひとつは上下が別離したタイプで胸と腰の部分に可愛らしくヒラヒラがありやはり薄いピンクカラーだ。
「…そうだな、可愛いならワンピースタイプ、魅力+危険ならビキニタイプだな。」
「何が危険なのかな?」
「……(ソノ胸ノデカサダヨ)」
何て言えるわけもなくとりあえず黙っていると
「ん~じゃあ小鳥君はどっちが好きかな?」
「ビキニタイプ。」
即答。
「じゃあちょっと着替えてみるね!」
小雪は試着室に入って行く。
すると必然的に優日と二人っきりになるわけで…
「悠のスケベ…」
「失礼な正直に答えただけだ。」
「ふ~ん…」
顔が見えないのになぜか冷たい眼をしてるのがわかる。
「…ゆ、優日は選ばないのか?」
「雪の見てから決めるつもり。悠は?」
「え?!やっぱ俺も買うのか?」
「絶対に雪に連れてかれるよ。」
「むむ…そうなると流石に全裸はきついな」
後で適当に選ぼうと考えてると試着室のカーテンが開いて
「どうかな?かな?」
たゆん…たゆん…
存在感あふれる二つの胸が揺れる。
そして小柄で童顔なので実にピンクカラーが栄えて世辞抜きに可愛い。
「…よ、よく似合ってる。」
「うん、雪可愛いよ。」
「えへへ//じゃこれで決定かな♪」
小雪は満足げに試着室に戻って行く。
「……普通にヤバいな」
「悠のスケベ。」
事実なのだから仕方がない…
俺は男の誇りを掛けてそう断言したかったが黙っていた。
……
「じゃあ次は優日ちゃんの番かな!」
「う、うん…私はこれ。」
優日が控えめに出した水着は迷彩カラーの三点ビキニタイプだが胸元がファスナー状でフロントホックの様に金具一個で止めるような感じのもの…
「おー優日ちゃんかっこいい~」
「いや…チョイ待てこんなの下手に動いたら金具取れて惨事じゃないか?」
正直指ででも弾いたらポロっと取れそうな気がする。
「やっぱり悠スケベ」
「小鳥君、こういう水着はヌーブラみたいに張り付くから大丈夫なんだよ?」
そんな事言われても知る訳がないなのに二人の視線が冷たい。
「な、なんだその目は」
「小鳥君も男の子なのかな」
「悠のスケベ」
「男は大体そうだよ!っか優日は何かい言ってんだよ!周りに誤解されるだろ!!」
………
二人は購入を決定したが俺はまだ選んでなかった。
「ほら~小鳥君の番だよ~」
「え~いいよ…シャツと短パンで」
水着と言うかただの夏親父の格好を想像してくれたらいい。
「それって泳ぐ気ないのかな?」
「うん。」
即答した瞬間、小雪と優日に殴られた。
「わかった、わかったよ…じゃこれな。」
トランクスタイプで右ももに金色の龍が描かれた水着適当に指さしたが俺の趣味にどんぴしゃな水着だった。
「お!小鳥君なんだかんだでしっかり見てるのかな♪」
「うん、悠に似合いそう。」
どうやら二人も納得してくれたようなので俺たちはレジに向かった。