-夏休み編-昼の顔と夜の顔(1)
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「……よし。」
バチン!!
両頬を思いっきり叩き、ジンと来る痛みが頭の奥をハッキリとさせて、全身がシャンとする。もう弱みは頭の奥に消えた。
「少しははすっきり?」
「すぅー…はぁ…あぁ、すっきりだ。今なら誰でも勝てそうなくらいに。」
「よかった。」
「っか、優日何でここに?小雪たちと打ち上げは?」
「悠がこっそり抜けるのが見えたから、私も真似しちゃった。」
「おいおい…」
「ご褒美あげてなかったし。ね、あれ本当ははじめから和辰さん達を仲良くさせようと動いたんでしょ?」
「ノーコメント」
音も無い~♪世界で~♪
携帯が鳴り出てみると千夜からで邪魔しちゃ悪いから俺は行く、夜にまたな。っと訳のわからない事を言われて切られた。
「っち…千夜め。」
「……?」
優日がどうかしたのと首を傾げる。
「…昼飯でも行く?」
「うん♪」
優日を一人にする訳にはいかないと昼飯に誘ってみた。
炎天下の中歩き回るのもだるい、なら適当な時間まで過ごす、これが一番だ。
……………
ファミレスで昼食をとり、後は時間を潰すつもりだったが…
優日が「夏休みだし遊びに行こう」と言ってすぐに出るはめになった。
ストーカーの事を忘れてない?と聞ける訳もなく俺は「了解」っとだけ言った。
「悠は普段どの辺で遊ぶ人?」
「普段秋葉か喧嘩しかしてない人」
「秋葉原か、私言ったことないかも。」
「行く?メイド喫茶から、喧嘩場(闘路)まで案内するぜ?」
「う~ん、今日は近場であそぼ、案内してこの辺」
「この辺の案内?いいけど、つまらないぞきっと…」
きっと楽しいっと言って何故かここらの案内をする事になった。
どこかリクエストは?って聞いたら、中学とか言われて本当に中学から今の高校それに散歩によく行く公園とかがみの神社残念ながら巫女姿のかがみには会えなかった……本当に案内になっていた。
-悠の家前-
「っで…最後にここが俺の家。」
「大きい家だね。」
「古いだけだ…上がってく?」
「もちろん。」
素直な事で…
俺は鍵を開けると飛び出てきたバロンに優日は最初驚いたが、動物好きなのだろうか中に入る前には既に仲良くなっていた。
-大広間-
「ふぅ…暑麦茶でいいか?」
「ありがと。」
優日の前に冷たい麦茶を置いてソファに掛けて一息つく…
「っか…優日その恰好熱くないのか?」
「えっ?」
一応夏向きに袖なしの服だが帽子の上からフードを被って顔を見えなくしている。
「慣れてるし。」
「そうか…」
慣れてるって事は本当に昔からこのスタイルって事だな。
「悠こそ、いつも長そで長ズボンだけど?」
「慣れてるから」
「あ、真似したね。」
「はは、真似した。」
そんな会話をしつつ、時間を見ると六時前になっていて俺は小雪が家に帰ってるかを連絡してみると帰っていたので優日を送って行った。
小雪にどこ行ってたの?と問い詰められそうになったがそれは優日に任せることにした、何しろ俺は一仕事して、さらにもう一仕事残ってるので多忙なんだから。
…………
-池袋駅(東口)-
夕方、崇に連絡を入れると今夜は都合がよく集会があるらしく、俺はそれに参加することになった、勿論千夜も連れて行く。
そして駅に迎えに来ると言って予定の時間ピッタリにメルセデスのRVが俺の前に止まり、窓が少しだけ開き「乗れよ」と無敗の王者がひゅっとつぶやく。
俺と千夜は一度顔を見合せて、メルセデスに乗り込み、王者の城に連れて行かれる。千夜はバイクで後ろから追いかけてくる。
もしBGМが流れるとしたらドナドナだろうな…。
…………
しばらく走った後車が止まり。
「降りろ」の一言でついた場所は特に人どうりがあるわけでもないビルとビルの間の様な場所だった。
崇は無言で歩いて行き、地下に続く階段を下りていく。
「冥界への入り口って感じだな」
「悠不気味な事いうなよ。」
少なからず緊張気味の千夜の肩を押して俺たちはアンダーグラウンドの闇の中に進んだ。
………
中はかなり広く、本来ここはライヴ等に使われているのだろう、観客がいるべき場所には数百人は居て、あたりを見ると照明などの設備が使われ。
前の一段高い場所、所謂舞台に崇を中央に左右に5人づつ腰かけていて、さらに全員の後ろに二人づつ護衛らしき人が立っている。
「っ…」
「……」
空気が重たすぎる、これだけの人数がいて誰一人騒がず、まるで黙祷中のように独特の空間を作り上げている。
「さて…もちろん今回集まってもらった理由はわかるな?」
崇はこの空間が凍るのでは無いかと錯覚するような氷の声で話しだす。
「最近、ここらを荒してる奴をいい加減どうにかする。」
「ボス。その件は前に話して…」
パンっ…
ドサッ…
崇の後ろの男が喋ると同時にその男は倒れた。
「勝手に喋るな。つづける…」
崇は何事も無いように話を続ける。
「(…なぁ、今何があった?)」
「(今倒れた男の顎に崇が一撃いれた。)」
「(はぁ?いつ?)」
「([その件は前に]の[に]位に綺麗なアッパーが入った、俺も完璧に捉えたわけじゃ無いけどな…)」
「(マジかよ…)」
互いにギリッギリッ声が拾える程度の音量で耳打ちしていると
「そして、今回の仕事を手伝って貰う男を紹介する。小鳥遊悠と和辰千夜だ。」
ざわっ…
崇が俺たちの方を見ると辺りの視線が一斉に俺たちを射抜く…
「前に来てくれ。」
氷の王様の命令に俺と千夜は殺気の視線の中を歩いて、王様のおひざ元に移動する。
…………
バチン!!
両頬を思いっきり叩き、ジンと来る痛みが頭の奥をハッキリとさせて、全身がシャンとする。もう弱みは頭の奥に消えた。
「少しははすっきり?」
「すぅー…はぁ…あぁ、すっきりだ。今なら誰でも勝てそうなくらいに。」
「よかった。」
「っか、優日何でここに?小雪たちと打ち上げは?」
「悠がこっそり抜けるのが見えたから、私も真似しちゃった。」
「おいおい…」
「ご褒美あげてなかったし。ね、あれ本当ははじめから和辰さん達を仲良くさせようと動いたんでしょ?」
「ノーコメント」
音も無い~♪世界で~♪
携帯が鳴り出てみると千夜からで邪魔しちゃ悪いから俺は行く、夜にまたな。っと訳のわからない事を言われて切られた。
「っち…千夜め。」
「……?」
優日がどうかしたのと首を傾げる。
「…昼飯でも行く?」
「うん♪」
優日を一人にする訳にはいかないと昼飯に誘ってみた。
炎天下の中歩き回るのもだるい、なら適当な時間まで過ごす、これが一番だ。
……………
ファミレスで昼食をとり、後は時間を潰すつもりだったが…
優日が「夏休みだし遊びに行こう」と言ってすぐに出るはめになった。
ストーカーの事を忘れてない?と聞ける訳もなく俺は「了解」っとだけ言った。
「悠は普段どの辺で遊ぶ人?」
「普段秋葉か喧嘩しかしてない人」
「秋葉原か、私言ったことないかも。」
「行く?メイド喫茶から、喧嘩場(闘路)まで案内するぜ?」
「う~ん、今日は近場であそぼ、案内してこの辺」
「この辺の案内?いいけど、つまらないぞきっと…」
きっと楽しいっと言って何故かここらの案内をする事になった。
どこかリクエストは?って聞いたら、中学とか言われて本当に中学から今の高校それに散歩によく行く公園とかがみの神社残念ながら巫女姿のかがみには会えなかった……本当に案内になっていた。
-悠の家前-
「っで…最後にここが俺の家。」
「大きい家だね。」
「古いだけだ…上がってく?」
「もちろん。」
素直な事で…
俺は鍵を開けると飛び出てきたバロンに優日は最初驚いたが、動物好きなのだろうか中に入る前には既に仲良くなっていた。
-大広間-
「ふぅ…暑麦茶でいいか?」
「ありがと。」
優日の前に冷たい麦茶を置いてソファに掛けて一息つく…
「っか…優日その恰好熱くないのか?」
「えっ?」
一応夏向きに袖なしの服だが帽子の上からフードを被って顔を見えなくしている。
「慣れてるし。」
「そうか…」
慣れてるって事は本当に昔からこのスタイルって事だな。
「悠こそ、いつも長そで長ズボンだけど?」
「慣れてるから」
「あ、真似したね。」
「はは、真似した。」
そんな会話をしつつ、時間を見ると六時前になっていて俺は小雪が家に帰ってるかを連絡してみると帰っていたので優日を送って行った。
小雪にどこ行ってたの?と問い詰められそうになったがそれは優日に任せることにした、何しろ俺は一仕事して、さらにもう一仕事残ってるので多忙なんだから。
…………
-池袋駅(東口)-
夕方、崇に連絡を入れると今夜は都合がよく集会があるらしく、俺はそれに参加することになった、勿論千夜も連れて行く。
そして駅に迎えに来ると言って予定の時間ピッタリにメルセデスのRVが俺の前に止まり、窓が少しだけ開き「乗れよ」と無敗の王者がひゅっとつぶやく。
俺と千夜は一度顔を見合せて、メルセデスに乗り込み、王者の城に連れて行かれる。千夜はバイクで後ろから追いかけてくる。
もしBGМが流れるとしたらドナドナだろうな…。
…………
しばらく走った後車が止まり。
「降りろ」の一言でついた場所は特に人どうりがあるわけでもないビルとビルの間の様な場所だった。
崇は無言で歩いて行き、地下に続く階段を下りていく。
「冥界への入り口って感じだな」
「悠不気味な事いうなよ。」
少なからず緊張気味の千夜の肩を押して俺たちはアンダーグラウンドの闇の中に進んだ。
………
中はかなり広く、本来ここはライヴ等に使われているのだろう、観客がいるべき場所には数百人は居て、あたりを見ると照明などの設備が使われ。
前の一段高い場所、所謂舞台に崇を中央に左右に5人づつ腰かけていて、さらに全員の後ろに二人づつ護衛らしき人が立っている。
「っ…」
「……」
空気が重たすぎる、これだけの人数がいて誰一人騒がず、まるで黙祷中のように独特の空間を作り上げている。
「さて…もちろん今回集まってもらった理由はわかるな?」
崇はこの空間が凍るのでは無いかと錯覚するような氷の声で話しだす。
「最近、ここらを荒してる奴をいい加減どうにかする。」
「ボス。その件は前に話して…」
パンっ…
ドサッ…
崇の後ろの男が喋ると同時にその男は倒れた。
「勝手に喋るな。つづける…」
崇は何事も無いように話を続ける。
「(…なぁ、今何があった?)」
「(今倒れた男の顎に崇が一撃いれた。)」
「(はぁ?いつ?)」
「([その件は前に]の[に]位に綺麗なアッパーが入った、俺も完璧に捉えたわけじゃ無いけどな…)」
「(マジかよ…)」
互いにギリッギリッ声が拾える程度の音量で耳打ちしていると
「そして、今回の仕事を手伝って貰う男を紹介する。小鳥遊悠と和辰千夜だ。」
ざわっ…
崇が俺たちの方を見ると辺りの視線が一斉に俺たちを射抜く…
「前に来てくれ。」
氷の王様の命令に俺と千夜は殺気の視線の中を歩いて、王様のおひざ元に移動する。
…………