-夏休み編-昼の顔と夜の顔(1)
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三人からここに来るまでの話を聞き…一応互いの自己紹介もすまし。
「成程、千夜の足はその時いったのか…はは、月美ちゃんに怪我が無くてよかったよかった。」
俺はソファに掛ける三人の前にお茶を置いて行く。
「笑い事じゃねぇぞ、危うく轢きかけたんだからな。」
「月美ちゃん轢いてたら俺が千夜をミンチにしてるよ。」
悠は月美の頭をやさしく撫でながら千夜をみる。
「その、さっきは本当にすまなかった。」
亮は申し訳なさそうに千夜に頭を下げる。
「ふん、何べんも頭下げんなうぜぇし。済んだことだ。」
無愛想だが千夜は口早にそう告げて右へ左へと動きまわるバロンを眼で追う。
「あの…おにーさん本当にごめむぎゅ」
「言ったろ、もぉいい、子供が何べんも謝るなうぜぇ…」
千夜の前に行き、謝ろうとした月美の口を指で塞ぐ。
「さてさて…所で亮何しに来たんだ?」
「何って…鍛錬の日だろ今日は?」
「あ…忘れてた。」
「おい…」
「悪い、亮しばらく家で鍛錬は抜きの方向で…」
俺は両手を合わせて頭を下げる。
「理由は?」
「言えない。」
「おい…。」
「どうでもいいがこっちも呼び出された要件聞きたいんだが?」
「んっ…あぁ、っー訳だ亮悪いけど暫くは無の方向で頼むよ。」
亮は少しムッとした目で俺を見て。
「おい、待てよ。悠、まさかそいつには話せて俺には話せないのか?」
「え…あーいや…ふむ、弱ったな。」
「るせぇな…悠は用事があるってんだろさっさと帰れよ。」
「なんだと?」
「なんだ?」
亮と千夜は俺を間に挟んで立ち上がりにらみ合う。
「あー止めろ、止めろ。」
こいつら実は食い合わせが悪いのか?掴み合いになる前に二人の肩を掴んで座らせる。
「……よし、よし、わかった。亮。話す代わりに協力してもらうぞ?いいな?」
「当たり前だ馬鹿。」
「ふん…なら用件を言ってもらうぞ。」
俺は亮と千夜に小雪の件を話した、そして……
「なるほど、要はストーカーを捕まえるわけだな。」
亮は麦茶を一気に飲み干して俺を見る。
「そんな楽な話じゃねーよ、これは白くない灰色だしかも黒に近いな。」
「その通り、警察は使わない。あくまでも個人で動き捕まえる。」
「はぁ…俺は依頼の手伝いで悠に着けと氷室さんにいわれてんだがな…」
「氷室さんはお貸ししますって言ったから好きに使っていいって事だろ?それとも嫌か?」
「まっ、親友として手伝ってやる。」
「ふふ、助かるよ。」
ふっと笑う千夜に俺は同じように笑って返す。
「……やけに仲が良いな。」
亮が何故か眼を細めて俺を見る…
「どうでもいいが、この後はどうするつもりだ?」
千夜がこの先の予定を聞く。
「えっ?ああ、今日の予定としては小雪と優日にこの事を話して解散のつもりだ…(千夜、夜は崇のとこ行くぞ。)」
「(わかった。)なら、さっさと行動するぞ。」
「そうだな、ちょっと小雪に電話してくる……くれぐれも仲良くしとけよ。」
「「わかってる!」」
本当に大丈夫かと不安になりつつ二階に置いたままの携帯を取りに行く……
「……」「……」
「依頼の手伝いってなんだ?」
「お前には関係ない。」
「っ…お前じゃない岡崎亮だ!」
「さっき聞いた。とりあえず岡崎、俺はお前の事を認めてないからな。」
「なんだと!」
再び一触即発の空気の中
「も~ふたりとも仲良くってゆうにぃに言われたでしょ?」
「月美…」
「チビ…」
月美は必死に二人の間に入って止めようとする。
「それと私は月美だよ、千夜おにーちゃん。」
「……ふっ、そうだったな、月美。」
千夜は首を軽く振って月美の頭をポンっとしてソファに掛ける。
「亮にぃもね?」
「…わかったよ。」
………
‐悠の部屋‐
ぷるる…ぷるる…がちゃ…
[もしもし小鳥君?]
「おう、小雪今家か?」
[ううん、学校に来てるかな。]
「学校?何で?」
[えーと、朝小鳥君が帰った後彩ちゃんが来
て…]
「ちょい待て、その話長いか?」
[えと…長いかな?]
「よし、ならいい。優日は一緒か?」
[うん、ちゃんと一緒にいるよ]
「OK、なら今後の話がある。」
[優日ちゃんと今後の?……もしかして!!!結納とか?]
「アホか、ストーカーの件だ。」
[あっ!あーそっちのことかな、少し驚いちゃったかな]
いかん、こいつと話してると日が暮れると思い。
「今からそっちに行くから待ってろ。」
[えと、場所わかるのかな?]
「稲葉に聞いたことあるじゃあな。」
電話を切り、亮と千夜に移動することを伝えに降りた。
微妙に亮の機嫌が悪い気がしたが…とりあえず触れないでおいた。
………
小雪は何故か学校に居るので会いに行くために出たが千夜はバイクで行くと言って月美ちゃんを後ろに乗せて先に行き、俺と亮はのんびりと歩いて行くことにした。
「悠…あいつは信用できるのか?」
「千夜のことか?大丈夫。口も悪いし手も早いけど根はいい奴だよ。っかそれは亮も気づいてんだろ?」
「……まぁ、月美にはやさしいな…」
「あれで案外子供好きらしいぞ。ただその代わり同世代とのウマが合いにくいらしい。」
「そうなのか…?」
「俺も昨日知り合って昨日聞いた話だけどな…ベラベラ話す事じゃないけど本々千夜は…」
「待て、悠。そう言う事は本人から聞く、話さなくていい。」
「…俺亮のそう言うところ買ってるぜ。」
悠は猫のような八重歯を見せて笑う…
「…お前って本当にズルイよなその笑顔…」
「何か言ったか?」
「何にも言ってねぇよ。」
亮はベシッと俺のでこを叩いて歩いて行く。
「成程、千夜の足はその時いったのか…はは、月美ちゃんに怪我が無くてよかったよかった。」
俺はソファに掛ける三人の前にお茶を置いて行く。
「笑い事じゃねぇぞ、危うく轢きかけたんだからな。」
「月美ちゃん轢いてたら俺が千夜をミンチにしてるよ。」
悠は月美の頭をやさしく撫でながら千夜をみる。
「その、さっきは本当にすまなかった。」
亮は申し訳なさそうに千夜に頭を下げる。
「ふん、何べんも頭下げんなうぜぇし。済んだことだ。」
無愛想だが千夜は口早にそう告げて右へ左へと動きまわるバロンを眼で追う。
「あの…おにーさん本当にごめむぎゅ」
「言ったろ、もぉいい、子供が何べんも謝るなうぜぇ…」
千夜の前に行き、謝ろうとした月美の口を指で塞ぐ。
「さてさて…所で亮何しに来たんだ?」
「何って…鍛錬の日だろ今日は?」
「あ…忘れてた。」
「おい…」
「悪い、亮しばらく家で鍛錬は抜きの方向で…」
俺は両手を合わせて頭を下げる。
「理由は?」
「言えない。」
「おい…。」
「どうでもいいがこっちも呼び出された要件聞きたいんだが?」
「んっ…あぁ、っー訳だ亮悪いけど暫くは無の方向で頼むよ。」
亮は少しムッとした目で俺を見て。
「おい、待てよ。悠、まさかそいつには話せて俺には話せないのか?」
「え…あーいや…ふむ、弱ったな。」
「るせぇな…悠は用事があるってんだろさっさと帰れよ。」
「なんだと?」
「なんだ?」
亮と千夜は俺を間に挟んで立ち上がりにらみ合う。
「あー止めろ、止めろ。」
こいつら実は食い合わせが悪いのか?掴み合いになる前に二人の肩を掴んで座らせる。
「……よし、よし、わかった。亮。話す代わりに協力してもらうぞ?いいな?」
「当たり前だ馬鹿。」
「ふん…なら用件を言ってもらうぞ。」
俺は亮と千夜に小雪の件を話した、そして……
「なるほど、要はストーカーを捕まえるわけだな。」
亮は麦茶を一気に飲み干して俺を見る。
「そんな楽な話じゃねーよ、これは白くない灰色だしかも黒に近いな。」
「その通り、警察は使わない。あくまでも個人で動き捕まえる。」
「はぁ…俺は依頼の手伝いで悠に着けと氷室さんにいわれてんだがな…」
「氷室さんはお貸ししますって言ったから好きに使っていいって事だろ?それとも嫌か?」
「まっ、親友として手伝ってやる。」
「ふふ、助かるよ。」
ふっと笑う千夜に俺は同じように笑って返す。
「……やけに仲が良いな。」
亮が何故か眼を細めて俺を見る…
「どうでもいいが、この後はどうするつもりだ?」
千夜がこの先の予定を聞く。
「えっ?ああ、今日の予定としては小雪と優日にこの事を話して解散のつもりだ…(千夜、夜は崇のとこ行くぞ。)」
「(わかった。)なら、さっさと行動するぞ。」
「そうだな、ちょっと小雪に電話してくる……くれぐれも仲良くしとけよ。」
「「わかってる!」」
本当に大丈夫かと不安になりつつ二階に置いたままの携帯を取りに行く……
「……」「……」
「依頼の手伝いってなんだ?」
「お前には関係ない。」
「っ…お前じゃない岡崎亮だ!」
「さっき聞いた。とりあえず岡崎、俺はお前の事を認めてないからな。」
「なんだと!」
再び一触即発の空気の中
「も~ふたりとも仲良くってゆうにぃに言われたでしょ?」
「月美…」
「チビ…」
月美は必死に二人の間に入って止めようとする。
「それと私は月美だよ、千夜おにーちゃん。」
「……ふっ、そうだったな、月美。」
千夜は首を軽く振って月美の頭をポンっとしてソファに掛ける。
「亮にぃもね?」
「…わかったよ。」
………
‐悠の部屋‐
ぷるる…ぷるる…がちゃ…
[もしもし小鳥君?]
「おう、小雪今家か?」
[ううん、学校に来てるかな。]
「学校?何で?」
[えーと、朝小鳥君が帰った後彩ちゃんが来
て…]
「ちょい待て、その話長いか?」
[えと…長いかな?]
「よし、ならいい。優日は一緒か?」
[うん、ちゃんと一緒にいるよ]
「OK、なら今後の話がある。」
[優日ちゃんと今後の?……もしかして!!!結納とか?]
「アホか、ストーカーの件だ。」
[あっ!あーそっちのことかな、少し驚いちゃったかな]
いかん、こいつと話してると日が暮れると思い。
「今からそっちに行くから待ってろ。」
[えと、場所わかるのかな?]
「稲葉に聞いたことあるじゃあな。」
電話を切り、亮と千夜に移動することを伝えに降りた。
微妙に亮の機嫌が悪い気がしたが…とりあえず触れないでおいた。
………
小雪は何故か学校に居るので会いに行くために出たが千夜はバイクで行くと言って月美ちゃんを後ろに乗せて先に行き、俺と亮はのんびりと歩いて行くことにした。
「悠…あいつは信用できるのか?」
「千夜のことか?大丈夫。口も悪いし手も早いけど根はいい奴だよ。っかそれは亮も気づいてんだろ?」
「……まぁ、月美にはやさしいな…」
「あれで案外子供好きらしいぞ。ただその代わり同世代とのウマが合いにくいらしい。」
「そうなのか…?」
「俺も昨日知り合って昨日聞いた話だけどな…ベラベラ話す事じゃないけど本々千夜は…」
「待て、悠。そう言う事は本人から聞く、話さなくていい。」
「…俺亮のそう言うところ買ってるぜ。」
悠は猫のような八重歯を見せて笑う…
「…お前って本当にズルイよなその笑顔…」
「何か言ったか?」
「何にも言ってねぇよ。」
亮はベシッと俺のでこを叩いて歩いて行く。