-夏休み編-昼の顔と夜の顔(1)
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‐小鳥遊家‐
家に着きマリオ達とバロンに餌をやり、シャワー浴びて、服を着替えてとを自己最速で終わらせて、頼れる警察に電話をかけた。
ぷるる…ぷるる…がちゃ…
[朝から何だ。]
機嫌が良いという言葉を知らないと思うほどの不機嫌な声。
「よぅ、昨日のストーカーが動いた。」
[……今そっちに構えねぇ110に電話しろ。]
「何かあったのか?」
柏が嫌味を言わないって事は何か余力が無いのか自分の没頭してる何かがある時の癖みたいな物だ。
[普通に仕事だ。]
「そうか…わかった。」
[どうせ俺に電話してきたって事は、ハナッから白く動く気ないだろ?]
「……まぁな」
「ふん、いつかお前に錠掛けてやる。動くなら俺は止めないが何かあって俺に関わったら問答無用でしょっぴくからな。」
ブッ……
返事を返す前に電話は荒々しく切られる。
「ふむ…柏が無理なら……」
ピッピッと次の相手に電話を掛ける
ぷるる…ぷるる…ぷるがちゃ…
[はい、もしもし、悠?朝からめずらしいわね。]
「よぅ、稲葉。いきなりだけど少しいいか?」
[要件次第ね。]
「小雪の件だ。」
[雪?相談の事?]
「ああ、それでな…」
手短にかつわかりやすく現状と事態を稲葉に伝える。
[へぇ…優日がストーカーに会ってたの…初耳だわ。]
「優日の事は知ってんだな?」
[そりゃそうよ、どうせ悠の事だからいきなり帽子取ったりしたでしょうから見たと思うけど優日の眼凄いでしょ?]
「………あぁ」
悔しい事にまったく反論できなかったので一言だけ返事をした。
[あの眼、女の私から見ても虜になりそうだったもの。]
「(納得できる。)で、優日の事は兎も角、少し力を貸してくれないか?」
[…新しい貸しを作りたいんだけど…私も今ちょっと別の問題があるから無理だわ。]
「そうか……どんな問題だ?」
[それが…夏コミ新刊が急がないと間に合わないのよ。]
「うぉぃ!!」
[クスクス、だから今回はごめんなさいね、じゃ…]
「おい稲葉、手が必要なら…」
[クス、悠はほんと空気読まないわね…私は大丈夫よ。それより小雪と優日のことお願いね。]
「……そうだな。じゃ…」
「ええ。」
ぷっ…
稲葉も無理かなら後、頼れるのは…
金剛…は柏に着いてるから無理だろ…
摩耶…は明日には中国…
氷室…も同じ…
…………
「あれ…もしかして今俺非常にまずくないか…」
ヤバい…柏か稲葉が居たら頼りになったのに、このままじゃ昨日の二の前だ…
考えろ。普段使わない分頭をフル回転させる。
「………………よし…まずは…」
状況整理と現状の把握だ。
自室に駆け上がりそこらにあった紙とペンを拾い、机の上の物を適当にどかし。
現在の状況
1・優日がストーカーにあっているこれは確定。
2・小雪の家に泊ったのにばれたって事は何処かで見られた(つけられていた)。
3・すでに付きまとい行為と脅迫行為に出ていることも確定。
4・指紋は残っていないだろうが物的証拠の確保も完了。
「大まかにはこれだな、よし…いける。だいぶ頭が回ってきた。」
パターンその1
A・証拠の紙を持って警察に届ける。
「いや…これじゃ駄目だ。柏なら適当にこじつけてくれるけど、今のままじゃ結局見回りだけだ…」
紙に大きく×をつけ。
パターンその2
B・優日がつけられてるのは事実。なら一人で歩かせてストーカーをおびき出す。
「駄目だ、万が一の事があって危険すぎる。」
再び大きく×をつけ。
「焦るなよ、焦る必要はない。もっと視野を広げて考えろ…何が足りなくて何が必要なピースかを…」
警察→証拠不足→見回り程度×
犯人→優日をつけている→時間帯は不規則だが何処かで必ず付けている(重要)→優日を餌にする→身の危険有り×
チャートを確認しつつ…
「そうか!これだ!」
犯人は一日のうち一度必ず何処かでつけてくる→優日に傍に誰かをつけて行動させる+それを遠くから見張らせる→A・B
A犯人が何かしらの行動に出る→直接的ならその場で捕獲→警察に突き出す。
B間接的なら見張らせる奴に証拠を確実に手に入れさせ→警察に突き出す。
「だが…この場合は少なくとも腕が立つ護衛一人に見張り役に最低3名は人がいる。」
さらに深く言えば傍に居るのも同じやつではダメ。優日が息苦しくなるし犯人にも警戒される。傍につけるのは良くて三日に一回。そして、見張りの方が重要だ。四六時中監視させるのはダメだ、優日にもプライベートがある。そして絶対に優日にばれてもいけない。
当たり前だが犯人にも気付かれたらいけない。証拠を押さえられる腕も重要。
「よし、これで…とりあえず教やることの最後の整理だ。」
1・まずは人集め条件
A腕が立つ
B優日が知らない人間
C行動力と暗躍に優れる
D信用のできるやつ
2・小雪と優日の安全確
3・証拠捕獲の準備
「けっこう…難しいな2と3はどうにか出来そうだけど……1がな…」
思考を停止させるな…考えろ……
「何事もリスクは掛かるか。よし……まずはアイツに働いてもらおう。」
くっくっくと悪人な笑い方で携帯を開き電話を掛ける…
…………
‐小雪の家‐
「おー!美味い、雪は相変わらず。料理うまいな!」
「ほんとに、雪のごはんおいしいよ。」
豆腐とわかめの味噌汁
炊き立てのご飯
鰆のみそ焼き
ほうれん草のおひたし
人参ときゅうりの酢の物
カットオレンジ
かなり豪華で栄養も完璧のメニューを朝から作った小雪。
「えへへ、そう言われるとうれしいかな♪彩ちゃんおかわりは?」
「おー!たのむぜ。それにしても優日が雪家泊まってたんだな。」
悠が帰ったので小雪は同マンションに住む友人の火口彩を朝食に呼ぶと彩はすぐ行くと言って本当に驚く速さで来たのだ。
「うん。ちょっと泊めてもらったんだ。」
「昨日は楽しかったんだよ。」
小雪は多めに盛ったご飯を彩に渡す。
「お、ありがと。私も呼んでくれよなー、すぐ飛んできたのに。」
「ごめんねー、昨日小鳥君が来たから驚いちゃって彩ちゃんの事忘れてたかな。」
「そかー小鳥遊が来てたのか…………えっ?」
「あ、彩も悠の事知ってるんだね。」
「!、ゆう?!」
「うん、彩ちゃんも稲葉ちゃんも知ってるよ。」
「そうなんだ、悠って本当にいろんな人と友達だね。」
「えっ?えっ??何で優日が小鳥遊の事ゆうって…いやそれより来て立って?」
彩は???と頭に浮かべ、優日をみたり小雪を見たりとキョロキョロしている。
……………
家に着きマリオ達とバロンに餌をやり、シャワー浴びて、服を着替えてとを自己最速で終わらせて、頼れる警察に電話をかけた。
ぷるる…ぷるる…がちゃ…
[朝から何だ。]
機嫌が良いという言葉を知らないと思うほどの不機嫌な声。
「よぅ、昨日のストーカーが動いた。」
[……今そっちに構えねぇ110に電話しろ。]
「何かあったのか?」
柏が嫌味を言わないって事は何か余力が無いのか自分の没頭してる何かがある時の癖みたいな物だ。
[普通に仕事だ。]
「そうか…わかった。」
[どうせ俺に電話してきたって事は、ハナッから白く動く気ないだろ?]
「……まぁな」
「ふん、いつかお前に錠掛けてやる。動くなら俺は止めないが何かあって俺に関わったら問答無用でしょっぴくからな。」
ブッ……
返事を返す前に電話は荒々しく切られる。
「ふむ…柏が無理なら……」
ピッピッと次の相手に電話を掛ける
ぷるる…ぷるる…ぷるがちゃ…
[はい、もしもし、悠?朝からめずらしいわね。]
「よぅ、稲葉。いきなりだけど少しいいか?」
[要件次第ね。]
「小雪の件だ。」
[雪?相談の事?]
「ああ、それでな…」
手短にかつわかりやすく現状と事態を稲葉に伝える。
[へぇ…優日がストーカーに会ってたの…初耳だわ。]
「優日の事は知ってんだな?」
[そりゃそうよ、どうせ悠の事だからいきなり帽子取ったりしたでしょうから見たと思うけど優日の眼凄いでしょ?]
「………あぁ」
悔しい事にまったく反論できなかったので一言だけ返事をした。
[あの眼、女の私から見ても虜になりそうだったもの。]
「(納得できる。)で、優日の事は兎も角、少し力を貸してくれないか?」
[…新しい貸しを作りたいんだけど…私も今ちょっと別の問題があるから無理だわ。]
「そうか……どんな問題だ?」
[それが…夏コミ新刊が急がないと間に合わないのよ。]
「うぉぃ!!」
[クスクス、だから今回はごめんなさいね、じゃ…]
「おい稲葉、手が必要なら…」
[クス、悠はほんと空気読まないわね…私は大丈夫よ。それより小雪と優日のことお願いね。]
「……そうだな。じゃ…」
「ええ。」
ぷっ…
稲葉も無理かなら後、頼れるのは…
金剛…は柏に着いてるから無理だろ…
摩耶…は明日には中国…
氷室…も同じ…
…………
「あれ…もしかして今俺非常にまずくないか…」
ヤバい…柏か稲葉が居たら頼りになったのに、このままじゃ昨日の二の前だ…
考えろ。普段使わない分頭をフル回転させる。
「………………よし…まずは…」
状況整理と現状の把握だ。
自室に駆け上がりそこらにあった紙とペンを拾い、机の上の物を適当にどかし。
現在の状況
1・優日がストーカーにあっているこれは確定。
2・小雪の家に泊ったのにばれたって事は何処かで見られた(つけられていた)。
3・すでに付きまとい行為と脅迫行為に出ていることも確定。
4・指紋は残っていないだろうが物的証拠の確保も完了。
「大まかにはこれだな、よし…いける。だいぶ頭が回ってきた。」
パターンその1
A・証拠の紙を持って警察に届ける。
「いや…これじゃ駄目だ。柏なら適当にこじつけてくれるけど、今のままじゃ結局見回りだけだ…」
紙に大きく×をつけ。
パターンその2
B・優日がつけられてるのは事実。なら一人で歩かせてストーカーをおびき出す。
「駄目だ、万が一の事があって危険すぎる。」
再び大きく×をつけ。
「焦るなよ、焦る必要はない。もっと視野を広げて考えろ…何が足りなくて何が必要なピースかを…」
警察→証拠不足→見回り程度×
犯人→優日をつけている→時間帯は不規則だが何処かで必ず付けている(重要)→優日を餌にする→身の危険有り×
チャートを確認しつつ…
「そうか!これだ!」
犯人は一日のうち一度必ず何処かでつけてくる→優日に傍に誰かをつけて行動させる+それを遠くから見張らせる→A・B
A犯人が何かしらの行動に出る→直接的ならその場で捕獲→警察に突き出す。
B間接的なら見張らせる奴に証拠を確実に手に入れさせ→警察に突き出す。
「だが…この場合は少なくとも腕が立つ護衛一人に見張り役に最低3名は人がいる。」
さらに深く言えば傍に居るのも同じやつではダメ。優日が息苦しくなるし犯人にも警戒される。傍につけるのは良くて三日に一回。そして、見張りの方が重要だ。四六時中監視させるのはダメだ、優日にもプライベートがある。そして絶対に優日にばれてもいけない。
当たり前だが犯人にも気付かれたらいけない。証拠を押さえられる腕も重要。
「よし、これで…とりあえず教やることの最後の整理だ。」
1・まずは人集め条件
A腕が立つ
B優日が知らない人間
C行動力と暗躍に優れる
D信用のできるやつ
2・小雪と優日の安全確
3・証拠捕獲の準備
「けっこう…難しいな2と3はどうにか出来そうだけど……1がな…」
思考を停止させるな…考えろ……
「何事もリスクは掛かるか。よし……まずはアイツに働いてもらおう。」
くっくっくと悪人な笑い方で携帯を開き電話を掛ける…
…………
‐小雪の家‐
「おー!美味い、雪は相変わらず。料理うまいな!」
「ほんとに、雪のごはんおいしいよ。」
豆腐とわかめの味噌汁
炊き立てのご飯
鰆のみそ焼き
ほうれん草のおひたし
人参ときゅうりの酢の物
カットオレンジ
かなり豪華で栄養も完璧のメニューを朝から作った小雪。
「えへへ、そう言われるとうれしいかな♪彩ちゃんおかわりは?」
「おー!たのむぜ。それにしても優日が雪家泊まってたんだな。」
悠が帰ったので小雪は同マンションに住む友人の火口彩を朝食に呼ぶと彩はすぐ行くと言って本当に驚く速さで来たのだ。
「うん。ちょっと泊めてもらったんだ。」
「昨日は楽しかったんだよ。」
小雪は多めに盛ったご飯を彩に渡す。
「お、ありがと。私も呼んでくれよなー、すぐ飛んできたのに。」
「ごめんねー、昨日小鳥君が来たから驚いちゃって彩ちゃんの事忘れてたかな。」
「そかー小鳥遊が来てたのか…………えっ?」
「あ、彩も悠の事知ってるんだね。」
「!、ゆう?!」
「うん、彩ちゃんも稲葉ちゃんも知ってるよ。」
「そうなんだ、悠って本当にいろんな人と友達だね。」
「えっ?えっ??何で優日が小鳥遊の事ゆうって…いやそれより来て立って?」
彩は???と頭に浮かべ、優日をみたり小雪を見たりとキョロキョロしている。
……………