-夏休み編-昼の顔と夜の顔(1)
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「こっちが小鳥遊悠、知ってのとおり秋葉のランク1位、ランカー狩りの件も一人で片付けた奴だ。」
「………(言いすぎだこのヤローって言ったらきっと俺殺されるんだろうな…)」
「こっちが和辰千夜、西口のランク2位。ランク1の右腕だ。」
「……」
崇に肩を叩かれてガッチガッチに固まっているのがよくわかる。
「この二人に手伝いを頼む、こいつらの命令は俺の指示と思え。異論のある奴。」
スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ
上がった手は10本崇のまわりに座っている奴等全員が手を挙げる。
「好きな奴から異論を言え。」
「はい、西口の奴は何で氷室さんじゃ無いのですか?」
「薫は日本からしばらく離れるからだ。」
「西口はまだ、わかるけど秋葉の奴に頼る理由がわかりません。」
「あぁ、今まで一度も見たことない奴だしな。」
「そもそも、そいつにそこまで実力があると思えない。」
千夜はともかくどうやら俺は全く受け居られてないようだ。
「……どうする悠?」
「どうするって…気に入らないなら別に俺は降りる。」
俺は興味無く首を振る。
しかし、それが気に食わなかったのか椅子に座っていた奴らが全員立ち上がる。
「(悠、まずくねぇか?)」
「(明日の朝日は拝めないかもね)」
ポケットから手を抜いてゆっくり拳を握る。
「ふっ…なら、戦え。」
「あ?」
「俺も悠の実力を見てみたい。」
崇はサッと右手を挙げると椅子が一斉にかたずけられていき。
「誰がやりたい?」
「うちから出します。おい。」
グラサンを掛けた髭の男が手を誰かを呼ぶと下から金剛までとはいかないが中々高身長の筋肉マンが上がってくる。
「うっす」
「はぁ…やだな。」
俺と筋肉マンを残して全員が距離を置き
「始めろ。」
崇の一言と同時に筋肉マンは力任せと言わんばかりの勢いでドゴッ!!!っと拳を腹に放つ…
「終わったな。」
グラヒゲ(グラサン髭)がそう呟いた。
周りも頷いて祭りは終わったという空気の中
「あのさ…悪いけどこいつじゃ無理だぞ?」
「っ……何?」
位置的に千夜しか見えていないだろう、たしか悠は直撃を腹で拳を受けた。
しかし
本当にそれだけの事で一歩も後ろに下がることなく、寧ろ筋肉マンの方が押し負けて後ろに下がっている。
「ぅおら!!」
今度は同じように上から力任せに拳を振りおろしたが
プシッ…
指先一本でその拳を止める悠。
「無理だって…こんなテレフォンパンチじゃ避けるのも余裕だし、単純すぎる。」
すっ…パシッぶぉん!!
ズダアァン!!
指を外し筋肉マンの手首をもって片手で後ろに放り投げてやった。
「「「……!」」」「「「……?!」」」
一応驚いたらしく騒いでた奴らはダンマリになる。
「やるな…さっきの事は詫びよう。」
ヒゲグラが一歩前に出る。
「……おっさんもやるのか?」
「む…俺はまだ、34だ。」
「そりゃ、失礼。」
タンっタンっ…
シュ!シュ!シュ!
グラヒゲは上にいた奴だけあり、さっきの奴みたいに大ぶりのテレフォンパンチなんか出さなかった。
「っと…」
しっかりとガードを固めて、内側をえぐるように速い拳を打ち込んでくる。
「っとと…」
対して悠は天性のバランスとスピードで拳を防御した。
上半身をしなやかに振り、最小限のステップで嵐のような打撃を避け続ける。
「うぉおぉ!」
ビュ!ビュ!ビュ!ビュ!
三分間は続いたラッシュに悠は一切手を出さず。
避けながら拳を見つづけていた。
「よし…覚えた。」
「あっ?!」
キュキュ…パァン!!
その一言を呟くとほぼ同時にグラヒゲは拳を放っていて、悠の顔に確実当たる軌道を描いていた。
しかし、悠はほんのわずか、頭を後ろに下げるとグラヒゲの拳は鼻先で止まり。
それどころか悠の拳がグラヒゲのグラサンを粉々に砕いた。
「っ…」
「まだやる?」
悠はグラヒゲと同じように構えている所を見ると悠は動きをすべて真似たのだろうと千夜だけが気づき、グラヒゲは両手を挙げて首を振る。
「合格だ。」
ぱち…ぱち…と崇がてを叩き悠の肩を叩く。
「他に異論のある奴。」
…………
誰も何も言わない、どうやら一応は認められたわけだ。
「悠、お前に二つの部隊を貸す。天音ゆゆみと烏哭禅だ。」
「天音ゆゆみ(あまねゆゆみ)です、ランク7位で隠密的ポジションです。」
「烏哭禅(うこくぜん)…10位、情報収集と捜査隊…だ。」
「私用でも使うことを許す、ただし何に使うしても成果はあげろ。」
「了解肝に銘じとくよ。」
さらにそこから意見交換が行われ。
俺は天音と烏哭と連絡先を交換して、崇に横に居ろと言われて一応ゲストとしてしっかり情報をもらった。
「OK……各リーダーズは全員意見を言ったな…まとめだ。これから一か月、Aクラスのガード体制に入る、しかし犬(警察)が動いてる事も忘れるな。作戦のコーディネーターは悠…」
「(俺かよ…)」
「異論のある奴は……立つな。」
ザッ…ザッ…
スッ…スッ…
崇を含めそこにいたすべての人間が立ち上がり。
「解散。」
一人また一人とアンダーグラウンドの闇から姿が消えていき、最後に外に出たのは俺と千夜に崇と天音と烏哭だった。
「………(言いすぎだこのヤローって言ったらきっと俺殺されるんだろうな…)」
「こっちが和辰千夜、西口のランク2位。ランク1の右腕だ。」
「……」
崇に肩を叩かれてガッチガッチに固まっているのがよくわかる。
「この二人に手伝いを頼む、こいつらの命令は俺の指示と思え。異論のある奴。」
スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ
上がった手は10本崇のまわりに座っている奴等全員が手を挙げる。
「好きな奴から異論を言え。」
「はい、西口の奴は何で氷室さんじゃ無いのですか?」
「薫は日本からしばらく離れるからだ。」
「西口はまだ、わかるけど秋葉の奴に頼る理由がわかりません。」
「あぁ、今まで一度も見たことない奴だしな。」
「そもそも、そいつにそこまで実力があると思えない。」
千夜はともかくどうやら俺は全く受け居られてないようだ。
「……どうする悠?」
「どうするって…気に入らないなら別に俺は降りる。」
俺は興味無く首を振る。
しかし、それが気に食わなかったのか椅子に座っていた奴らが全員立ち上がる。
「(悠、まずくねぇか?)」
「(明日の朝日は拝めないかもね)」
ポケットから手を抜いてゆっくり拳を握る。
「ふっ…なら、戦え。」
「あ?」
「俺も悠の実力を見てみたい。」
崇はサッと右手を挙げると椅子が一斉にかたずけられていき。
「誰がやりたい?」
「うちから出します。おい。」
グラサンを掛けた髭の男が手を誰かを呼ぶと下から金剛までとはいかないが中々高身長の筋肉マンが上がってくる。
「うっす」
「はぁ…やだな。」
俺と筋肉マンを残して全員が距離を置き
「始めろ。」
崇の一言と同時に筋肉マンは力任せと言わんばかりの勢いでドゴッ!!!っと拳を腹に放つ…
「終わったな。」
グラヒゲ(グラサン髭)がそう呟いた。
周りも頷いて祭りは終わったという空気の中
「あのさ…悪いけどこいつじゃ無理だぞ?」
「っ……何?」
位置的に千夜しか見えていないだろう、たしか悠は直撃を腹で拳を受けた。
しかし
本当にそれだけの事で一歩も後ろに下がることなく、寧ろ筋肉マンの方が押し負けて後ろに下がっている。
「ぅおら!!」
今度は同じように上から力任せに拳を振りおろしたが
プシッ…
指先一本でその拳を止める悠。
「無理だって…こんなテレフォンパンチじゃ避けるのも余裕だし、単純すぎる。」
すっ…パシッぶぉん!!
ズダアァン!!
指を外し筋肉マンの手首をもって片手で後ろに放り投げてやった。
「「「……!」」」「「「……?!」」」
一応驚いたらしく騒いでた奴らはダンマリになる。
「やるな…さっきの事は詫びよう。」
ヒゲグラが一歩前に出る。
「……おっさんもやるのか?」
「む…俺はまだ、34だ。」
「そりゃ、失礼。」
タンっタンっ…
シュ!シュ!シュ!
グラヒゲは上にいた奴だけあり、さっきの奴みたいに大ぶりのテレフォンパンチなんか出さなかった。
「っと…」
しっかりとガードを固めて、内側をえぐるように速い拳を打ち込んでくる。
「っとと…」
対して悠は天性のバランスとスピードで拳を防御した。
上半身をしなやかに振り、最小限のステップで嵐のような打撃を避け続ける。
「うぉおぉ!」
ビュ!ビュ!ビュ!ビュ!
三分間は続いたラッシュに悠は一切手を出さず。
避けながら拳を見つづけていた。
「よし…覚えた。」
「あっ?!」
キュキュ…パァン!!
その一言を呟くとほぼ同時にグラヒゲは拳を放っていて、悠の顔に確実当たる軌道を描いていた。
しかし、悠はほんのわずか、頭を後ろに下げるとグラヒゲの拳は鼻先で止まり。
それどころか悠の拳がグラヒゲのグラサンを粉々に砕いた。
「っ…」
「まだやる?」
悠はグラヒゲと同じように構えている所を見ると悠は動きをすべて真似たのだろうと千夜だけが気づき、グラヒゲは両手を挙げて首を振る。
「合格だ。」
ぱち…ぱち…と崇がてを叩き悠の肩を叩く。
「他に異論のある奴。」
…………
誰も何も言わない、どうやら一応は認められたわけだ。
「悠、お前に二つの部隊を貸す。天音ゆゆみと烏哭禅だ。」
「天音ゆゆみ(あまねゆゆみ)です、ランク7位で隠密的ポジションです。」
「烏哭禅(うこくぜん)…10位、情報収集と捜査隊…だ。」
「私用でも使うことを許す、ただし何に使うしても成果はあげろ。」
「了解肝に銘じとくよ。」
さらにそこから意見交換が行われ。
俺は天音と烏哭と連絡先を交換して、崇に横に居ろと言われて一応ゲストとしてしっかり情報をもらった。
「OK……各リーダーズは全員意見を言ったな…まとめだ。これから一か月、Aクラスのガード体制に入る、しかし犬(警察)が動いてる事も忘れるな。作戦のコーディネーターは悠…」
「(俺かよ…)」
「異論のある奴は……立つな。」
ザッ…ザッ…
スッ…スッ…
崇を含めそこにいたすべての人間が立ち上がり。
「解散。」
一人また一人とアンダーグラウンドの闇から姿が消えていき、最後に外に出たのは俺と千夜に崇と天音と烏哭だった。