-夏休み編-昼の顔と夜の顔(1)
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「……」「……」
「……」「……」
見つめ会って数十秒…
「はふ……」
「ふぅ……」
互いに…何となく満足できたのでゆっくりと視線を戻してため息を吐く…
「あの…小鳥遊さん」
「何?」
「私も酔ったつもりで聞いて良いですか?」
「どうぞ…」
「私と…友達になって下れませんか?」
「え?」
「私…昔からこんな何で男の人って友達少ないんですよ…」
「……」
「…ダメっ…ですか?」
俺は初めて告白された小学生みたいにあわててしまった。
「……友達なんてそう思ったらそれで友達だろ。いちいち口で言わなくていい。」
「…あはは、素敵だね。あっ…」
「良いよ、俺は敬語より。普通に話される方が好きだし。」
「ありがと…あの、あと…」
「悠でいい」
「!?…本当になんでも分るんだね。私も優日でいいよ。悠…」
「わかった。優日…」
コッ…と冷酒の小瓶とチューハイ缶を軽く当て合い。
0時過ぎまで飲んでいて酒がなくなったところで互いに休むことにして
俺はリビングのソファで休んだ、ふわふわと初めて酒を飲んで酔った時の事を思い出しつつ意識はゆっくり溶けていった………
…………
コッコッコッ……
「んっ…」
眼を開けると見知らぬ天井…
「あれ…ここは?それにいいにおい…」
米の炊ける匂い…
味噌汁の沸く熱気…
卵の焼ける音…
鈍りきった頭が何となく懐かしさを思い出す、バァさんとお袋が生きてた頃…
「あっ、小鳥君おはよー」
ピンクのエプロン姿でお玉を持った小雪がぐわっと目の前で笑う…
「………あぁ…昨日泊ったのか…」
のー天気な笑顔のおかげで懐かしさも引っ込んで、昨日の事を思い出せた…
「起きてないのかな?小鳥君、おはよー!」
「るせぇ…起きてるよ、朝から耳元で騒ぐなよ…。」
グッと腹に力を入れてソファから起上がり、ポケットから携帯を取り出しディスプレイを覗く…
7時30分…
「……あと五時間寝る。」
再びソファに横になり、すべてを忘れる事にしよう、7時30分?
冗談じゃない、平日でも8時30分のギリッギリまで眠るのにふざけるな…
「もー小鳥君!ご飯出来てるから、起きた起きた!!」
「俺は基本。朝飯は食わない主義だ…」
「駄目だよ!朝はちゃんと摂らないと大きくなれないかな。」
「鏡見て出直してこい……」
「は…人が気にしてる事をはっきりと…小鳥君朝はいじわるなのかな! 」
いい加減殴りそうになってきた、朝ここまで食いついて起こそうとしてくる奴は初めてかもしれない。
自分で言うのも何だが俺は寝起きの悪さなら世界一の自信がある…
「小鳥君!!」
「あ~わかった、わかった。起きるから騒ぐな小雪。」
「えっ…?小鳥君今…」
「何だよ?」
「今、小雪っていったのかな?」
「お前…昨日の事覚えてないのか?」
「??」
この面…完璧覚えて無いな…
「ならいい。」
ひょいっと立ち上がり、小雪の頭をパシパシと撫でて玄関の方に歩いて行く。
「あっ!ちょ、小鳥君どこ行くのかな!!」
「一旦帰る。」
「朝ごはんは!」
「いらん、朝飯食うと調子が出ない。」
トタトタトタと後ろからついてくる小雪を適当にあしらいつつ、昨日のあれを持って行く
途中で…
「あっ!」「おっ!」
顔を洗ってたのだろうか頭にタオルを乗せて顔を隠し、首にもタオルを掛けた優日にあい。
「おはよう、優日」
「おはよう、悠。帰るの?」
優日はちらりと手に持った荷物の方を見る。
「おう…ちょっとな。」
「うん…私どうしてたらいい?」
「小雪との行動厳守。もし何かあったら即連絡くれ。」
「わかった。」
「おやや?小鳥君と優日ちゃん仲良くなってる?」
「さぁな…じゃ。」
右手を振りながら部屋をでた、夏の匂いとまぶしい日差し…
クラっと来そうになるが歩き出した。
まずは自宅だと考えながら…
「……」「……」
見つめ会って数十秒…
「はふ……」
「ふぅ……」
互いに…何となく満足できたのでゆっくりと視線を戻してため息を吐く…
「あの…小鳥遊さん」
「何?」
「私も酔ったつもりで聞いて良いですか?」
「どうぞ…」
「私と…友達になって下れませんか?」
「え?」
「私…昔からこんな何で男の人って友達少ないんですよ…」
「……」
「…ダメっ…ですか?」
俺は初めて告白された小学生みたいにあわててしまった。
「……友達なんてそう思ったらそれで友達だろ。いちいち口で言わなくていい。」
「…あはは、素敵だね。あっ…」
「良いよ、俺は敬語より。普通に話される方が好きだし。」
「ありがと…あの、あと…」
「悠でいい」
「!?…本当になんでも分るんだね。私も優日でいいよ。悠…」
「わかった。優日…」
コッ…と冷酒の小瓶とチューハイ缶を軽く当て合い。
0時過ぎまで飲んでいて酒がなくなったところで互いに休むことにして
俺はリビングのソファで休んだ、ふわふわと初めて酒を飲んで酔った時の事を思い出しつつ意識はゆっくり溶けていった………
…………
コッコッコッ……
「んっ…」
眼を開けると見知らぬ天井…
「あれ…ここは?それにいいにおい…」
米の炊ける匂い…
味噌汁の沸く熱気…
卵の焼ける音…
鈍りきった頭が何となく懐かしさを思い出す、バァさんとお袋が生きてた頃…
「あっ、小鳥君おはよー」
ピンクのエプロン姿でお玉を持った小雪がぐわっと目の前で笑う…
「………あぁ…昨日泊ったのか…」
のー天気な笑顔のおかげで懐かしさも引っ込んで、昨日の事を思い出せた…
「起きてないのかな?小鳥君、おはよー!」
「るせぇ…起きてるよ、朝から耳元で騒ぐなよ…。」
グッと腹に力を入れてソファから起上がり、ポケットから携帯を取り出しディスプレイを覗く…
7時30分…
「……あと五時間寝る。」
再びソファに横になり、すべてを忘れる事にしよう、7時30分?
冗談じゃない、平日でも8時30分のギリッギリまで眠るのにふざけるな…
「もー小鳥君!ご飯出来てるから、起きた起きた!!」
「俺は基本。朝飯は食わない主義だ…」
「駄目だよ!朝はちゃんと摂らないと大きくなれないかな。」
「鏡見て出直してこい……」
「は…人が気にしてる事をはっきりと…小鳥君朝はいじわるなのかな! 」
いい加減殴りそうになってきた、朝ここまで食いついて起こそうとしてくる奴は初めてかもしれない。
自分で言うのも何だが俺は寝起きの悪さなら世界一の自信がある…
「小鳥君!!」
「あ~わかった、わかった。起きるから騒ぐな小雪。」
「えっ…?小鳥君今…」
「何だよ?」
「今、小雪っていったのかな?」
「お前…昨日の事覚えてないのか?」
「??」
この面…完璧覚えて無いな…
「ならいい。」
ひょいっと立ち上がり、小雪の頭をパシパシと撫でて玄関の方に歩いて行く。
「あっ!ちょ、小鳥君どこ行くのかな!!」
「一旦帰る。」
「朝ごはんは!」
「いらん、朝飯食うと調子が出ない。」
トタトタトタと後ろからついてくる小雪を適当にあしらいつつ、昨日のあれを持って行く
途中で…
「あっ!」「おっ!」
顔を洗ってたのだろうか頭にタオルを乗せて顔を隠し、首にもタオルを掛けた優日にあい。
「おはよう、優日」
「おはよう、悠。帰るの?」
優日はちらりと手に持った荷物の方を見る。
「おう…ちょっとな。」
「うん…私どうしてたらいい?」
「小雪との行動厳守。もし何かあったら即連絡くれ。」
「わかった。」
「おやや?小鳥君と優日ちゃん仲良くなってる?」
「さぁな…じゃ。」
右手を振りながら部屋をでた、夏の匂いとまぶしい日差し…
クラっと来そうになるが歩き出した。
まずは自宅だと考えながら…